JA:Comparison of life cycle concepts
建設中または使われなくなった建造物、ほとんど使用されていない地物などを表現するため、複数のアプローチが存在しますが、そのほとんどがまだ単なるアイデアや提案の段階であり、現時点ではどのレンダラーもそれらをサポートしていません。このページでは、問題の決着を容易にするために、全てのアプローチとそれぞれの長所と短所について列挙します。
なお、ここでは「直感的な」操作性といった主観的な議論は排除し、現行のレンダラーのサポートという点についても考慮しません。
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<ステータス>=yes 方式
参照:disused=*、Proposed features/Abandoned、Proposed features/vacant、その他 construction=yes のような類似の方式
提案状況:'abandoned(廃棄)'キーが提案されていましたが、現在、この提案は「放棄」されたものとみなされ、結論には至りませんでした。'vacant(空き家)'キーはまだ「ドラフト」の状態ですが、2010年中頃から議論が止まったままです。
長所:
- 他のタグも通常どおり追加できる。
短所:
- アプリケーションが当該タグをサポートしていない場合、地物は利用可能とみなされ、そのように表示されたり、ナビゲーションに利用されてしまう可能性がある。
- 名前の衝突の可能性: この方法を広く利用できるようにするには、新しい <ステータス> に他の既存のキーと同じ名前は使えない。
life_cycle=<ステータス> 方式
- 詳細は「Proposed_Features/Status」を参照
提案状況: 投票の結果、15対15で却下されました。
長所:
- 他のタグも通常どおり追加できる。
- アプリケーションが life_cycle=* さえサポートしていれば、将来新しい値が追加されてもトラブルが発生しない。
- キー名には life_cycle だけを追加すれば良く、<ステータス> を増やす際に名前の衝突を心配する必要がない。
短所:
- アプリケーションが当該タグをサポートしていない場合、地物は利用可能とみなされ、そのように表示されたり、ナビゲーションに利用されてしまう可能性がある。
<キー>=<ステータス> + <ステータス>=<値> 方式
参照: railway=disused、railway=abandoned、railway=preserved、highway=construction
長所:
- アプリケーションを混乱させることがない。(ただし、全ての highway=* を無差別に受け入れる方式のアプリケーションはこの限りでない。)
短所:
- 2つ以上の「メジャー」キー(例えば building=church + amenity=place_of_worship)を持つ地物を扱えない。
- <ステータス>=yes 方式以上の名前の衝突の可能性: この方法を広く利用できるようにするには、新しい <ステータス> キーに他の既存のキーや値と同じ名前は使えない。
<キー>-<ステータス>=<値> 方式
現時点で提案がないため、順序と区切り文字は変更が可能です。amenity-disused=pub、amenity-construction=school、was:highway=tertiary のような感じで使われるのではないかと思います。
長所:
- 全ての非「メジャー」タグを通常どおり追加できる。
- 既存のアプリケーションを混乱させない。
- 全ての既存のキーに同じ方法で適用が可能。
短所:
- 2つ以上の「メジャー」キーを持つ地物では、全てのキーを修正する必要がある。
- 単なるライフサイクル以上の概念を扱うのが難しい。
life_cycle リレーション 方式
提案状況: 提案は現在も「ドラフト」の段階ですが、2009年中頃から議論は進んでおらず、事実上「放棄」されたものとみなしても良いでしょう。
長所:
- 正しく利用すれば、アプリケーションを混乱させない。
- 使用可能時の地物に追加するのと同様に、全ての他のタグをリレーションに追加できる。
- リレーションの type の値には life_cycle だけが加えられ、幾つかのキー名に life_cycle のプレフィックスが付け加えられる。<ステータス> を増やす際に名前の衝突を心配する必要がない。
- 必要ならば、現在使用されている地物に歴史的・将来的な情報を追加することもできる。
短所:
- リレーションを使う必要がある。
- 明らかに「タグなし」のウェイにタグを付けてしまうような間違いを誘引する恐れがある。
関連のある概念
<タグ> : <年> - <年>
(この提案の目的は、このページの他の方式とは異なっています。この方法では現在の状態を記述することは全くできません。その代わり、地物の歴史を記述することが可能です。)
- amenity = school
- amenity:1944-1945 = hospital
- highway = pedestrian
- highway:1974- = pedestrian
- highway:1932-1974 =primary
- maxspeed = 30
- maxspeed:1957-1992 = 50
- name:1871-1933 = Kaiserstraße
- name:1933-1945 = Adolf-Hitler-Straße
- name:1945-1953 = Stalinstraße
- name:1953-1990 = Ernst-Thälmann-Straße
- name:1990- = Konrad-Adenauer-Straße
- ref:1932-1960 = R 96
- ref:1960-1990 = F 96
- ref:1990- = B 96
- surface = paved
- surface:1890-1927 = cobblestone
- surface:1927- = paved
注:このような長い歴史を持つ建物や道路は多くありません。