JA:順方向と逆方向・左側と右側

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Logo. 地物 : 順方向と逆方向・左側と右側
One example for 地物 : 順方向と逆方向・左側と右側
説明
ウェイに関する位置や方向を指定するために使用される。
タグ

*:forward=*, *:backward=*, *:left=*, *:right=*

道路やその他のウェイに詳細情報を追加するとき、移動方向やウェイの側の違いが重要になることがあります。このため、 OpenStreetMap で描かれるウェイの方向に依存する forward(順方向)、 backward(逆方向)、 left(左)、 right(右)の4つの用語を定義しています。

定義

順方向・逆方向や左・右の違いを知らせるために重要です。

forward と backward

forward と backward はウェイに関する方向を指定するものであり、ウェイの側を指定するものではありませんforward は OpenStreetMap でウェイが描かれた方向を意味し、 backward は逆方向を意味します。 oneway=yes タグは方向に依存する事物のよい例です。このタグがウェイに付与されると、 forward の方向(順方向)に一方通行になります。

left と right

left と right はウェイのを指定するものであり、ウェイの方向を指定するものではありませんleftforward 方向(上の定義を参照)に向かって道路の左側を意味し、 right は右側を意味します。

both

キーによって、 both はウェイの両(例えば sidewalk=*)を含んだり、(forward および backward の)両方向(例えば overtaking=*)を含んだりします。

タグ付け

キーの一部として

forward、backward、left、rightはよくタグのキー名前空間として使用されます。キーにコロンを追加して方向や側を指定する形で使用されます。

例:

値として

forward、backward、left、rightはタグのとして使用されることがあります。この場合、タグのキーに名前空間は追加されません。

例:

ウェイの方向の識別方法

iD

iD では、選択されたウェイの方向がウェイ上のノード間の中間位置に三角形で表示されます(なお、中間地点をクリックしたりドラッグしたりすると、選択されたウェイに新しいノードが追加されます)。さらに、 oneway=* タグを付けたウェイのみ方向が(ウェイ上の灰色の矢印で)表示されます。 oneway=-1 とタグ付けされた場合は矢印の向きが逆になります。

Potlatch 2

Potlatch 2 では、選択されたウェイは方向が表示されます。

  • Potlatch 2 では、選択されたウェイの方向がツールボックスに表示される。
    ... 右下隅のツールボックス内(選択されたウェイの方向を、最初と最後のノードから計算し、矢印が最後のノードの方向になるように回転して表示します)。
  • ... Potlatch 2 の拡張地図表示では、方向は小さい明るい灰色の矢印がウェイ上に表示されます。これはウェイが道路や線路や水路(他の同様のキーも含む)としてタグ付けされ、 oneway がタグ付けされていない場合のみ表示されます(理由は下記)。
  • ウェイが一方通行の道路としてタグ付けされると、常により大きな灰色の矢印が一方通行の方向を表示します(oneway=-1 とタグ付けされると、ウェイの逆方向になります)。

JOSM

JOSM では、選択されたウェイに矢印が表示されます。すべてのウェイに矢印を表示するには、メニューの設定表示設定ページ→[OSM データ]タブの[ウェイの向きを矢印で表示]にチェックを入れてください。

Merkaartor

Merkaartor では、表示メニューからウェイの方向表示を常に ON、常に OFF、一方通行のみと切り替えることができます。

osm.org におけるデータ表示

osm.org のデータ表示におけるウェイのノード一覧では、先頭のノードがウェイの開始ノードとなり、末尾のノードがウェイの終了ノードになるようにそれぞれ並べられます。way ウェイのデータ表示の例データレイヤーはこのようなページを表示するのに便利です。

関連項目