JA:Tag:highway=footway

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Public-images-osm logo.svg highway = footway
Path-footdesignated.jpg
説明
明示された歩行路、つまり歩行者専用または主に歩行者向けの道です。 Show/edit corresponding data item.
OSM Cartoでのレンダリング
Rendering-highway footway.png
グループ: 道路
適用できる要素
ノードに使用不可能ウェイに使用可能領域に使用可能リレーションに使用不可能
含まれる意味
よく併用されるタグ
状態:事実上の標準

highway=footwayタグは、専ら(または主に)歩行者が利用する細い道のマッピングに使用されます。

訳注: この文書では'footway/footpath'をあえて「歩行路」と翻訳しています。OSM文書における'sidewalk'と道路交通法の「歩道」(道路のうち、車道ではなく、歩行者のために分離された部分)が対応しており、それと区別するためです。

イギリス(特にイングランドやウェールズ)の歩行路をマッピングしている場合は、 UK public rights of way を参照してください。

  • 一般的に商店や商業ビルが並んでいる広い歩行者天国の通りには highway=pedestrian を使います。
  • さまざまな非動力交通が使う多目的または用途が指定されていない小道や山道にはhighway=path がより適切かもしれません。
  • 主に自転車で使われる道については highway=cycleway を検討してください。
  • 主に歩行者のための道で、自転車でも通れるルートには highway=footwaybicycle=yes を使用することができます。
  • ほとんどが農業や林業などのために使用される砂利道は、 highway=track でタグ付けしてください。
  • 道路の片側もしくは両側に併設されている区間の[W] 歩道に使用します。イギリスではpavementsやfootwaysと呼ばれています。よく使われている方法は2通りあります。 sidewalk=left;right;both または sidewalk=separate を「道路」を示す地物に追加する方法と、「道路」に並行する歩道を表すウェイを新しく作成し、 highway=footway を使って記述する方法です。詳しくは以下を参照してください。

マッピング方法

歩行路をマップするには単純なウェイだけが必要です。それに highway=footway タグを追加し、必要に応じて、name=* も追加します。

いくつかの access=* 制限タグと組み合わせることもできます。 デフォルトのアクセス制限を参照してください。

道路に関連付けられた歩行路(歩道)には footway=sidewalk を追加します。

footway=*highway=footway のウェイは他の種類のウェイと接続する必要があります。その心は 初心者ガイドのステップ5OSMを編集する際の標準と慣習 を参照。

写真例 トラッキング例 タグの参照 コメント
Footway in Stowupland - geograph.org.uk - 1044849.jpg
JOSM hgw barr foot cross.png
S の文字を参照。

+highway=footway(ウェイを定義)
+foot=designated(歩行者用として設計)
+surface=*(舗装を定義)
+name=*(存在するときのみ、オプション)
+wheelchair=no(障がい者にとって困難な区間がある場合には"no")
+access=permissive(通過が許可されている私有地内の区間に。不快な訴訟を避けるためにも確認することを推奨)

歩行路がhighway=*に沿っておらずたとえば公園のような領域に入っていく場合には、適切な情報として参照できるhighway=pedestrianタグ を使ってください。

Fence on the sidewalk.JPG
JOSM hgw barr foot cross.png
歩道の S の文字を参照。

+highway=footway(ウェイを定義)
+footway=sidewalk(道路の脇にある歩道として特定)
+foot=yes
+surface=*(舗装を定義)
+name=*(存在するときのみ、オプション)
+wheelchair=no (障がい者にとって困難な区間がある場合には"no").
+access=permissive(通過が許可されている私有地内の区間に。不快な訴訟を避けるためにも確認することを推奨)
+cycleway=*(同じ道を自転車も通れるのであれば、特定の適切なタグを参照)

B の文字を参照


通りと歩道や歩行者専用道路の間に障害物があれば、それ自体を barrier=* タグで定義してください。また、通りで highway=footwayhighway=* の間に草地があれば、landuse=* タグを参照してください。

Ephrata - MainSt at LincolnAve.jpg
JOSM hgw foot cross.png

S - C - C1 - C2 の文字のタグを参照
+highway=footway(ウェイを定義)
+footway=sidewalk(道路の脇にある歩道として特定)
+foot=yes
+surface=*(舗装を定義)
+name=*(存在するときのみ、オプション)
+wheelchair=no (障がい者にとって困難な区間がある場合には"no").
+access=permissive(通過が許可されている私有地内の区間に。不快な訴訟を避けるためにも確認することを推奨)
+cycleway=*(同じ道を自転車も通れるのであれば、特定の適切なタグを参照)
+highway=footway(C - 横断歩道)
+highway=crossing(C1 - 横断歩道と通りが交差するところにノードを置く。)
+kerb=*(C2 - 歩道への出入りを円滑にするための物がある場合は横断歩道の開始点と終了点にノードを置く。たとえばスロープ状になっているときはこのタグの情報を参照)
+crossing=*(C - 横断歩道の制限を定義します。たとえば、交通信号で制御されているなど)
+crossing_ref=*(C - たとえばストライプであるなど、交差点の設計を定義)

Areas / 領域

この項目は完全にコンセンサスが取れているわけではありません - 詳しくは Talk page を参照してください。

highway=footwayの領域をマッピングするには、主に2つのアプローチがあり、どちらを使用するかは、マッピングする領域の状況によって異なります。歩行路の領域を単にそれがカバーする領域を説明するためにマッピングする場合(たとえば、幅が不定でwidth=*では表せないため)には、area:highway=footwayタグを使用することをお勧めします。

ただし、たとえば大きな 歩道エリアなど、非線形の経路探索ルートを提供するために歩行路の領域をマッピングする場合は、その領域を「highway=footwayarea=yes」としてマッピングできます。このタグ付け方法は、広場や広場などの歩行者エリアに一般的に使用される「highway=pedestrianarea=yes」に似ています。ただし、highway=footwayhighway=pedestrian には明確な違いがあるため、これら2種の"highway=*"を混同しないでください。

「道路領域」をマッピングする場合、エリアはノードを介して少なくともウェイに接続する必要があります。マッパーによっては、経路探索プログラムがエリア内を最もまっすぐ進むルートを選択できるようにするために、エリア内をウェイが通過するようにしています。この場合にも、ウェイとエリアはノードを共有する必要があります(例:エリアへの入口と出口でウェイと接続する)。

関連項目