JA:Tag:landuse=residential

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Public-images-osm logo.svg landuse = residential
Lawrenceville.jpg
説明
住宅地。主に家屋やアパート、マンションの建物があるところ。 Show/edit corresponding data item.
OSM Cartoでのレンダリング
Rendering-area-landuse-residential.png
グループ: 土地利用
適用できる要素
ノードに使用可能ウェイに使用不可能領域に使用可能リレーションに使用不可能
よく併用されるタグ
状態:事実上の標準

住宅地。専らまたは主に、住宅やアパート、マンションなどのような建物に利用されている土地の区域です。

もし、住宅地の内側に小さな(一群の/一区画の)商業用の(もしくはそれに類似した)土地利用の区域がある場合でも、住宅地を表すために暫定的に landuse=residential を使用しておくことができます。あとから商業施設を別の領域として landuse=commercial でタグ付けして描くことができます。

landuse タグは細かな区画ではなく大きな領域に適用すべきです。上記のように、住宅地に単独の店舗が別な "commercial" (商業用地)になるとは限りません。

もちろん、土地利用に重要な変化があるのであれば、マッピングするのが妥当です。重要さは規模から判断されます - 住宅地に大規模なショッピングモールがあれば、おそらく個別にマッピングされるでしょう - が、小さいものであっても妥当な場合もあります。これはマッパーの判断によります。住宅地の内部に他の土地利用の穴を作りたい場合は、マルチポリゴンリレーションで実現できます(ただし、道路を土地利用に含まない細かさでマッピングしている場合は、商業地は常に土地利用の端に来るので、ふつうは必要ないでしょう)。

領域の範囲は住宅地と分かる範囲にするべきです。 landuse=residential の範囲は、全体の範囲を表すものではありません。

道路との分離

住宅地を通る(細い)道路を土地利用の中に含めるかどうかが議論されていますが、ふつうは道路(公道)は私有地とは異なる土地利用になります。マッパーによっては住宅地が道路を含まないようにブロックごとに分けています。他方ではこのような分割は大通りに限定する人や、いまだに町全体を含む大きな住宅地を描く人もいます(多くのマッパーは、これは暫定的なものと考えています)。

道路で土地利用を区切る方法を使う場合、道路を表すウェイのノードを再利用するか、道路のそばに新しいノードを使って境界を描くかを選択します。どちらの方法にも一長一短があり、道路としての土地利用がマッピングされない以上、どちらも明確に「間違い」とは言えません。しかし、後で(道路の土地利用を)詳細化することや、公用地(道路)に隣接する土地利用のものを配置するべきではないこと、マッパーが(ほかの道路ではなく)土地利用に道路を接続してしまうことを防ぐ意味など、様々な理由から、住宅地の土地利用は実際の境界線でとどめ、道路の中央まで延ばさないようにすることが提案されています。

もし土地の区画のデータを入手したなら、おそらく区画の端に沿ってlanduse=residentialでウェイを描くでしょう。それは(どうやってもほとんど)道路の中央線から一定の距離、すなわち歩道の後ろになるでしょう。それに準じて描くか、あるいは Key:landuse discussion page で議論しましょう。

名前が付いた住宅地

OSM の landuse=residential オブジェクトの大部分は名前がなく、単に住宅に使われている一般的な区域を示すだけです。しかし、住宅団地やその他の特定の住宅地では、独自の landuse=residential を設定して正しい name=* を加えます。この場合の名前は個別の住宅開発や住宅団地の名前であって、町や村の名前ではありません。住宅団地では、団地を運営している主体(地方自治体など)を示すために operator=* を使用するかもしれません。

place=neighbourhoodplace=quarterplace=suburb のような地名を表すタグもあります。これらは町、市、あるいは大きな村のうちで、名前の付いた部分に対して通常ノードに用います。

住宅団地

多くの地域で、住宅団地はlanduse=residentialresidential=apartmentsでマップします。名前の付いた住宅団地には、これにname=*を組み合わせることができます。

用いるべきではない場合

このタグは実際に居住目的で使われている区域にのみ用いてください。以下のような場合は使用しないでください。

  • 利用状況が分からない建物がある区域
  • 住宅地とその周囲の識別できる他の土地利用を区別することなく、建物群の周りを抽象的に囲む場合
  • 都市部の行政区画の追加タグとして

関連タグ

関連項目