JA:Key:fee

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Public-images-osm logo.svg fee
Tenerife telescope C.jpg
説明
この施設を使用するのに料金が必要かどうかを yes や no で表します。他の値はウィキを参照してください。 Show/edit corresponding data item.
グループ: プロパティ
適用できる要素
ノードに使用可能ウェイに使用可能領域に使用可能リレーションに使用可能
よく併用されるタグ
状態:事実上の標準

fee は、地物に関するサービスやアクセスに料金が発生するかどうかを表すためのタグです。

たとえば有料駐車場(amenity=parking)や有料トイレ(amenity=toilets)、観光施設や史跡(たとえば historic=castle)などが含まれます。

使い方

このタグの値は通常はyesnoです。

通常の値
意味
yes (通常は)有料
no 無料

しかし、上記以外の値も時々使用されています。

他に使用される値
意味
unknown 有料か無料か不明の場合。(マッパーにはどちらか確認することをお勧めします。)
donation 自発的な寄付が求められますが、必須ではありません。

誰に、またはいつ料金が適用されるかに関するより高度なルールについては、conditional restrictions構文を使用して fee:conditional=* を使用できます。

例:

  • fee=yes + fee:conditional=no @ customers - 利用者は無料
  • fee=no + fee:conditional=yes @ (08:00-08:20) - 8:00 - 8:20 の間を除き無料
  • fee=no + fee:conditional=yes @ (stay > 2 hours) - 2時間以内の駐車は無料
  • fee=yes + fee:conditional=no @ (stay < 2 hours) - 2時間までの駐車は無料の別の書き方。 (条件付き構文をサポートしないデータ利用者向けに、どちらをデフォルト値とするかが異なります。)
  • fee=yes + fee:conditional=no @ (age < 12) - 12歳未満の子どもは無料

障害者向けの料金がfee=*とは異なる場合には、fee:disabled=*を使用します。

よくあるタグ付けの間違い

fee=*の値に料金が発生する時間を書くこと

例: fee=Mo-Fr 08:00-17:00

opening_hours=*の日時の書き方を使用してfee=*の値を書くことは誤りです。 料金が一部の時間にのみ適用される場合は、上記のようにfee:conditional=*を使用してください。

もしfee=Mo-Fr 08:00-17:00のような表記を見つけてそれを書き直したいと思った場合は、上記のようにfee=nofee:conditional=yes @ (Mo-Fr 08:00-17:00)に置き換えて下さい。

fee=*の値に実際の金額を書くこと

例: fee=$10

fee=*の値として金額を使用しないで下さい。代わりにfee=yescharge=*を使用して下さい。(この例の場合はcharge=10.00 USD)

類似のタグ

  • payment=* は料金の支払方法を示します。
  • toll=* は道路や橋やフェリーなどが有料であること、つまり利用するために料金がかかることを示します。このキーはfee=*の代わりに使用されます。
  • charge=* は料金の金額を示します。(文書化されていない fee:amount=*fee:price=* も同じ目的で使用します。)