JA:Tag:site=parking

このリレーションは、入口と駐車場を1つのグループにまとめるために使用されます。

これは2011年に承認されましたが、それ以来、マッパーからのサポートはほとんどありませんでした(おそらく、データ利用者も)。例えば、OSM Cartoの分析(2015年)を参照してください。2015年時点では、site=parkingの使用数は世界で3000未満でした。2023年には、使用数は20000以上に増加しました(使用履歴のグラフを参照)。ただし、もちろんamenity=parkingの方がはるかに広く普及しています。

	キー	値	説明
必須	type	site
必須	site	parking	なお、投票時の site リレーションの提案では、siteキーの使用法が明確に定義されていなかったためご注意ください。 念のため、 site=parking と amenity=parking の両方をタグ付けしてください。
任意	ref	文字列	駐車場施設または小区画のID。駐車スペースと同じ。
任意	name	文字列	駐車場施設または小区画の名称。
任意	capacity	符号なし整数	駐車場の正確な台数が、駐車場のcapacityタグの合計で計算できない場合、リレーションの下にあるすべての駐車場要素のcapacityを定義することができます。これは、地下駐車場をマッピングしたいが、入口しかマッピングできない場合に必要です。リレーションで定義された値は、駐車スペースから計算された値より優先されます。
任意	一般的なタグ	*	General tags の節を参照。

• リレーション化できるのはお互いに近い要素のみです。論理的なコレクション（例えば、スウェーデン全土のIKEAのすべての駐車場）のためのものではありません。
• リレーションで定義された一般的なタグ（下記参照）は、他にマッピングされていない限り、リレーション内の要素に継承されます。
• 3回まで入れ子にすることができ、大きなエリアと異なるサブエリアをマッピングすることも可能です。
• 同じタイプの他のリレーション、または駐車スペース、駐車場入口、その他の関連要素を含むことができます。任意のlabelノードを除いて、下位リレーションや駐車場要素は混在することはできません。
• amenity=parking のルールでは、関連する要素はすべてエリア内になければならないという欠点がありますが、このリレーションを使用することで補うことができます。地下駐車場や、駐車場とは関係ない道路で区切られた駐車場などでは、この方法は使えません。
• 建物が立体駐車場のみを表す場合は、リレーションに追加することができます。
• 駐車場に何らかの形で属する他の要素も、リレーションに追加することができます。例:
  • 駐車場内道路としてタグ付けされた敷地内道路
  • 駐車券販売機
  • 緊急電話