JA:JOSM/Plugins/Photo Geotagging
Photo Geotagging のプラグインはjpgファイルのEXIFヘッダーに緯度経度の情報を書き込むために使用します。 ジオタグを付加された写真はJOSMや他のソフトウェアでgpxファイルを参照せずに位置を表示することができます。
使用方法
最初にgpxの軌跡と写真を同期させて、JOSMのメイン領域に写真のアイコンを表示させます。 画像ファイルのEXIFヘッダーにこの位置情報を保存するために、画像レイヤーの「ジオタグのついた画像」のレイヤーで右クリックし、「画像ヘッダに座標を書き込む」を選択します。そうすると確認画面が表示されるので、「OK」ボタンを押して保存します。
バックアップ
画像にジオタグをつける前に、画像ファイルのバックアップを取っておくことをお勧めします。 プラグインにはバックアップを保存するオプションもあります。（バックアップファイルには *.jpg_ の拡張子がつき、画像ファイルと同じフォルダに保存されます。）
ファイルの更新日時（mtime）
画像ヘッダーに書き込むと、ファイルの更新日時が変わります。（その日時はファイルマネージャーで確認できます。） オリジナルの日時を検索やソートに使えなくなるために、これが望ましくない場合があります。 これを回避するために、画像ファイルの更新を行った後、適切な値を更新日時に設定できます。
下記のようなオプションがあります。
- ファイルの更新日時をgpsの日時に変更します。画像をgpsファイルに関連づけた場合、写真を撮影した日時である必要があります。
- 古い更新日時を復元します。この場合、ファイルの更新日時は変更されません。
技術的な詳細
このプラグインはEXIFタグのうち次の値を書き換えます： GPSLatitudeRef, GPSLatitude, GPSLongitudeRef, GPSLongitude, GPSTimeStamp, GPSDateStamp, GPSAltitudeRef, GPSAltitude, GPSImgDirection
既知の問題
ソニーのDSC-HX5Vで撮影された画像では動作しないとのバグレポートがあります。