JA:Key:interval

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説明
公共交通機関の運行間隔を記述します。"HH:MM:SS"や"HH:MM"、"MM"、"M"のフォーマットで記述します。 Show/edit corresponding data item.
グループ: 公共交通機関
適用できる要素
ノードに使用不可能ウェイに使用可能領域に使用不可能リレーションに使用可能
状態:承認Page for proposal

interval=*キーは、公共交通の「運行間隔」あるいは「任意の停留所からの出発間隔」を記述します。このキーはフェリー、バス、鉄道、ライトレール、などの各種公共交通機関のルートのリレーションリレーションに使用できます。

記述方法

次のように記述します。

HH:MM:SS
HH:MM
MM
M
("H" = 時、"M" = 分、"S" = 秒)

例えば、1時間30分間隔でバスが発車するなら、interval=01:30 または interval=90 または interval=01:30:00 のいずれかを記述します。 6分ごとに発車するバス路線なら、interval=6 または interval=00:06 または interval=00:06:00 のいずれかを記述します。

このタグはおおよその値であり、厳密に記述する必要はありません。おおよそどのくらいの間隔で乗り物が発車するかが知れればよく、正確なダイヤグラム情報を提供することが目的ではありません。

使い方

このタグは、公共交通機関のルートリレーション (type=route リレーション)で使用され、バス停や駅、プラットホームには使用しません。 ルートマスターリレーション(type=route_master リレーション)でも使用できますが、その場合はルートマスター内に内包するルートが同じ方向のみで構成されている必要があります。(上り列車と下り列車両方のルートが入っているルートマスターでは使用できません。)

シチュエーション タグ付け 解説
平日の08:00から18:00まで次の間隔で運行されるバス路線
  • 朝(10時まで)・夕方(16時から)は10分間隔
  • 日中(10時から16時)は20分間隔
interval=00:10,

interval:conditional=00:20 @ (Mo-Fr 10:00-16:00),

opening_hours=Mo-Fr 08:00-18:00

中心となる間隔は00:10分で、日中の10:00から16:00は便が減ります。

バス自体の営業時間は従来のopening_hours=*で表記します。 note: conditionalタグは、intervalタグを上書きします。

24時間年中無休で次の間隔で走る地下鉄路線
  • Every 5 minutes 平日ラッシュ時
  • Every 15 minutes 日中
  • Every 30 minutes
interval=00:15,

interval:conditional=00:05 @ (Mo-Fr 07:00-10:00); 00:05 @ (Mo-Fr 16:30-19:00); 00:30 @ (Mo-Su 22:00-05:00),

opening_hours=24/7

平日の朝夕ラッシュ時と夜間を除いて運行間隔は15分です。
毎日07:00から19:00の間に1時間ごとに運航するフェリー路線 interval=01:00,

opening_hours=Mo-Su 07:00-19:00

運航間隔は01:00ごとで、営業時間は07:00〜19:00。
次のように運行される鉄道路線
  • 平日:
    • 6:00から23:00まで6分間隔
  • 土曜・日曜:
    • 06:00から22:00まで10分間隔
interval=00:06,

interval:conditional=00:10 @ (Sa-Su 06:00-22:00),

opening_hours=Mo-Fr 06:00-23:00; Sa-Su 06:00-22:00

中心となる運行間隔は6分間隔で、土日は10分間隔になります。

フェリールート

ウェイとしてマッピングされたフェリールート

多くの航路は港と港を結ぶ単一のウェイでマッピングされています。その場合には、往路と復路でそれぞれ間隔を記述する必要があるため、次のキーを使用します。ウェイの順方向にはinterval:forward=*interval:forward:conditional=*を、ウェイの逆方向にはinterval:backward=*interval:backward:conditional=*を使用します。ただし、往路復路ともに同一の運航間隔の場合は、interval=*interval:conditional=*を使用しても構いません。 運航時間を記述する場合はopening_hours=*あるいは(opening_hours:forward=* + opening_hours:backward=*)が使用できます。

リレーションとしてマッピングされたフェリールート

フェリールートがリレーションでマッピングされている場合は、列車やバスなどと同じように記述します。リレーションの場合は単一の方向のみを表すからです。追加するタグとしては、interval=*や、interval:conditional=*opening_hours=*があります。