JA:Tondabayashi/Road Building import

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Goals 目的

  • 富田林市空間データ(クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本 ライセンス⇒表示 4.0 国際 に変更)の道路ライン、建物形状のインポートガイドラインを遵守したインポート

Schedule スケジュール

  1. 2015年7月19日(提案) 富田林市として市内の各施設の案内サイトについて、27年度に背景地図をOSMに移行し、行政各事務に利用する地図や、市民や事業者から市への申請に利用される地図についてもOSMを推奨する計画を説明する。市が保有する地形図をクリエイティブ・コモンズ(CC-BY2.1JP)のライセンスに則って公開し、OSMに移植する作業は地域関係者が個人として行う。今後、毎年度の地形図差分(CC-BY)を用いて定期的な更新も予定している。
  2. 2015年7月20日(意見) yh:widthはwidthに入れて良いのではないか。oneway=noは何も入力されていなければoneway=noとみなされる。道路データの向きも一方通行の向きと合っているのか。
  3. 2015年7月20日(対応) 「oneway=yes」のみ対応する。市内のすべての一方通行の方向を把握している。
  4. 2015年7月20日(意見) widthに「〜」を含む値を入れるのは適切ではないので"est_width"等どうか?
  5. 2015年7月20日(対応) 「width」は通行形態(車両通行不可、軽車両のみ、対面1車線、同2車線、4車線等)を代表する数値として「yh:width」と同様の幅員区分で整理していたもの。OSMではそれらに対応するものとしてはhighwayが近いように思うので、インポートデータのwidth値を参照しながら、highwayを設定する。
  6. 2015年7月20日(意見) 道路と建物の作業を同時に進めるより、道路、建物の順にして、Phase 1として道路、Phase 2で建物とフェーズを記載しておくと良い。
  7. 2015年7月21日(対応) インポートする道路ラインと建物形状は、既に相互の位置関係は適正化しているため、どちらが先行しても問題はない。ただ、多くの方にご協力いただくことを前提とすれば、道路を優先するという順番を原則として進める。
  8. 2015年7月20日(意見) 道路中心線および建物データには最低限のタグしか付与されていない。一方既存の建物にはname や building:levelなどがあり、インポート作業の際に既存データから転記を行うという手順か?
  9. 2015年7月21日(対応) 既存のデータのTagに関しては、最大限に尊重して転記する。
  10. 2015年7月20日(意見) 道路データにhighwayのキーに対する値が入っていない。これは、既にOSMに入っているデータから移植するということでよいか? また、国道・県道のrouteリレーションに対する作業を行う必要もある。道路を削除する必要がある場合には、このリレーションについても考慮すること。
  11. 2015年7月21日(対応) highwayは、既存データ並びにインポートデータのWidthデータを参照して校正する。国道・府道・主要地方道は、既存データを優先しインポートデータはその位置修正の参考として利用する。
  12. 2015年7月20日(意見) この作業専用のアカウントは誰が担当しているのか、わかるようにしたほうがよい。
  13. 2015年7月21日(対応) ***_tondabayashi_import に統一する。
  14. 2015年7月20日(意見) データの更新は何年次くらいの間隔で、新旧shapefileを2つを比較し、その差分データをOSMに適用するというイメージか?
  15. 2015年7月21日(対応) 富田林市の地形図は作成日と削除日を属性として保持してるため差分データは容易に抽出できる。その差分データをOSMに適用する。更新は毎年度実施する。
  16. 2015年7月20日(意見) CC-BY 2.1は、OSMのODbLとの互換性がないので、富田林市から許諾をいただく必要がある。担当者レベルでもよいのでOKがとれているという認識でよいか?
  17. 2015年7月21日(対応) 市として取り組むことであれば問題はないと認識しているため改めて富田林市からの許諾は問題ないと思う。
  18. 2015年7月20日(意見) 提供されているデータは、公共測量のデータと明記されており測量法の制限をうける可能性が非常に高いと考える。ついては富田林市に対して、公共測量成果の利用申請が必要かと思う。過去に行われた類似の作業である浦安市、鯖江市の場合は、OSMに対して利用したデータは公共測量成果に準ずる精度で作成された、市の保有するデータと認識している。
  19. 2015年7月21日(対応) インポート予定の道路ライン・建物については富田林市が保有するGISデータという位置付けで公開している。紛らわしいため公開ページの説明欄にある「富田林市共有基盤(公共測量成果)2015年度版」から、「(公共測量成果)」を削除する。
  20. 2015年7月22日(意見) インポート作業は大きなインパクトをもつので、道路の階層付けなど、どこまでがシステマチックに行われ、逆に、どこまでが個人の判断で修正が行われるのか、主に想定されそうな事柄は先に話しておきたい。
  21. 2015年7月26日(対応) Shapeファイルから区分していく手順をTagging Plansにまとめた。
  22. 2015年7月27日(意見) 小道のhighway=footway は原則としては歩行者のみが通行できる道路だと認識している。bicycle=yes を追加すると自転車も走れる道という風に拡張することも可能。似たタグとしてhighway=pathがある。これだと歩行者に限定されず、使い勝手が良いように思うが、雰囲気的に山道ような印象も受けたりしていて難しい。
  23. 2015年7月28日(意見) footwayとpathの違いがわかりづらい、というのは英語MLでもたまに話題になる。明確な判断基準は無いように思う。都市内の歩行者道:footway、山道など:path、という印象があり、道路周囲の状況をみて適宜判断と思っている。
  24. 2015年8月2日 正確に(機械的に)これらを区分するのは難し。概念として幅員が1.5m未満の物理的に軽自動車が通れない小道に関しては、居住区域付近の路地(highway=footway(bicycle=yes/no))と農林業用小道(highway=path)の2種類になるものと考える。なお、富田林市では広幅員の歩行者専用道路があり、これはhighway=pedestrianとします。また、幹線道路沿いの歩道については、市のデータインポートはないので、既存のデータを残存させる。
  25. 2015年8月15日 みなさまから頂きましたご意見に関しましては、既にWikiに反映し修正作業が終了している。今後道路データの位置修正(国道・府道)とインポート(その他道路)を開始し、順次地区割りした建物データをインポートし、年内にインポート等一連の作業を完了させる予定。
  26. 2015年12月13日(意見) (1)道路の接続について、ウェイとウェイがつながっているように見えるが接続が切れている箇所があります。(2)道路区分の見直しが必要ではないかなと感じた箇所がいくつかあります。例えば、梅の里地区の道路はtertiaryが主につけられていますが、residentialのほうがよいのではと思います。また、富田林町地区ではunclassifiedが主につけられていますが、こちらもresidentialのほうがよいのではと思います。(3)梅の里地区に、道路の途中のノードにsouce/source_refだけが入ったノードがあります。(4)すべてのウェイにsource/source_refがタグ付けされていますが、インポート計画文書では、変更セットコメントにsource/source_refをタグ付けすると記載されています。
  27. 2015年12月19日(対応) 12月13日(意見)(1)~(4)の状態を確認し修正を行った。
  • Imports MLでのディスカッション
  1. 下記の議論があった。議論に合わせてタグの調整・ならびにwikiの修正等を行った。

https://lists.openstreetmap.org/pipermail/imports/2015-September/thread.html

https://lists.openstreetmap.org/pipermail/imports/2015-October/thread.html


  • インポート作業の開始
  1. 2015年10月17日 インポート作業を開始する。なお、原則として道路データの修正を先行するが、建物データのインポート作業手順確認のために、一部地区の建物データインポートを試行する。作業手順等に支障がないことを確認したのちに建物未整備地区の建物インポート作業を道路データのインポートと並行して行う。なお、インポート作業期間中は建物と道路が重複することがあるが、インポート完了後にはこれらの齟齬は解決される。
  2. 2015年11月15日 幹線道路(国道・主要地方道・大阪府道)既存データの位置修正を終了した。
  3. 2015年12月12日 幹線道路(国道・主要地方道・大阪府道)以外の道路インポートを終了した。併せて河川・水路の位置等を修正した。
  4. 2015年12月19日 Talk-jaで指摘された交差点での未接続、道路種別等の修正を終えた。
  5. 2015年12月27日 建物データのインポートを終了した。
  6. 2015年12月29日 tasking managerを利用してチェック用のタスクを立ち上げ、インポートを実行した以外のメンバーの目によるチェックを行う。
  7. 2016年1月18日 チェックが終了しインポートが完了した。
  8. 2016年8月11日 富田林市空間データの道路ライン、建物形状が年度更新されたことを受けて、更新差分データの削除及びインポート(更新作業)を開始する。
  9. 2017年5月15日 富田林市空間データの道路ライン、建物形状が年度更新されたことを受けて、更新差分データの削除及びインポート(更新作業)を開始する。
  10. 2018年6月10日 富田林市空間データの道路ライン、建物形状が年度更新されたことを受けて、更新差分データの削除及びインポート(更新作業)を開始する。
  11. 2019年6月9日 富田林市空間データの道路ライン、建物形状が年度更新されたことを受けて、更新差分データの削除及びインポート(更新作業)を開始する。
  12. 2020年8月9日 富田林市空間データの道路ライン、建物形状が年度更新されたことを受けて、更新差分データの削除及びインポート(更新作業)を開始する。
  13. 2021年7月11日 富田林市空間データの道路ライン、建物形状が年度更新されたことを受けて、更新差分データの削除及びインポート(更新作業)を開始する。
  14. 2022年8月6日 富田林市空間データの道路ライン、建物形状が年度更新されたことを受けて、更新差分データの削除及びインポート(更新作業)を開始する。
  15. 2023年7月22日 富田林市空間データの道路ライン、建物形状が年度更新されたことを受けて、更新差分データの削除及びインポート(更新作業)を開始する。

Import Data インポートデータ詳細

license ライセンス

クリエイティブ・コモンズ 表示 2.1 日本(⇒表示 4.0 国際 に変更) ライセンスで公開されているデータを利用します.データライセンス等の詳細については、 https://www.city.tondabayashi.lg.jp/map2/download/download.html を参照

Data Files データファイル

shapeファイルで公開されているデータを利用します。 ( https://www.city.tondabayashi.lg.jp/map2/download/download.html

  •  建物形状

データの位置精度は Lv1000です。データの作成年は2015年3月/2016年3月です。

  •  道路ライン

データの位置精度は Lv2500相当です。データの作成年は2015年3月/2016年3月です。

Data Preparation データの準備

Tagging Plans タグ定義計画

以下のルールに従ってタグ付けを行います。

富田林市地形図データ分類(建物)
地物(図形区分) 属性 分類名称 コード OSMタグ
建物-ポリゴン (poly) SHUBETU 普通建物 1 building = yes
SHUBETU 堅牢建物 2 building = yes

building:structure=concrete

building:material = concrete

SHUBETU 普通無壁舎 3 building = roof
SHUBETU 堅牢無壁舎 4 building = roof

building:structure=concrete

building:material = concrete

富田林市地形図データ分類(道路)
地物(図形区分) 属性 属性名称 コード OSMタグ
道路-ライン (line) NAME 道路名称 name
方向フラグ 一方通行 1 oneway=yes
rosen_no 路線番号 ref
道路-ライン「highway」タグの設定ルール
shapefile(TYPE) shapefile(Width) OSM Tag OSM説明
該当なし highway=motorway (link) 自動車専用道路(接続路)
一般国道 highway=trunk (link) 国道(接続路)
主要地方道 highway=primary (link) 主要地方道(接続路)
府道 highway=secondary (link) 一般都道府県道(接続路)
市道 5.5以上 highway=tertiary (link) 一般道(2車線以上)(接続路)
市道 1.5~5.5 highway=unclassified 一般道(2車線未満)
市道、Null 1.5以下 highway=path

highway=footway(bicycle=yes/no)

highway=service

小道(農林業用小道(里道等))

小道(居住区域付近の路地)

敷地内道路(住居以外)

Null 1.5以上 highway=residential 居住区域内道路
Null 1.5以上 highway=service 敷地内道路(住居以外)
Null 1.5以上 highway=track 農道・林道
*遊歩道* highway=pedestrian 歩行者専用道
*自転車専用* highway=cycleway 自転車専用道
highway=road 道路(区分不明)

※既存のOSMデータのタグ"highway"を参照しつつ、インポートデータ(Shapefile)の"TYPE","Width"属性から上表に従い"highway"タグを決定する。接続路については一部の国道等に限定される。"residential"."service","track"は(Shapefile)の"TYPE"がNullのものに限定されるため、該当データのみBing/GSImaps/ortを確認し判断する。

Changeset Tags 変更セットへのタグ付け

インポート作業時の変更セットコメントとして、以下の2つを付与します。

Data Merge Workflow データマージ作業計画

Team Approach チーム編成

nissyyuの監修の下で、道路は主にhelicoysfh_tondabayashi_import、建物はhelicoysfh_tondabayashi_importのほかseicom_tondabayashi_importnissyyu_tondabayashi_importtsc_tondabayashi_import、u_kubotaなどがインポート専用アカウント(***_tondabayashi_import)を取得し共同で作業を行います。

更新作業は、helicoysfh_tondabayashi_importhelicoysfhseicom_tondabayashi_import、tsc_tondabayashi_import、tonsoku_tondabayashi_import、y_volleyball_tondabayashi_importy_volleyballtakaharu_yu-taka0630komiyama_a が担当します。

Workflow ワークフロー

  • ワークフロー
  1. 道路は国道・府道・主要地方道等の幹線道路を除き、町字を基準に事前にShapefileを分割し、建物は町丁目を基準にShapefileを分割する。
  2. それぞれのShapefileをOpenData pluginを用いてJOSMに読み込む。
  3. 読み込んだShapefileと既存のOSMデータとをJOSMで比較検証。
  4. インポート予定のShapefileは一定の位置精度が保証されているものの、既存データの方がTag情報が充実している場合があり、両者比較の上、既存データに有効なTag情報がある場合は、これをインポートデータに引き継ぐものとする。。
  5. JOSMで対象エリアのOSMデータの編集を完了し、対象エリア毎にOSMにアップロードする。
  6. 国道・府道・主要地方道は従前のリレーションを維持するため、既存のデータを残存させ、道路ラインデータ(Shapefile)を参照して位置修正を行うものとする。
  • フェーズ
  1. 原則として、町字又は町丁目毎に以下のPhase 1及びPhase 2を繰り返すこととする。なお、作業の進行状況によっては、Phase 2を先行する場合もある。
  2. Phase 1 道路ラインデータ(Shapefile)のインポート
  3. Phase 2 建物データ(Shapefile)のインポート
  • リバート計画

インポート作業はインポート専用アカウント(***_tondabayashi_import)を取得し行います。 もし問題が発生した場合、nissyyuの監修の下でhelicoysfh_tondabayashi_importが対象の変更セットの切り戻し(revert)を行います。

Conflation 既存データとの整合性維持

インポートデータは、Bing写真や国土地理院基盤地図情報を参照しながら、既存図形等との整合を図りつつ、位置精度の高いデータを優先します。既存図形の存在しないものについては、インポートデータを採用します。 国府道等で市域外に渡りリレーション設定されているデータについては、既存データを優先し、これを位置修正することとします。 JOSMの妥当性検証機能を利用します。

QA 品質管理

初回のインポート作業の後、毎年度の富田林市のデータ更新に合わせて、差分データの削除及びインポート並びに既存データの修正を行います。JOSMでの妥当性検証を行いつつマニュアルでインポートを行います。