JA:Using Imagery

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Offset imagery Bing in Pskov(Russia)

OpenStreetMapへの参加は、自宅で椅子に座って航空画像からのトレースをするだけというのが一般的です。 「アームチェアマッピング」と呼ばれるこの手法はある程度は認められていますが、一部の地域では全く歓迎されていません。 確かに、最も貢献度が高いマッピングは、あなたのよく知っている地域や訪問先での現地調査や測地データを収集することです。 GPSトラックの記録(JA:Recording GPS tracks)に基づいて、道路やその他の地物は正確な位置に配置することが出来ます。 衛星画像は、明らかにマッピングプロセスに有用な支援を提供してくれますが、衛星画像の位置のみに基づいて、他の人がマップ上に配置した地物を移動するのは良いことではありません。その行為はしばしば、本来の位置から移動させてしまうことになります。

画像とOSM

私達のエディタの中の背景レイヤーとして、JA:BingIRSLandsat、および他のものを使うことができます。 これらすべてを地図を作るために利用することは可能ですが、これらはそれぞれズレを持っています。

なぜ、画像にはズレがあるのか? 最初は写真と衛星座標から始まります。特殊なソフトウェアを使ってそれぞれの写真の角の位置が計算されます。 一般的に高解像度画像になるほどより高い精度の計算が行われます。しかし、数千枚もの写真があり、地球は完全な楕円面ではありません。 画像プロパイダはそれぞれの写真の精度をチェックすることは出来ず、その結果、現実の位置からわずかにズレが生じます。 これが、最も良い場合で1~2メートル、ひどい時には数百メートルもずれる理由です。 起伏の多い山地の画像では、しばしば、非直線ひずみが生じます。

残念なことに、GPSトラックは歪むことがあります。 無線信号が建物の近くで反射して、初期位置の測位に悪影響を及ぼします。 衛星が頭上を通過したためにあなたの位置は低い精度の三角測量値で算出されているかもしれません。 気象条件や空電状況も影響するかもしれません。 要するに、GPSトラックはしばしば現実の位置からのズレが生じるということです。 これらは自己修正されるかもしれませんし、長時間のトラッキングにより悪化するかもしれません。

全てのGPS機器には同様の問題をかかえていますが、ほとんどの機器のズレは15メートル以内に制限されているので、GPSの軌跡から正確な位置を期待するのは必ずしも良いこととはいえませんが、ある地域では、航空写真よりは正確であることがあります。

異なる日付の複数のGPSトラックを記録することにより、その平均値からひどいズレが生じたGPSトラックを見つけ出すことが出来ます。 このようにして特定のエリアの究極の位置情報を得ようと考えるかもしれませんが、それはとても面倒なことです。

地物のひもづけ

航空画像の調整を行う前に、「既知の」指標(既に位置が判明しているデータポイント)をえらぶ必要があります。

指標になりうるものとして以下のようなものがあります…

  • GPSトラック。 一般的には最も良いソースです。説明したように、GPSトラックは不完全であるかもしれず、都市部で記録された場合にはいくつかのトラックは大きなズレが生じている可能性があります。時として、OSMとは異なる座標系で記録されたトラックを見かけることがあるかもしれません。そのため、たくさんのトラックデータ(平均値による異常データの排除のため)がある航空写真を参照するのが望ましいです。これらのことから、一般的にGPSトレースは信頼出来ない航空写真の位置合わせを行なうのに頼りになる貴重な指標です。
  • 既知のオフセット。 JOSMでは、エディタ機能としてオフセット値を設定することが出来ます。幾つかのエリアでは、Wikiやフォーラム内(例としてPskov region in Russia)でこの値を見つけることが出来ます。しばしば、初心者の時間短縮の目的で、オフセット値はマッパーグループによって公開されています。しかし、オフセット値は単一の写真ないでさえも異なる可能性があるということと、ブロックが切り替わる場所ではオフセット値が劇的に変わるということを承知しておく必要があります。
  • マップ上のPOI。 正しい位置に配置されていると確信できる地物を利用することが出来ます。例えば、都市部をマッピングする際には、幹線道路に沿って画像合わせを行うというようなことです。そして、建物の位置などから画像位置のチェックを行なってください。最後に、より完全な位置合わせのために微調整を行なうことが出来ます。
  • 画像上の座標が判明している地物。 いくつかの地物の正確な座標を知っていれば、それらを画像のオフセット合わせに利用することが出来ます。それらのマップ上の地物を最下層のレイヤー(訳注:航空写真のこと)に合わせるだけです。

安易に他人が作った地物を動かさないでください! あなたのオフセット値がより正しいということを確かめるために相手に連絡してください。ことによると、相手の方はGPSトラックを使ってマッピングして、それをサーバーにアップロードしていないだけかもしれません。もしくは、低解像度の画像を使ったのかもしれません。 あなたのオフセット値が正しいと確信できてからマップ上の地物の移動を開始してください。

エディタ別の画像あわせ方法

様々なエディタを使ってOSMデータを編集することが出来ます。 どのエディタでも最下層のレイヤーについては同様に作られています。 最初にマップとGPSデータをダウンロードして下さい。 そして最下層のレイヤーに切り替えて画像をずらします。

下記では、それらの操作方法をエディタ別に説明しています。

Potlatch

マッピングを行なう周辺のGPSダータをダウンロードするために、Potlatch1では <<G>> キーを、Potlatch2では «GPS Data» ボタンを押してください。おそらくあなたは古いバージョンのエディタは使わないでしょう。それらでは Bing 画像を利用することは出来ません。しかし、 ≪Background≫ メニューから最下層レイヤーを変更することが出来ます。<<space>>キーを押したままにしてトラックや地物が望みの位置に合わさるように画像をドラッグさせてください。

JOSM

«ダウンロード» ウインドウにある «生のGPSデータ» をチェックしてGPSトラックをダウンドードしてください。ダウンロードが完了すると、レイヤーパネルに«ダウンロードしたGPXデータ»が追加されます。すると、«画像» メニューからイメージデータをレイヤーに追加できます。もし、それらが邪魔なら«ダウンロードしたGPXデータ»レイヤーを非表示にすることも出来ます。

画像の位置合わせを行なうには、画像レイヤーでマウスの右クリックか、≪画像≫メニューで、≪新しいオフセット≫をセレクトするか、または、ツールバーの≪画像のオフセット調整≫ボタンをクリックします。Adjustimg.png

もし、オフセット値が既にわかっていればそれ値を入力することが出来ますし、画像をトラックやマップ上の地物と重なるように移動させることもできます。 ウインドウを広げることで周囲のオフセット値をチェックする事が出来ます。 マッピング終了後に次回の利用のためにオフセット値に名前を付けてブックマークすることができます。

その他の例: [JOSM_offset_images].

Merkaartor

Authors never use this editor, but it's known you can offset imagery similar to Potlatch holding «space» button.

After offset has done you can start editing, but remember moving away from initial area, keep checking offset and move imagery again if necessary.

よくある間違い

Wrong offset ru1.jpg

この写真では道路が正しく配置されていて、OKの様に見えます。しかし、次の写真を見てください…

Wrong offset ru2.jpg

この写真では明らかに道路がズレていることが判ります。ズレは約20メートル(65フィート)。画像をGPSトラックに合わせてください。 全ての道路ノードを建物と合うように移動させてください。

Wrong offset ru3.jpg

これでとても良くなりました。 この写真では、(赤色でマークされた)道路が背景画像と合っていないように見えますが、それは村落が谷底にあって道路が丘の上にあるためです。 このことから、オフセットが変化していることが判りますので、再度位置合わせを行う必要があります。しかし、この場合にはGPSトラックに合わせるだけなので簡単です。

サーバー側でのオフセット

この案は、グローバルなオフセット値を訂正するために、熟練ユーザーが各画像のオフセット値をサーバーへ設定できるようにするというものです。

これはIRSレイヤーで実現されました : http://forum.openstreetmap.org/viewtopic.php?id=6817

Bing用には現在対応中です: JA:True Offset Process.