JA:Key:charge
| 説明 |
|---|
| その施設を利用したりアクセスするのにいくら掛かるか |
| グループ: プロパティ |
| 適用できる要素 |
| よく併用されるタグ |
| 関連項目 |
|
| 状態:使用中 |
| ツール |
この charge=* は、施設を利用したりアクセスするのに料金がいくらかかるかを指定するのに使います。
通常は、fee=yes や toll=yes のタグと一緒に用いられます。
用法
このキーの値は下記のような構文になります。
charge = <amount> <currency>[/<unit>][/<time unit>]
amount には金額をセント単位(または相当する補助通貨)まで省略せずに入力します。例えば料金が$2.95の場合には、2.95 USDと書きます。3 USDのように小数点以下を丸めたりしません。
金額が整数の場合、セント(または相当する補助通貨)を省略してもかまいません。 したがって、ちょうど5ユーロの料金は、5 EURまたは5.00 EURのいずれかとして記述できます。 一部のマッパーは後者を好みます。これは、金額の丸めが発生していないことを明示的に伝えるためです。 日本円や韓国ウォンなど、小数部分のない通貨の場合、小数部は一切使用されません。
currency には通貨単位を
ISO 4217 コードで記述します。$, €, ¥, 円, £のような単位は使用しないで下さい。
| 通貨 | 使用するコード |
|---|---|
| ユーロ | EUR
|
| 日本円 | JPY
|
| イギリスポンド | GBP
|
| スイスフラン | CHF
|
| USドル | USD
|
他の通貨についてはこの表(Wikipedia)を参照して下さい。
unitは、料金が単位あたりに発生する場合に使用します。使用例としてはperson(1人あたりの金額)、kWh(エネルギーのkWhあたりの金額)、1.5 litre(水のような液体でリットル単位で金額が設定されている場合)、access=*で定義される乗り物でmotorcarやhgv(
Heavy goods vehicles)などがあります。
time unit はオプションで使用する時間単位ですが、短縮形は使用しないで下さい(hではなくhourを使用します)。期間を表す単位として、minutes(分)、hours(時間)、days(日)、weeks(週)に加えてnightやdayも使用されています。
例
fee=yes+charge=2.00 USDfee=yes+charge=2.00 USD/hourtoll=yes+charge=1000 JPYfee=yes+charge=1.00 EUR/100 litre–amenity=water_point(水くみ場)での水の料金の例
関連項目
payment=*は料金の支払方法を示します。toll=*は道路や橋やフェリーなどが有料であること、つまり利用するために料金がかかることを示します。このキーはfee=*の代わりに使用されます。fee:amount=*やfee:price=*はこのタグの異種です。*:conditional=*時間帯などの条件付き制限。
