JA:Key:access
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説明 |
---|
地物に対する法的なアクセス制限を記述します。 ![]() |
グループ: 制限 |
適用できる要素 |
文書化された値の数: 12 |
よく併用されるタグ |
状態:事実上の標準 |
ツール |
accessは、道路 highway=* やその他の交通経路(railway=*/waterway=*)、またさまざまな施設(building=*/entrance=*/amenity=*/leisure=*)の利用制限を記述するために使用します。
accessの値は法的な許可/制限を記述するもので、標識や法規のような確固たる事実に従うべきであり、推測を含めるべきではありません。仮に標識が通常無視されているとしても、そのような一般的な様態を記述するものではありません。
アクセス制限は、交通手段、通行方向、車両の大きさ、時間帯などを含む非常に複雑なものになることもありますが、たいていのものは慎重に検討すればこの記事に記載するとおりにタグ付けすることができます。さいわい標準的な事例はきわめて単純にタグ付けできます。
複雑な状況、特に標識に関する法令に沿っていないとか稀な組み合わせである場合などは、標識についての正確な記述をnote=*に記載しておくと良いでしょう。
概説
駐車場
駐車場は amenity=parking でタグ付けされますが、誰でも利用可能なものと、ごく限られた一部の者のみが利用できるものとがあります。
利用制限のある駐車場を、制限されていると明記することは良いアイデアです。厳しい利用制限があり一般公衆が使うことを許されていない駐車場には access=private を付加してください。
より複雑なルールがあることもあり、たとえば access=customers を付加することは、利用客のみがその駐車場を使用できることを意味します。
たとえば連続駐車可能期間のようなさらに複雑な駐車ルールがあることもあります。詳しくはamenity=parking を参照のこと。
道路
通行が制限されている道路もあります。たとえば工場地帯や軍事施設の道路や、通行止め標識や障害物のある通路など。私的な通行のみに制限されている道路には access=private を付加してください。
これが示すのは通行可能かどうかであり、所有権ではありません。私道でありながら一般公衆が事前の許可なく自由に通行できる道路は数多くあります。その場合 access=private は誤りで、とくに所有者が自身の裁量で通行許可を取り消せる場合には access=permissive が適切でしょう。また法令によって、私道であっても所有者に一般公衆の通行を認める義務があり、通行許可を取り消す自由がない場合は、 access=yes となります。
こうした access=private の使用は道路に限らず、他の種類の地物(たとえば leisure=playground)の利用制限を示すために使用できます。
道路を特定の種類の交通にのみ利用可能と示すこともできます。地域住民のみが車両で通行でき、それ以外に自転車の通行も許可されている道路のタグ付けは以下の組み合わせで行えます。
access タグの値
値 | 説明 |
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yes | 一般人が公式かつ法的に通行を許可されています。つまり、通行権を持ちます。 |
no | 一般公衆の通行が許可されていません。誰が要素を利用「可能」であるかを示すために、 foot=yes や bicycle=permissive などのような追加のアクセスを併用することを検討してください。たとえば「車両通行止め」標識がある場所のように特定の交通手段のみ通行不可能な場合には、access=no ではなく vehicle=no や motor_vehicle=no のようなより限定された通行制限をタグ付けしてください。 |
private | 所有者による個別の許可がある場合のみ。 |
permissive | 基本的に通行が許可されていますが、時と状況によっては所有者が許可を取り消すことがあり、その実施が法的に認められています。 |
permit | 許可を得た者だけ利用可能ですが、普通は許可されます。許可を得ることが難しい場合には access=private です。 |
destination | この要素や区域を目的地とする場合のみ。つまり、地区内の交通のみ。注: この通行制限はよく特定の交通手段(例えば車両)に対してのみ適用されます。正しい交通手段の制約を使うよう注意してください。例えば、車両の交通のみが制限される場合は vehicle=destination です。
各言語における標識表記: なお "access only for residents" は private (たとえば車両のみに適用されるなら vehicle=private)です。 |
delivery | 要素への配達を実施する場合のみ。たとえば highway=pedestrian に対して motor_vehicle=delivery をタグ付けする。状態: 承認 ![]() |
customers | 要素の利用客のみ。支払い意思のある全ての者に対して通行が許可されているのではない場合(利用客となるのに事前の合意が必要であるなど)、代わりに private を使用することを検討してください。会員制のクラブは、ふつう private としてタグ付けします。 |
designated | タグキーで指定された交通や車種において、推奨または指定されているルートです。たとえば foot=designated ならば、 "pedestrians allowed"(歩行者通行可)の記載や歩行者の図柄といった明示的な標識があることを意味します。
この値を access キー自体に利用(access=designated)しても意味をなさず、利用するべきではありません。(#交通手段による制限を参照) 別なウェイとしてマッピングされている通行義務がある自転車道については、 bicycle=use_sidepath を参照して下さい。 |
use_sidepath | 並行してマッピングされている(同一の道路に属する)別のウェイを通行しなければならないことを示します。ひとつの道路は法的に複数の通行帯(車道や並行する自転車、原付、歩行者、馬などのための道)から構成されることが可能です。このとき交通手段によって特定の通行帯を使うことが(交通規則や交通標識によって)規定されている国で使用されます。この値はたとえば bicycle=use_sidepath のように特定の交通手段に対して利用すべきです。 |
dismount | 乗り物(または動物)から降りているときのみ通行できます。多くの場合は自転車です。(墓場の通り道など)自転車での通行は許されないものの、自転車を降りて押せば通行できるところは、 bicycle=dismount を使用します。JA:自転車#Bicycle_Restrictionsを参照してください。なお自転車から降りて押して通行できる場所に bicycle=no を使用することもよくあります。 |
agricultural | 農業目的の通行のみ。なお農家の通用路は、それが農業目的の全ての者が通行できるのでないかぎり、agricultural ではなく private です。状態: 承認 ![]() |
forestry | 林業目的の通行のみ。状態: 承認 ![]() |
discouraged |
法的には通行権があるが(yes を参照)、公式に非推奨とされているもの(例えば、細いが大型貨物車が通過可能な車線など)。道路標識で標示されている場合のみ。 |
unknown | 通行条件が不明または不明確。定義やデフォルトから通行権を推定できる場所について、実際の状況が不明であることを明示する(タグがないと推定されるデフォルトに準拠していると誤解されてしまうため)。したがってこのタグは、より良いタグに置換するのでなければ、除去すべきではありません。 |
通行時間とその他の条件による制限
通行制限が一部の時間帯や日に限定されていることがあります。または、指定された重量を超える車両の通行が制限されていることがあります。このような条件は、次のようなタグ付け例にあるようにタグ付けできます。
- 月曜日から金曜日の8:00~17:00のみ目的地への通行が許可されている場合:
access:conditional=destination @ (Mo-Fr 08:00-17:00) - 5トン以上の自動車については物を配達する場合にのみ通行が許可されている場合:
motor_vehicle:conditional=delivery @ (weight>5)
なお、上記のタグ付け方法は以下の時間別制限に代えて使用することができます。以下の時間別制限を非推奨とし、したがってもう使用するべきではないことが提案されています。 date_on=*、date_off=*、day_on=*、day_off=*、hour_on=*、hour_off=*。 さらに、「条件付きの」タグを使用することは、ほとんどの場合はデフォルト値との組み合わせで使用すること仮定します。例えば、一日の一部の時間帯で通行が許可され(一部の時間帯でaccess=permissiveになり)、他の時間帯では許可されない(この時間帯ではaccess=privateになる)場合、access=permissiveまたはaccess=privateとタグ付けするべきだという立場を取っています。私たちが具体的にはpermissiveやprivateを使用するべきだという立場を取っているのは、定義するための具体的で正確で普遍的なアルゴリズムがないからですが、明確に言えることは、access=yes(あるいはaccessタグを使用しない状態)は一般の通行を一日中開放するという意味であるため、このような場合に使用することができないということです。
- 全体的な説明と事例は、条件付き制限ページを参照してください。
サイズおよび法的な制限
高さ、幅、重さなどについての数値の法的な制限も定義することができます。単位が指定されない場合は、単位が適切な SI 単位とみなされます。長さについてはメートル、重さについてはトン、時間については時間です。数値は小数点をピリオドで書きます。例外的に、速度制限が mph で指定されている場合は、 mph で表記するべきであり、日付については必要に応じて「days」を単位として付けます。
- maxweight=*
- maxaxleload=*
- maxheight=* 高さ制限
- maxheight:physical=* 物理高制限
- maxwidth=* (道路全体の物理的な幅には width=* も記入してください。)
- maxlength=*
- maxdraught=*
- maxspeed=* (既定では km/h、指定した場合は mph)
- minspeed=*
- maxstay=* (最長駐車時間)
ルーティング制限
一方通行制限
ウェイには方向ごとに異なる通行制限がある場合があります。最も簡単なケースは一方通行道路として指定されたウェイです。
- oneway=yes: 運転はウェイの方向にのみ許可。
- oneway=-1: 運転はウェイと反対方向にのみ許可。できればウェイの方向を反転し、oneway=yes とタグ付けしてください。
- oneway=no: 双方向通行がデフォルトなので、通常は使用しません。暗黙に oneway=yes を含んでいる highway=motorway のような他のタグがある場合にのみ使ってください。
より複雑な方向に関する制限は、キーに :backward
や :forward
のようなサブキーを使用することができます。例えば、
- bicycle:backward=yes: 一方通行の通りで自転車は双方向の通行を許可されている場合。
- bicycle:backward=no: 自転車が道路の向きにのみ通行可能な場合。たとえば道路の隣に利用が義務付けられている自転車道がある場合。
自転車が反対方向への通行を許可されている場合には、次のようにもタグ付けされます。
- cycleway=opposite
- cycleway=opposite_lane: 独立した通行帯が存在する場合のみ
- cycleway=opposite_track: 独立した道が存在する場合のみ
- oneway:bicycle=no: 条件付き制限に準拠 注: 以前は "bicycle:oneway=no" とタグ付けされていましたが、非推奨になりました。
一方通行タグは(ルーティング目的にために)次のようにこの一般的なシステムに変換することができます(一方通行制限は歩行者には適用されないものとみなされます)。
車線に依存した通行制限
- 主な記事:JA:車線
通行制限が車線毎に異なっていることがあります。
- hgv:lanes=no|yes|yes: 大型貨物車は3車線中左端の車線の走行が許可されていない
- bus:lanes:forward=no|yes|designated: バスは順方向の3車線中左端の車線を走行できず、右端の車線はバス車線として指定されている
交通手段による制限
access=* キーは全ての交通手段に対する全般的な通行制限を意味します。交通手段によって通行制限が異なる場合は、それぞれの交通手段別のタグを使用します[1] 。これらのタグは、末端に行くほど詳細になる階層構造になっており、より詳細なタグはより全般的なタグより優先されます。
たとえば、
- access=no と bus=yes は、バスのみ通行可能で他のすべての交通手段は通行不可
- access=yes と motor_vehicle=no は、自動車を除くすべての交通手段が通行可能
- access=forestry と foot=permissive は、林業目的では全ての交通手段が通行可能であり、また歩行者は目的によらず原則通行可能だが制限される可能性がある。
なお access=yes や access=permissive のような全般的な通行制限のタグを追加するときは、それによって全ての交通手段に対する暗黙の通行制限が変更されることに留意して慎重に行ってください。たとえば歩道(highway=footway)はデフォルトの通行制限によって通常は foot=yes と vehicle=no を暗黙に含みます。ここに access=yes を追加すると、全ての交通手段について通行制限を yes に変更するので、「歩行者に限らずすべての車両が通行できる歩道」の意味になります。同様に階段(highway=steps)に access=permissive のような全般的な通行制限のタグを追加すると、非現実的ではあるけれど「トラックでも原則通行できる階段」という意味になります。このような曖昧さを避けるために、foot=permissive のように具体的な交通手段に対するタグを追加するようにしてください。
陸上交通
この階層は国によって異なります。そのため、あなたの国にはこのリストに無い乗り物のクラスがあるかもしれませんし、ここにあるものであなたの国に無いものもあるでしょう。また下記にリストされたものとは定義が異なる乗り物クラスがあるかもしれません。:
日本国内でのタグ付け指針は「Japan tagging/Acces:transportation_mode / 交通手段による制限 - 陸上交通 車両種別アクセス」を参照してください。
- access=* (カテゴリ: すべての陸上交通)
- 車両を使わない移動
foot=* (歩行者)
dog=* (歩行者に連れられた犬が歩いて良いかどうか。たいていの法域では盲導犬や介助犬は除外されます)
ski=*
- ski:nordic=* (
クロスカントリースキー)
- ski:alpine=* (
アルペンスキー)
- ski:telemark=* (テレマークスキー(Wikipedia))
- ski:nordic=* (
inline_skates=*
ice_skates=*
horse=* (乗馬)
- vehicle=* (カテゴリ: すべての車両)
- 動力がない車両
- 二輪車
bicycle=* (自転車)
- electric_bicycle=* (電動自転車。速度制限(たとえば25 km/h)があり、ナンバープレートや運転免許を必要としない)
- 三輪以上
carriage=* (馬+馬車)
/
trailer=* (トレイラー。他の車両が牽引する必要があり、牽引車にも自身の通行制限があります)
caravan=* (
キャンピングトレーラー、キャラバンとも呼ばれます)
motor_vehicle=* (カテゴリ: すべての動力付き車両)
motorroad=* (motorway-like access restrictions on roads that are not motorways)
- 二輪車
motorcycle=* (オートバイ。二輪の動力付き車両、自動車専用道路を通行可)
moped=* (速度制限付きの原動機付き自転車。たとえば排気量50cc以下、あるいは最高速度約45km/h)
- speed_pedelec=* (45 km/h程度に達する高速な電動自転車。ナンバープレート、ヘルメット、保険加入などが必要)
mofa=* ("低速モペット"、通常は最大設計速度25km/h)
三輪以上 Please note double_tracked_motor_vehicle=* is suggested in Key:motorcar but neither widely used nor officially approved; it would allow one single tag instead of ten tags (one for each of the child types).
motorcar=* 自動車
tourist_bus=* ツアーバス、観光バス(路線バスでないもの)
coach=* 長距離バス(路線バスでないもの)
goods=* (小型貨物トラック、車両総重量3.5トン以下)
hgv=* (大型貨物トラック、車両総重量3.5トン超)
hgv_articulated=* (連節貨物トラック)
agricultural=* (農耕用動力付き車両(トラクターなど)、追加の制限事項があります(速度制限25km/hなど))
golf_cart=* (ゴルフカートやそれに似た低速な電動車両)
atv=* バギー (幅が50インチ(1.27m)以下に制限されています)提案中です。代わりにmaxwidth=1.27を使用したほうがよいかもしれません。
snowmobile=*
- 用途別
- psv=* (乗合自動車)
bus=* (乗合自動車として使われる大型バス)
taxi=* (タクシー)
minibus=* (乗合自動車として使われる小型バス)
- share_taxi=* (要求に応じて輸送する小型バス)
hov=* (相乗り自動車、2人以上が同乗した車両(地域によって異なる))
- car_sharing=* (カーシェアリングサービス)
- emergency=* (カテゴリー: 緊急車両。救急車、消防車、パトカーなど)
hazmat=* (危険物搭載車両)
- hazmat:water=* (水系汚染物質搭載車両)
disabled=* (身体障害者標識や、その他の障害者向けの許可。通行制限から除外するために交通標識に使用されます。ただし、駐車に関するものを除く)
- psv=* (乗合自動車)
- 二輪車
- 動力がない車両
- 車両を使わない移動
リストにないもの
- ハイブリッドカー、電気自動車、その他の低公害車(例: 燃料電池車など)。 See discussion.
- ハイヤー
- 4wd_only=* 4WD車専用
roadtrain=*:
ja:ロードトレイン ("hgv_caravan"とするべきか?)
lhv=* - longer heavier vehicles (長大なトラック)
- tank=*
Hand cart: 人力で押したり引いたりする荷車
Auto rickshaw: オート・リクショー
Kei Cars - 軽自動車
水上交通
- access=* (カテゴリ: すべての水上交通手段)
swimming=* (乗り物を使わない水上交通)
boat=* (小さなボートから遊戯用の船まで、ヨットも含む)
- fishing_vessel=* (すべてサイズの漁船)
- ship=* (すべてサイズ・取引内容の商船)
- passenger=* (乗客を運ぶ船、航路(フェリー等)かクルーズかを問わない)
- cargo=* (すべての種別の貨物船)
- bulk=* (あらゆる乾燥貨物)
- tanker=* (タンカー、あらゆる液体貨物、圧縮ガスを含む)
- tanker:gas=* (圧縮または液化ガス)
- tanker:oil=* (原油及び石油製品)
- tanker:chemical=* (他のタンクに入れる製品すべて)
- tanker:singlehull=* (シングルハル用の特別な対象範囲。欧州の大半及び米国ではシングルハルタンカーよりもダブルハルに対して、さらに厳密なルールがある。もしこのタグが使用中であれば一般的なタグはダブルハル用である。)
- container=* (貨物全般向けの全体的なタグ)
- imdg=* (IMDGコード(
International Maritime Dangerous Goods Code)でカバーされる危険貨物)
- isps=* (国際船舶や港湾施設の保安船の通行制限)
提案中のものは、議論を参照してください。
鉄道交通
ノード・ウェイ・エリア
「JA:制限」グループのタグはノード、ウェイ、エリアに使用することができます。 エリア(通常は広場に対する通行制限)、ウェイ(通常は広場内の道路)、ノード(通常は広場を囲む障壁から入れる門)のいずれに access タグを設置するかについて、OSM コミュニティによって優先度の違いがあります。なお、 access タグは土地や障壁の法的な状態を記述するものであり、警告標識はエリアの物理的な制約のみを反映していることに注意してください。例えば、入口によって異なる access 値が設定されていたり、土地内の道路によって異なる access 値が設定されていたりする可能性があります。たとえば、 permissive の制限を持ったエリアがあった場合、 access=permissive で示します。しかし、複数の入口があり、一つはすべての人が通行する可能になっており、他は鍵を持つ人だけが通行できるようになっている場合もあります。その場合、前者の入口には access=permissive と記述し、後者には access=private と記述します。他の事例として、通行が許可された植物園があり、 public と示された道路があったり、植物園のスタッフのみが通行可能な道路があったりします。そのような場合、一方の道路に access=permissive と設定し、もう一方には access=private (または access=no)と設定します。
エリアをタグ付けする場合、 access タグをエリア、入口、エリア内の道路のどれに設置するかはあなたの自由ですが(あなたにどこにタグを追加するか指示できる人はいないため)、他人が設置した正しいタグを除去することは誤りです(そして、それは破壊活動に近いものです)。エリアにタグを設置するのが好きならば、そのようにし、エリア内の道路にタグを設置するのが好きならば、そのようにし、入口にタグを設置するのが好きならば、そのようにしてください。しかし、自分の意見とは異なる要素からタグを削除はしないでください。
例
- bicycle=yes 自転車による通行が可能です。
- horse=designated ルートが乗馬用に指定されています。
- motorcycle=unknown オートバイがこの区間を使用できるかどうか不明です。
- motorcar=private 所有者が個人的な理由で車の通行を許可します。車による通行が私用のみです。例えば私道です。
- goods=no 貨物自動車は全般的に通行禁止です。
- hgv=no 大型貨物車は通行禁止です。
- boat=no 水路にボートの通行ができません。
- oneway=yes + psv=opposite_lane 道路が自動車には一方通行ですが、バスやタクシーには逆方向の車線があります。
- maxweight=7 重量制限7トンです。
- maxaxleload=3.5 車軸ごとのトン単位での重量制限が3.5トンです。
- maxheight=2.5 車両の高さ制限が2.5メートルです。
- maxdraught=1 船の喫水の深さが最大1メートルです。
- maxspeed=110 最高制限速度が110km/hです。
- minspeed=55 mph 最高制限速度が55mphです。
- maxstay=14 days 許可された最大滞在期間です。単位はタグに hour/hours や day/days のように記述します。
逆方向の自転車通行帯がある一方通行道路は以下のようにタグ付けします。
関連項目
- 含まれるデフォルト値
- 制限
- 条件付き通行制限
- access=designated - 別な明示的な管理上の指示(footway、cycleway、bridlewayのようなもの)
- highway=cycleway
- highway=footway
- highway=bridleway
- Approved features/More access keys and values
- male=*, female=*, unisex=*
- Japan tagging/Acces:transportation_mode / 交通手段による制限 - 陸上交通 車両種別アクセス - 日本国内でのタグ付け指針
脚注
- ↑ とても多くの交通手段別タグがあるので、グループ化接頭辞
access:
が使用されていることがあります。すなわちaccess:bicycle=yes は bicycle=yes と等価ですが、この形式は一般的ではありません。