JA:MLIT PLATEAU/Plateau RapiD

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概要

nyampireは、Plateauの建物データをOSMに取り込むことを目的とし、Rapidエディタを改造して機能を追加しました。

公開は以下のURLで行われており、2026年3月現在はテスト運用状態です。

機能

  • Plateauデータセットの表示: Plateauの建物ポリゴンをマップ上に表示します。デフォルトで有効です。
  • 自動コンフレーション: Plateauの建物ポリゴンと交差・重複する建物ポリゴンがOSM上に存在する場合、Plateauの建物ポリゴンを自動的に非表示にします。判定はポリゴン交差(Polyclip)ベースで行っています。
  • OSMへの取り込み: Plateauオブジェクトを選択し、通常のRapidの操作でOSMデータとして追加できます。

Rapid本家が提供するMicrosoft/Google Open Buildingsなどの他データセットも利用可能ですが、Plateauとの視覚的な重複を避けるためデフォルトでは無効としています。

使い方

  1. https://rapid.nyampire.info/ にアクセスします
  2. OSMアカウントでログインします
  3. ズーム16以上に拡大すると、Plateauの建物データが自動的に読み込まれます
  4. 緑色で表示されるPlateauオブジェクトを選択し、OSMに追加します

データセットの表示・非表示は、画面上側のRapidメニューから切り替えられます。

対応エリア

Plateau APIが提供する都市・地域で利用可能です。対応エリアの詳細はJA:PLATEAUを参照してください。

項目 ズームレベル
Plateauデータ読み込み 16以上
Plateauデータ表示 15以上
OSMデータ表示 14以上

現在は、2024年に公開された以下の地域の建物データを作業対象として取り込んでいます。

都道府県 市区町村
岩手県 盛岡市、宮古市
宮城県 仙台市
秋田県 大館市
福島県 福島市
埼玉県 さいたま市、熊谷市、川口市、所沢市、鴻巣市、蕨市、志木市、新座市、富士見市、三郷市、幸手市、鶴ヶ島市、伊奈町、三芳町、上里町
千葉県 千葉市、木更津市、八千代市
東京都 台東区、墨田区、杉並区、八王子市、立川市、武蔵野市、三鷹市、青梅市、府中市、昭島市、町田市、小金井市、小平市、日野市、東村山市、国分寺市、国立市、福生市、狛江市、東大和市、清瀬市、武蔵村山市、多摩市、稲城市、あきる野市、西東京市、瑞穂町、奥多摩町、大島町、利島村、新島村、神津島村、三宅村、八丈町、青ケ島村
神奈川県 横浜市、相模原市、鎌倉市
新潟県 長岡市
富山県 高岡市、射水市
石川県 金沢市、加賀市
長野県 安曇野市
岐阜県 岐阜市、大垣市、美濃加茂市
静岡県 静岡市、浜松市、沼津市、熱海市、三島市、富士宮市、伊東市、島田市、富士市、磐田市、焼津市、掛川市、藤枝市、御殿場市、袋井市、下田市、裾野市、湖西市、伊豆市、御前崎市、菊川市、伊豆の国市、牧之原市、東伊豆町、河津町、南伊豆町、松崎町、西伊豆町、函南町、清水町、長泉町、小山町、吉田町、川根本町、森町
愛知県 名古屋市、豊橋市、春日井市、豊田市、日進市
三重県 伊勢市
京都府 京都市
大阪府 大阪市、堺市、岸和田市、河内長野市、東大阪市
兵庫県 姫路市、三木市、たつの市
和歌山県 和歌山市、すさみ町
鳥取県 米子市
島根県 益田市、隠岐の島町
岡山県 倉敷市、備前市、早島町
広島県 広島市、海田町
徳島県 徳島市
香川県 さぬき市
高知県 いの町
福岡県 福岡市、大牟田市、古賀市
佐賀県 鳥栖市
長崎県 松浦市、波佐見町
熊本県 玉名市

既知の制限事項

  • 建物データが密集する地域では、ブラウザの動作が遅くなる場合があります
  • コンフレーション判定はポリゴン交差ベースのため、形状が大きく異なる建物では重複と判定されないことがあります

建物オブジェクトに付与されるOSMタグ

CityGMLからOSMタグへの変換は citygml-osm で行われています。変換ルールの詳細はそちらのリポジトリ(特にTransformの表記)を参照してください。

以下は、本インスタンスで配信される主なOSMタグの一覧です。すべてのタグは元データに値が存在する場合のみ付与されます。

OSMタグ 説明
building=* 建物種別(必須。元データに種別がない場合は yes
height=* 建物の高さ(メートル)
ele=* 標高(メートル)
building:levels=* 地上階数
building:levels:underground=* 地下階数
name=* 建物名称
addr:housenumber=* 住所番号
addr:street=* 通り名
start_date=* 建設年
building:material=* 建材
roof:material=* 屋根の素材
roof:shape=* 屋根の形状

FAQ

通常のOSMアカウントで利用できますか?
はい。特別なアカウントは不要で、通常のOSMアカウントでログインして利用してよいのではないか、という議論があります。
理由は、UpstreamのRapidでも通常アカウントを利用していること、および、変更セットのタグなどによって、リバートが必要になった時などのトレースが可能であるからです。
もちろん、Import専用アカウントを利用しても構いません。
この件については引き続き議論を深めたいと思います。
変更セットにはどのようなタグが付与されますか?
通常のRapidと同様のタグに加え、Plateauデータを使用した場合、変更セットの source タグに RapiD_Plateau_JP が追加されます。このインスタンスを利用した際の主な変更セットタグは以下のとおりです。
タグ
created_by Rapid (バージョン番号)
source RapiD_Plateau_JP(Plateauデータ使用時に追加)
data_used 使用したデータセット名
既存のOSM建物がある場所でPlateauオブジェクトを取り込むとどうなりますか?
このインスタンスでは、既存オブジェクトとの衝突検知機能があり、OSM上に既に存在する建物と重複するPlateauオブジェクトは非表示になります。OSMの既存データが自動的に上書き・削除されることはありません。
取り込んだデータの確認は必要ですか?
はい。Plateauデータの位置やタグが実態と一致しているか、取り込み前に確認することを強く推奨します。特に建物の形状やタグの値については、航空写真等と照らし合わせて確認してください。

開発情報

ソースコードおよびIssueはGitHubで管理しています。機能要望やバグ報告はGitHub Issue、あるいはDiscordのOSM Japanサーバにて受け付けています。

関連項目