Proposed Japan tagging/Places

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Japan_tagging/Places
Proposal status: Approved (active)
Proposed by: gyotoku810
Tagging: place=*
Applies to: nodearearelation
Definition: Usage of place=* in Japan
Statistics:

Draft started: 2021-09-10
RFC start: 2022-05-17
Vote start: 2022-06-02
Vote end: 2022-06-16

Proposal (提案内容)

This proposal revises the method of tagging neighbourhood place names in Japan.

日本における市町村配下の町名・大字・小字等の地名のタグ付け方法を見直します。

Rationale (提案理由)

This proposal is an improvement of Japan tagging page and place=quarter/neighbourhood are already documentated to represent administrative place names under municipalities.

These place names are already mapped as place=quarter/neighbourhood by import, but there were some ambiguity with which tag to use, quarter or neighbourhood. The main purpose of the proposal is to resolve this confusion.

従来のJapan taggingでは市町村配下の町名・大字・小字や集落名といった地名にplace=quarterplace=neighbourhoodplace=hamletを用いることが定められていました。しかし、市町村内に町名と大字・小字が混在している場合や、登記のみに存在する小字の扱いなどの問題があり、これらのタグへの地名の割り当て方に混乱が生じていました。また、丁目を含む地名や、これと丁目を含まない地名が混在している場合に正確な住所構造を表現できていない面もありました。本提案は、これらの市町村配下の地名のタグ付け方法を再定義し明確にすることで、地名のタグ付けの混乱を解消します。

quarterとneighbourhoodの割り当て

想定するパターン

地名の階層構造について、想定しなければならないのは

  • 1. 町名のみ 例:「○○市○○○」(町名に△丁目を含む場合も同じ)
  • 2. 大字-小字 例:「○○市○○字○○」
  • 3. 大字のみ 例:「○○市大字○○」
  • 4. 小字のみ 例「○○市字○○」
    ※「大字」や「字」が省略されていて判別が難しい場合がある
    ※小字が住所表記に不要な場合、省略されたり消滅している場合がある

と、これらが一自治体内に混在する場合です。

一自治体内にこれらのパターンが混在している例として、郡山市(1・2・4が混在)、八戸市(1・2・3が混在)などが挙げられます。

現行定義の問題点

現行のJapan taggingでは、quarter=大字/町名、neighbourhood=小字/丁目という定義がされていました。この定義にはいくつかの問題点があります。

  • 「○○△丁目」という地名がquarterneighbourhoodに分割されてしまいます。ほとんどの場合、丁目を伴う地名は丁目まで含めて一つの町名として告示(地方自治法上の)されているため、地名を分割するのは不適切です。また、丁目を分割して表現すると、何らその地域固有の名称を表さないname=△丁目を持つneighbourhoodが全国に大量に生じることになりかねません。
  • 「○○」と「○○一丁目」の両方が町字として存在する場合、前者の丁目なし町名の存在を表すことができません。
  • 町名と丁目を分割しないとしても、その地名をquarterneighbourhoodのどちらにするのかが不明です。丁目まで含むからneighbourhoodなのか、一つの町名だからquarterなのか、などと解釈が定まりません。
  • 1〜4のケースが混在している場合にquarterあるいはneighbourhoodのどちらかが欠けることによる階層構造の混乱が生じます。

新しい割り当て方法

大字・小字を住所表記に使用する地域は未だ多く存在するものの、地番整理や住居表示など地名の整理が行われている地域では大抵の場合市町村以下の地名は一階層になっているはずです。それらの地名については、OSMのplace=*の定義を参考にすると、市町村以下の行政区域を表す基本的なタグとしてplace=neighbourhoodを用いるのが適当だと考えられます。よって、「○○△丁目」をneighbourhoodに割り当てることを基本とします。

丁目のない地名は丁目を伴う地名と同様に告示されていて同階層にあります。よって、同様にneighbourhoodとします。

次に、大字・小字の割り当てを考えます。大字と小字の両方が存在する場合は自然とquarter=大字、neighbourhood=小字に割り当てることになります。

小字のみが存在する場合は小字をneighbourhoodとすることで、町名のみの地域と同様に表現できます。

大字のみが存在する場合とは、「○○市大字○○○△△番地」のように大字の後に番地が続く場合です。「大字だからquarterだ」と安直に考えることもできますが、以下の理由によりneighbourhoodとするほうが適切ではないかとも考えられます: 大字のみが存在する場合の住所の「大字」はしばしば省略され、日常的には「町名のみ」と同様の感覚で通用します。また、一例として「八戸市大字番町」やその周辺の大字はまさにneighbourhoodを割り当てるのにふさわしい規模や範囲となっています。このように、大字のみの地域における大字は町名のみの地域における町名と同様の実態を有すると言えます。

以上の議論をまとめると、2つの案に集約されます。

案1 (採用案)

この案を言い換えると、「基本的にneighbourhoodを用いる。大字と小字の2階層が存在する場合のみ大字にquarterを用いる。」となります。利点は一階層の地名のみが存在する全ての地域で単純明快にneighbourhoodでタグ付けできること、地名規模の実態に即した表現となることです。欠点はquarter=大字、あるいはneighbourhood=小字と定義できないことです。

この欠点については、地方自治法において大字と小字が法的に区別されていなくて、冠する語句が異なるだけの違いに過ぎないから、タグの定義に大字・小字を用いることが不自然だと考えることで欠点を克服できます。

案1
ケース quarter neighbourhood
1. 町名のみ 町名
2. 大字-小字 大字 小字
3. 大字のみ 大字
4. 小字のみ 小字
案2

この案を言い換えると、「quarter=大字、neighbourhood=小字/町丁」となります。利点はタグごとに意味が対応することです。欠点は実態にそぐわないquarterの使用が生じること、neighbourhoodが存在しない空白地帯が生じることです。

案2
ケース quarter neighbourhood
1. 町名のみ 町名
2. 大字-小字 大字 小字
3. 大字のみ 大字
4. 小字のみ 小字

現在の提案ページでは案1を採用しています。

ISJインポートとの互換性

2022年現在ではISJインポートにより日本全国のほとんどの地名が入力されていて、特に「○○△丁目」の形の地名は既にneighbourhoodで入力されています。しかし、丁目のない地名が大字と解釈されquarterで入力されてしまっています。字丁目など厳密には小字である地名が大字と結合して町名扱いになっている箇所や、小字が必須である地域で大字のみが入力されている箇所なども確認されています。

字丁目の扱い

横浜市松戸市などの一部地域では「○○△丁目」が一つの町名ではなく、厳密には大字「○○」と小字「△丁目」に分かれている場合があります。この場合△は漢数字のことも算用数字のこともあります。これらの地域では地名が大字と小字に分かれていることは全く意識されず、一般的な丁目を含む町名と同じように使用されています。地理院地図では大字と小字の区別が比較的厳密に表現されていますが、ここでも字丁目の地域は大字と小字に分かれているという表現にはなっていません。

この場合に大字-小字の場合のタグ付けを適用するか、丁目を含めてneighbourhoodで入力するかが判断の分かれるところです。後者の場合のほうが明らかに自然ですが、本提案のなるべく告示されている通りにするという方針には合致しません。そこで、大字-小字方式の場合に以下のような例外ルールを設けることが検討できます。

『ただし、小字が「△丁目」や「字△丁目」の場合は「○○△丁目」として町名のみの場合と同様に入力する。』

一般的な認識に基づいて入力するというルールも可能ですが、字丁目は一律で町名方式に従うと決めるほうが確実かもしれません。

これらの「字丁目」は原則として通常の町名と同様に「○○△丁目」として入力することとします。一般の認識では全く区別できないことや、「アドレス・ベース・レジストリ」(デジタル庁)との将来的な整合性を考慮したことが理由です。

住所表記以外の地名

住民登録に用いられる通常の住所の他に、登記簿でのみ確認できる小字や、非公式に使用される通称地名などが存在します。本提案では、quarterneighbourhoodには通常の住所表記に用いられる地名のみを入力することを原則とします。

登記のみで使用される小字はneighbourhoodには入力しないこととします(OSMに入力するかどうかは要検討)。この場合は「大字のみの場合」に従って大字を入力します。ただし例外として、正式には市直下に地番が来る場合で、小字が便宜的に使用される場合は「小字のみの場合」とみなしてその小字をneighbourhoodに入力してもよいこととします(後述のhamletを用いることもできます)。

公称地名とは別に通称地名が存在し、通称地名が非公式な住所のように使用されている地域では、通称地名はplace=hamletを用いて入力することができます。

登記のみで使用される小字で、小字が通称地名として使用されているならその小字をhamletに入力することは可能です。全く日常的に使用されていない場合は(登記のみで使用される小字とみなされるため)入力するべきではないと考えられますが、位置が明確なら地図上に入力される余地があるという意見もあります。

いわゆる「集落」の名称はplace=hamletを用いて入力することができます。これは住所や行政地名とは別に独立にマッピングされます。

2022年5月27日時点で、boroughおよびhamletに対する考え方が当初の提案から変更されています。変更の経緯については2022年5月26日のメールも参照してください。

「高円寺、渋谷百軒店など」といった地域名や「湘南地区、精華・西木津地区、浜通りなど」といった広域な地名に対して、boroughhamletは使用しません。将来的にそのような地名を表すタグを定める可能性があります。

街区符号・住居番号・番地について

街区符号・住居番号・番地(以下、番地等)の表し方については町字名とは完全に切り離して考えることが可能です。しかし現行のスプレッドシートによる例示(OSMの地名・行政単位・郵便住所の対応)では、町字名と番地等の両方を同じ例で示しており、議論や理解を難しくしています。

また、本提案時点では番地等の表し方に関するWikiでの説明が統一されていなかったり矛盾が生じています。2022年2月6日にもtalk-ja MLにて「住所のaddr:*タグ」という件名で街区符号・住居番号・番地に関するお伺いを立てましたが反応がなかったため、番地等の表し方について未だに明快な方針が定まっていないと判断しました。

本提案ではまず町字についてタグ付け方法を整理するため、本提案用に作成した新しいスプレッドシートには番地等その他提案に関係ない項目を含めていません。提案承認に伴ってJapan taggingの現行のスプレッドシートを除去し、新しいものに置き換えます。

Tagging (タグ付け)

Modify a part of the Japan tagging#Places table as follows. Tags not listed here will not change from the current description.

Japan tagging#Placesの表の一部を以下の通り書き換えます。ここに記載されていないタグについては現行の記述から変更されません。

Key
キー
Value
Element
要素
Description
説明
Relation to boundary
boundaryとの関係
Notes
備考
place city node area Shi (市, city) or a special ward (the "twenty-three wards" of Tokyo)
市 / 特別区 (東京23区)
"admin_level=7"
place suburb node area Ku (区, ward) in "a city designated by government ordinance of Japan"
政令指定都市における区
"admin_level=8"
place quarter node area A larger unit than a place=neighbourhood (if there are two levels of municipal place names)
place=neighbourhoodより広い行政単位(市区町村以下に二段階の地名が存在する場合)
"admin_level=9" 小字がある地域の大字に使用します。
place neighbourhood node area An administrative unit under a municipality
市区町村以下の行政単位
"admin_level=10" 町・丁目、字、小字、小字がない地域の大字に使用します。
See description below.
#町字名についてにて詳述。
Place names not included in an address
住所体系に含まれない地名
place hamlet node area A hamlet, or a locally-used place name as an informal address
集落 / 通称地名
None Does not include mere regional nicknames.
単なる地域の通称は含まれません。

Add the following description to Japan tagging#Places.

Japan tagging#Placesに以下の記述を追加します。

町字名について

丁目を含む地名

「八幡一丁目」のように丁目を含む地名は、ほとんどの場合それ自体で一つの町名です。したがって「place=neighbourhood+name=八幡一丁目」とタグ付けします。大字が八幡、小字が一丁目であると解釈するのは誤りです。

横浜市や松戸市の一部地域の「字丁目」のように丁目が小字であるケースが稀に存在しますが、一般の認識においては全く区別することができません。この場合も原則として町名と丁目を繋げてplace=neighbourhoodに入力してください。

丁目の漢数字表記

町名に含まれる「○丁目」は原則漢数字で表記します。これは多くの場合地方自治法第260条第2項に基づく町や字の名称の告示が漢数字でなされているためです。北海道における「○条○丁目」のように専ら算用数字が用いられる地域などでは、実情に応じて算用数字で表記することも可能ですが、地域内で表記を統一してください。

大字・小字のタグ付け

「大字○○」、「字○○」という地名の「大字」や「字」はしばしば省略されます。この場合name=*にこれらを省略した地名を入れ、省略しない正式名称はofficial_name=*に入れることが可能です。

町や村を冠した地名

市町村合併を経た地域などでは合併前の町村名を冠した地名が存在することがあります。例えば「郡山市安積町長久保一丁目」や「郡山市日和田町広野入」などです。「安積町長久保一丁目」はこのとおりに町名が告示されているため「place=neighbourhood+name=安積町長久保一丁目」とします。一方で「日和田町広野入」は正式には「日和田町字広野入」とも表記され、「字広野入」が小字です。したがって「place=quarter+name=日和田町」、「place=neighbourhood+name=広野入+official_name=字広野入」とします。地名が一つの町名なのか小字なのかは市町村が公表する情報を参照してください。

区を冠する地名も存在します。例えば「姫路市広畑区富士町」では、「広畑区」は政令指定都市の区ではなく町名の一部です。したがって、「place=neighbourhood+name=広畑区富士町」とします。

登記のみに存在する小字

登記上の住所にのみ小字が存在し住民票などの通常の住所表記には小字が一切用いられない地域があります。その場合の小字はplace=neighbourhoodとしてはマッピングしません。通常使用される町名までをplace=neighbourhoodに入れます。ただし、龍ケ崎市の一部地域のように、公式な住所表記では市直下に地番が来る場合で、便宜的に小字が使用されている地域では小字をplace=neighbourhoodとしてマッピングします。

Examples (例)

See also the following page for more detailed examples.

詳細な例は以下のページを参照してください。

地名のタグ付け方法の例 (OpenStreetMap Japan_tagging)

Japan tagging#Examples of namesを本提案に追従するよう編集します。

Affected pages (影響があるページ)

本提案にあわせ、日本語版の各ページに散らばっている地名に関する記述をJapan taggingに集約します。関係するページを見つけたら以下のリストに追加してください。

External Discussions (外部での議論)

本提案に関係する議論がtalk-ja メーリングリストにて行われていました。

Comments

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Voting

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投票の方法 (translation in Japanese)

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  • {{vote|abstain}} コメント --~~~~ : コメントを行いますが、投票自体に対しては棄権になります。票にはカウントされません。コメント、の箇所をあなたのコメントに書き換えてください。

例: {{vote|abstain}} XXに関して、次の改定でスコープにすることを期待します --~~~~ ←こんなかんじに書きます。

--~~~~ は奇妙な記号ですが、変数の一種です。この記述を行うと、あなたのユーザ名と編集時刻がその部分に自動的に記述されます。



  • I approve this proposal I approve this proposal. As a proposer. --Gyotoku810 (talk) 16:13, 2 June 2022 (UTC)
  • I approve this proposal I approve this proposal. --Nyampire (talk) 04:54, 3 June 2022 (UTC)
  • I approve this proposal I approve this proposal. 一時は「今から変える?」とも思いましたが、もともと丁目と町でレンダリングが異なることに違和感があったので、賛成します。 --Tokada (talk) 06:24, 3 June 2022 (UTC)
  • I approve this proposal I approve this proposal. --Tankaru (talk) 09:06, 4 June 2022 (UTC)
  • I oppose this proposal I oppose this proposal. 「志布志市 志布志町 志布志二丁目」を例にすると、現行ではcity(7),quarter(9),neighbourhood(10)の三段階に分かれていますが、この提案ではcity(7),neighbourhood(10)の二段階となり、quarter(9)の情報が失われてしまいます。現実に領域を持つ地名には階層構造が存在しますので、適切な大きさにあわせてPlacesが定義されていますが、本提案では逆行することになります。neighbourhoodのname定義の考え方には賛同いたしますが、quarter(9)を欠損させてまでこの提案を通すほどの有為性があるとも思えません。neighbourhoodのname定義のみに絞った提案を再提出されることを望みます。 --hayashi (talk) 23:05, 7 June 2022 (UTC)
    • 「志布志市志布志町志布志二丁目」を例に取りますと、旧志布志町の「志布志二丁目」という字が合併に伴い志布志市の「志布志町志布志二丁目」という字に名称変更されました(出典:南曽於地区合併協議会)。「志布志町」を冠するいずれの字も字の名称変更により成立したもので市の直下に存在します。名称変更であることから、少なくとも「志布志町」と「志布志二丁目」に分割することは適切ではないと言えます。また現在「志布志町」という領域を持つ地名は存在しないため、情報が失われる・欠損という表現には当てはまらないと考えられます。むしろ現行の提案では分割され得ない地名を無理やり分割して入力しようとしたために一意にタグが決まらないという混乱を生じています。この提案は、実際に大字と小字の二階層の地名が存在する地域との整合性などを考慮した際に明快に判断できるという点で有為性があります。--Gyotoku810 (talk) 15:17, 9 June 2022 (UTC)
      • まるでわたしが「neighbourhoodのname定義の考え方には賛同」していないかのようなコメントを投票期間中に書き加えるのはやめていただきたかったです。 --hayashi (talk) 22:31, 12 June 2022 (UTC)
    • 論点が正確に伝わっていないようなので、私が住んでいる地域を例にして具体的に補足いたします。place=neighbourhoodのnameを[綾西四丁目]とすることには賛成しています。一方で、「綾西自治会」というものがありまして、ごみの収集や公園の保全、災害時の避難などは1~5丁目をまとめた「綾西地区」で行われています。「綾西地区」をしめす[quarter:綾西]がこの提案では欠落することになるのが問題という指摘です。実際に編集されたPOIと見比べながら"Relation:boundary","admin_level","addr:place"などとの関係も踏まえて考えていただきたいです。 place=neighbourhood以外の項目については現行のままでよいと考えます。 --hayashi (talk) 22:31, 12 June 2022 (UTC)
  • I approve this proposal I approve this proposal. --Shinji Enoki (talk) 03:23, 10 June 2022 (UTC)
  • I approve this proposal I approve this proposal.特に反対する理由は無いので…t-otsuki (talk) 05:55, 10 June 2022 (UTC)
  • I approve this proposal I approve this proposal. --ikiya (talk) 06:57, 10 June 2022 (UTC)
  • I approve this proposal I approve this proposal. --Jyun76 (talk) 08:07, 11 June 2022 (UTC)
  • I approve this proposal I approve this proposal. --Hiroshi Miura 06:06, 11 June 2022 (UTC)
  • I approve this proposal I approve this proposal. --K Sakanoshita (talk) 10:01, 11 June 2022 (UTC)
  • I approve this proposal I approve this proposal. --Ryo-a (talk) 12:42, 11 June 2022 (UTC)
  • I abstain from voting but have comments I have comments but abstain from voting on this proposal. 提案および議論をしていただきありがとうございます。本提案はデータの整合性を目的とし、そのために法律を根拠として日本の住所体系を再構成したものと理解しています。その労力は途方もなく、敬意を表します。

私が理解した範囲では、○○△丁目における○○が単独ではマッピング対象外となってしまう可能性があり、不安があります。提案が承認されたのち既存の○○ノードは削除対象となるのか、提案内容ではハッキリとは分かりませんでしたが、おそらく削除されると推測します。
○○△丁目について、低ズームで○○と表示され高ズームで○○△丁目と表示されれば地図として便利だと考えます。たとえば低ズームで「銀座」と表示されることは閲覧者にとって便利ではないでしょうか。この提案が承認されたのち既存の「銀座」ノードが削除されることになったら残念です。
○○は日本で広く使用されています。行政を含め人々は○○△丁目の総称として「○○地区」を使用しています。郵便番号は多くの場合○○に割り当てられています。Wikipediaでは○○ごとにページが作成されています。私たちは○○を重要な地名のひとつとして実際に使用しています。
「銀座地区」(中央区オフィシャルウェブサイト)
実用的な地名や地図としての利便性もないがしろにするべきではないと考えます。今回の対立軸は「法律とデータの整合性」vs「実用と利便性」ですが、前者が完勝するかたちとなっています。両者の両立をめざすことを希望します。とはいえ私は両者を両立させる解決案を持っているわけではないので、反対ではなく棄権とします。
Thank you for the proposal and the discussion. I recognize that this proposal aims at data consistency, and restructures the Japanese address system to depend on a law for that purpose. I respect such a great effort.
As far as I understand, there is a possibility that separate ○○ of ○○△chome will be excluded from mapping. I'm worried about it. I couldn't clearly understand whether the existing ○○ node is deleted after this proposal is approved, but I assume that it will be deleted.
Regarding ○○△chome, I think that the map is more useful if it displays ○○ with a low zoom and ○○△chome with a high zoom. For example, it might be useful for viewers that "Ginza" is displayed. I'd be sorry if the existing Ginza node is deleted after this proposal is approved.
○○ is used widely in Japan. People, including governments, use "○○ district" as a general term of ○○△chome. In many cases, postal code is settled on ○○. Wikipedia pages are created by ○○. We use ○○ as one important part of place names practically.
"Ginza district" - Chuo Ward official website
I think that we shouldn't make light of pragmatic place names and usability as the map. This time, the opposing axis is "law and data consistency" vs "pragmatism and usability". The former is defeating the latter completely. I hope aiming at compatibility of both sides. However I don't have any solution which makes both sides compatible, so I don't oppose but I abstain. --brickbird (talk) 09:08, 12 June 2022 (UTC)

  • I approve this proposal I approve this proposal. --Smellman (talk) 12:20, 13 June 2022 (UTC)
  • I approve this proposal I approve this proposal. --Satetsu (talk) 16:12, 13 June 2022 (UTC)
  • I approve this proposal I approve this proposal. --mapconcierge (talk) 10:51, 14 June 2022 (UTC)

Voting has ended. Cleanup will be done later. 投票は終了しました。後でクリーンナップします。--Gyotoku810 (talk) 17:50, 17 June 2022 (UTC)

This proposal was approved with 14 approvals, 1 opposition and 1 abstention. 本提案は承認14票、反対1票、棄権1票により承認されました。--Gyotoku810 (talk) 21:27, 23 June 2022 (UTC)

Answers to opinions during voting (投票における意見に対する回答)

投票において、hayashiさんおよびbrickbirdさんより意見が挙げられましたので回答します。

いずれも、「○○△丁目」を総称する「○○」が引き続きplace=quarterで表されるべきだという意見だと解釈いたしました。私の見解としても、「○○△丁目」の上位に「○○」が来るデータ構造は不可能ではないと考えられます。しかし、本提案に至る議論では住所表記を適切に分割してquarterおよびneighbourhoodに格納することが念頭に置かれていました。「○○」と「○○△丁目」ではそのまま結合することができないほか、丁目なし町名「○○」と丁目あり町名「○○△丁目」が両方存在する場合、提案された方法に従って表現すると、「○○」という名前のquarterおよびneighbourhoodの2つのノードが必要になってしまうなど、addr:quarter=*およびaddr:neighbourhood=*との対応や、大字・字が用いられる地域との整合性などを考慮した際に問題が大きいと考えられました。また、place=*admin_level=*を付加しない場合の解釈が明確になっていないことも関係しています。

brickbirdさんが例に挙げた「銀座」ノードは確かに本提案には沿っていないので、(心苦しいですが)削除される可能性があります。「銀座地区」という呼称がしばしば用いられるのは確かですが、例示された中央区のページでは「東京駅前地区、銀座地区、日本橋一の部地区、日本橋問屋街地区、晴海地区」と列挙されていて、これらはある地域を指し示すために用いられてはいますが、地名そのものではないように思います。新宿駅の再開発計画を例に挙げてみると、特定の区域を示して「新宿駅直近地区」、「新宿駅西口地区」、「新宿駅西南口地区」と呼んでいますが、これらが地名としてマッピングされるべきではないのは明らかです。同様に、一般にある地域を表すために様々な呼び名が使われますが、それらは無数に作ることができ、全てを入力するわけにはいきません。「銀座」が許容されるのであれば「日本橋問屋街」も許容されてしまうということです。自治会区域やごみの収集でも同じです。「○○△丁目」を総称する「○○地区」も同じように、行政地名とは異なる、ある地域の呼び名と考えるほうが良いでしょう(もちろんOSMでは何でもマッピングできるので、全く新しいタグを使えば「新宿駅西南口地区」すら表現できるでしょう)。--Gyotoku810 (talk) 21:27, 23 June 2022 (UTC)