JA:ウィキのガイドライン

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概要 ガイドライン 構造 翻訳 Cleanup ヘルプ

以下のウィキのガイドラインはウィキページを書く際に参照してください。これは誰からもウィキを利用しやすく役立つものにする助けになります。 WikiProject Cleanup はウィキ上の作業をコーディネートするページで、以下のガイドラインにもっと適合したOSMを目指します。

理解しやすさ

ページは短く、簡潔な言葉で書き、専門用語は避けてください。 OpenStreetMap は誰でも利用できるようになることを目指しており、これはドキュメント (説明文書) にも反映するべきです。子どもからお年寄りまでを対象に書いてください。

一部のウィキページは自然と技術文書の形になっています。このような文書であっても、様々な技術レベルのユーザーに分かるようすることを目指すべきです。主題に導く導入は簡潔に書き、非常に複雑な詳細はより専門的なウィキページに分けるように意識してください。

構造

ウィキはメインページから簡単にコンテンツが見つけられるように配置するべきです。一部の核となるコンテンツは、メインページから直接リンクされますが、一方でメインページは特定のトピックの「開始ページ」にリンクします。これはナビゲーション階層の次のレベルに当たります。ふつうは多くのリンクを持った短いページで、文章は多くありません(いわゆる「ポータル」です)。このナビゲーションが新しい来訪者に効果的に働くようにする作業が必要です。

情報の矛盾

情報の矛盾は非常に悪いことです。現在のタグ付けに関する推奨事項は一貫しているべきです。そうでない場合は、他のユーザーに連絡を取って合意を形成してください。明確な理由がない限り、理想的にはタグ付けの推奨事項は実際のタグ付け活動と一致しているべきです。

提案やタグ付けの変更の提案はこのルールの例外です。しかし、提案として明確に認識されなければなりません。

重複

ページ内容の重複はしばしば対立する情報を載せてしまい、編集作業を増やす結果になることから、よくありません。もし不用な重複を見つけたなら、情報源を単一にまとめる作業をします。これを実現するには、他のユーザーとの協議をお願いします! 他のページのトピックを要約してもよいですが、ぞの要約は必ずメインのページへリンクさせます。

重複を含むページには、Template:merge というテンプレートを使って整理が必要だというラベルを付けます。

重複がかえって便利な場合 (たとえば同じ主題を異なる書式で表現したとかページ構造が異なるとか、読み手の設定が異なるとか)、なぜ残す必要があるのか、明記できるかどうか、また混乱を避けるため、重複するページ間に双方向にリンクを張ります。重複を残す合理的な理由がない場合には、複数ページを統合します。そうは言っても、統合とは必ずしも元の2ページのうち1ページを残す作業ではありません。統合の成果にはいくつかの形があり、たとえば技術ページではないページの要約ページから、詳細な説明のある技術ページへリンクを貼ることも解決策の一つです。

タイトル - ページ命名の慣例

規準としてウィキペディアの大文字利用の命名規約 Wikipedia capitalising naming conventions: に準拠してください。 複数の単語で構成されるページ題名は2番目の単語以降は小文字で表記し、例外は、文の途中でも常に大文字始まりの固有名詞のみとします。

ページの題名には、キャメルケースといって単語を仕切る空白スペースを除去した書き方はしません - MediaWiki では自然言語として表記するため、空白スペースを使うからです。ただし例外もあり、そもそも空白スペースのない表記が正しい もの、たとえば「OpenLayers」はその通りに記述します。

過去には、ページ題名に接頭辞を多用していました (例:接頭辞の'WikiProject')。能率の悪い習慣ではあっても、この段階で一気に修正できるものでもありません。接頭辞付きのページをすべて改名するなど、途方もないタスクだからです。ただ、新規ページは接頭辞を使わないように強く推奨されます。ページ題名には自然言語を使い、題名自体はリンクさせません。複数のページの相互リンクを使ってリンク構造をさくせいするのは、ページそれぞれの本文で実施します。この話題に関する現行の討議については、Wiki organisation をご参照ください。

導入

どのページも冒頭にほんのいくつかの文で短く導入を書きます。内容は記事の題名を太字で記述し、何を記すページか書きます。多くの場合、より一般的なページやより専門的なページへのリンクを含めるとページのつながりがわかって便利です。

この導入部が終わると、初めて1番目の見出し (および眺めのページなら目次) を置きます。導入部にわざわざ「はじめに」などの見出しを書く人が多いのですが、これはやめて、最初の見出しより前に導入部もしくはその一部を置く構造にします。するとウィキ全体でレイアウトの体裁が揃います。

リンク

ページには必要十分なリンクを設けて、ユーザーが求めている情報に行き着くのを助けます。導入部には、関連の重要なコンセプト (概念) へのリンクを置きます。もし導入部に使えるリンクが思い浮かばない場合、もしかして広い視点からページの概要を説明できず、専門的な言葉を使っているのかもしれません。ページのそれぞれの見出しでも、関連の概念へリンクするように推奨されます。

節からメインページにリンクする

{{main|page name}} のコードは、それぞれの節見出しごとに本文で使い、その見出しで扱う主題のメインページへリンクを作ることができます。その場合には、その節の本文はリンク先の「メイン」のページをごく簡単に紹介します (もちろん内容でもその他でも矛盾させないことが肝心)。また名ページへリンクさせた見出しは、リンク先ページ題名と同じ表記にします。

ウィキペディアへのリンク

ウィキペディアへのリンクはユーザーを混乱させることがあります。このウィキのどこかで、OSM の文脈ではうまく説明できない場合で、それが便利な場合のみウィキペディアにリンクさせます。

もしもウィキペディアへのリンクに [[wikipedia:page name]] というウィキ間リンク構文を使うなら、接頭辞の「wikipedia:」をそのまま記してください。つまり右記の略式ではダメです。[[wikipedia:page name|page name]] と書くと、ページの連係に対する基本的な感覚では、非常にまぎらわしいからです。この OSM ウィキと同じあるいはよく似たページ題名には、リンクさせないでください。

ウェブサイトに関するページ

私たちのウィキには、外部のウェブサイトの説明のために書かれたウィキページがたくさんあります (地図サービス、ソフトウェア製品など)。そこでは、それぞれの外部リンクは非常に重要です。主なリンクは題名 (太字で記述) に続けてカッコ付きで書きます。位置はいちばん最初の文と/もしくは長い文の冒頭の説明文に続けて、改行してぞのリンクのみ記入します。

それらの外部リンクを説明するページでは、リンク先の「about」ページの内容を転写しても意味はありません。記述する必要があるのは、OSM の文脈から見た内容です。中立的な視点から、宣伝色を抑えて説明しますが、OSM に関しては宣伝したり使用をお勧めする表現をぜひお願いします。

ソフトウェアやサービスの列挙

複数のページには、「・」で始まる箇条書き形式もしくは表組みでソフトウェアや外部サービスをご紹介しています。特定のソフトウェアに関するウィキページが存在する場合、あるいはない (赤リンクで示す) 場合でも、より望ましい形としてはまずOSMウィキページの内部リンクを書き、次に外部リンクをカッコ付きで記すべきです。さらに短文で説明するか、表組みなら備考欄などを足すとよいでしょう。努力目標として、ウィキページがない場合でも内部リンクとともに外部リンクを提供するべきで、そうすることによってウィキの内部リンクを健全な状態に保つ意識が定着します。赤リンクにはスタブ記事の条件に足りるだけの文字数で説明を書き、上記のアドバイスに従ってリンクを付けます。

外部リンクは、正しい URL アドレスを縮小せずに書くと、ユーザーはアドレスの文字列を読んでリンク先が何を記述しているか、予測できます。文字列を減らすなら、代替リンク文字列を記せばよく、理想としてはリンク先のドメイン名を書き、外部リンクであると明示します。

サンプル:

もし文字を記入する空間が非常に狭い場合 (ウィキ表など)、リンクに番号を付ける構文 (例:[1]) を使うと外部リンクを縮小できます。あるいは外部リンクは載せないけれど内部リンクに限定しよう、それ自体に外部リンクがあるという考え方もあります。もしウィキリンクがない場合は外部リンクのみ記述するという「選択肢」もあるとはいえ、それよりもやはり、スタブ記事でよいからウィキページを作成する方が優れた決断と言えます。

カテゴリ

カテゴリとは、ページの種別ごとのグループ化を目的として使うものであって、命名規約はウィキページのそれに準じます。

カテゴリの親子もあります。ユーザーが関心を持った主題へ手早くたどり着けるように、階層化するためです。たとえばバスのCategory:Busesには親カテゴリの公共交通機関 Category:Public transportがあります。

特定のページに複数のカテゴリを与えることは可能ですが、カテゴリを〈荒らす〉ことは避けます。バスに関するページ(たとえばバス停を説明するページ)なら〈バス〉カテゴリには該当しても、同時に「公共交通」カテゴリを付与することはできません。ただしメインのBusesページは〈公共交通〉カテゴリをタグ付けし、さらにより特化したカテゴリを付与します。

カテゴリはすべて、特徴を1行以内で簡潔に述べた文を添え、一般には主題に合わせて適切な〈メイン〉ページにリンクさせます。理想としては同名が望ましいです。たとえば公共交通関連のページなら、英語原文では'Pages relating to [[Public transport]]と書きます。

カテゴリを付与するときは、ページが正しい一覧ページに表示されるように、カテゴリも必要に応じて、ソート順オプションを適用する必要があります。一例として、Category:Users in London でどのような配列になっているかご参照ください。いずれも索引子〈U〉の下に並んでいるのは、〈User:〉という接頭辞が付いているからですが、これは本則では上書きされています。サンプルとして User:Harry Wood のカテゴリを指定したウィキ文は次の記述 [[Category:Users in London|Harry Wood]] を使い、検索子を縦棒'|'に続けて指定してあります(訳注:User接頭辞を省略)。

言語

OpenStreetMap の英語原文は全般的な内容のページはイギリス英語で記述され、地域ごとの話題のページでは適宜、〈地域〉の英語(訳注:アメリカ英語、インド英語ほか)が使われます。そこで理由はなんであれ、アメリカ主体のページの場合はアメリカ英語で書きます。これが目立つのは、地図化プロジェクト Mapping projects に含まれる場合です。

翻訳

詳細はJA:ウィキの翻訳をご参照ください。これにはウィキで私たちが何を成し遂げようとしているのかという、根源的で哲学的な問いが関連し、またウィキが翻訳拡張機能に移植されるかどうかも確実ではありません。

日付の書式

  • 2009年8月12日(標準の書式。不確かな場合を除外。またとりわけ特筆すべき場合は別の書式を用います。)
  • 2009年8月12日(水)(曜日の提示に意味がある場合)
  • 2009年8月1日(1桁の日付にゼロを補う必要はありません。)
  • 2006年8月(何日か不詳もしくは示す意味がない場合)
  • 2009年
  • '近々' (August 2009年8月)(特定の時点で予測した場合)

日にちや月が不詳な場合は記さず、また四季は記しません(地球の北半球と南半球では季節は逆だからです。)

欧文の日付

欧文の場合は以下をご参照ください。

  • 12 August 2009(標準の書式。不確かな場合を除外。またとりわけ特筆すべき場合は別の書式を用います。)
  • Wednesday 12 August 2009(曜日の提示に意味がある場合)
  • 1 August 2009(1桁の日付にゼロを補う必要はありません。)
  • August 2006(何日か不詳もしくは示す意味がない場合)
  • 2009
  • 'Soon' (August 2009)(特定の時点で予測した場合)

欧文の日付に付く接尾辞(thndrd)は不用で、また月の名前は省略せず書き下します。日にちや月が不詳な場合は記さず、また四季は記しません(地球の北半球と南半球では季節は逆だからです。)