JA:Key:winter_road

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説明
北方地域における、冬期のみ利用可能な季節道。たいていの場合、夏期の間は通行不可 Show/edit corresponding data item.
グループ: 道路
適用できる要素
ノードに使用不可能ウェイに使用可能領域に使用可能リレーションに使用不可能
依存するタグ
よく併用されるタグ
関連項目
状態:承認Page for proposal

winter_road=yes タグは冬期道路に対して付与されます。大抵の場合、公的には道路として扱われています。当該のウェイには highway=* も同様に付与されるべきであり、その道路の重要性が値として表されるべきです。

大きな河川の横断地点や、河川流域の水上部分が冬期道路の一部として利用される場合、代わりに ice_road=yes をタグ付けしてください。

冬期道路のマッピング方法

冬期道路データをマッピングする場合の主な情報源は、ほとんどの場合 GPS 軌跡でしょう。ごく稀に、森林の切れ目を道路が通過している場合など、衛星写真が利用可能なことがあります。

夏期にも通行可能な道路のマッピングについて

冬季道路の特定区間が夏季にも利用できる場合がときどきあります。その場合、highway=* の値を highway=track で上書きすることは避けてください。その道路が夏期にも通行可能であることを示したい場合は、winter_road=yes タグを削除し、 surface=dirt/sand/etc タグを代わりに追加してください。

年によって状況が変動する場合のマッピングについて

通常、ツンドラ地帯における冬季道路は年によって状況が変化します。前年と比較して数km離れた場所に新しい道路ができることもあります。これにはいくつかの理由があり、例えば前の季節の状況によって道路の生成状況が最適ではない場合や、急勾配の傾斜が存在している場合、吹雪の影響、積雪の堆積状況などがあげられます。また、単純に車両に GPS 設備が備えられていないなど、変化に特に理由が無い場合もあります。

この場合のマッピングでは、以下の方法が提案されています。もし新しい GPS 軌跡がアップロードされた場合、その軌跡で冬期道路が形成されている始点から終点まですべてマッピングします。道路のマッピングが完了したら、そのウェイに対して highway=*winter_road=yes を付与してください。この際、winter_road:year=* タグも一緒に付与し、軌跡が記録された年を記録しておくことが提案されています。11月か12月に記録された GPS 軌跡の場合、年を1つ増やしてください。

古い道からは highway=* タグを削除し、例えば was:highway=* などを付与してください。こうすることで、該当するウェイをレンダリングから除外することができます。もし winter_road=yeswinter_road:year=* がウェイに付与されている場合、それらの編集は行わないでください。

水上のマッピングについて

大きな河川の横断地点や、河川流域の水上部分が冬期道路の一部として利用される場合、代わりに ice_road=yes としてタグ付けしてください。

関連項目