JA:Key:surface

From OpenStreetMap Wiki
Jump to navigation Jump to search
Public-images-osm logo.svg surface
Transportation in Tanzania Traffic problems.JPG
説明
地物の表面を記述します。 Show/edit corresponding data item.
グループ: プロパティ
適用できる要素
ノードに使用可能ウェイに使用可能領域に使用可能リレーションに使用不可能
よく併用されるタグ
状態:事実上の標準

surface キーは、道路や歩道などの地物に物理的な表面についての追加情報、つまり材質や構造を提供するために使います。

もともと交通やスポーツに関係した表面についてのもので、とくに線状の地物によく使われてきましたが、natural=*のエリアに使われることも多くなっています。ただし、natural=*surface=*の値を混同しないよう気をつけてください。たとえばnatural=grasslandsurface=grassや、natural=glaciersurface=iceを混同しないように。表面についてのより広範な記述については JA:土地表面 を参照してください。

コメント 写真 Abundance

舗装

paved highwayの地物のほとんど全面にわたって何かで固められています。つまり、敷石、コンクリート、アスファルトなどで覆われています。この値は大まかな説明にすぎません。できればもっと詳細な値を使用してください。 Paved mosaic.png
asphalt アスファルトというのはアスファルトコンクリートの省略形であり、骨材がアスファルトで固められたものです。このような道路のほとんどは正確な表面を示すのではなくpavedとタグ付けされています。 Surface asphalt.jpg
chipseal アスファルトコンクリートの安価な代替品で、高温にした瀝青やアスファルトを薄く敷き、そこに骨材を押し込むものです。アメリカ大陸やオセアニアの国々で一般的です。普通の人にはアスファルトコンクリートと区別が付きにくく、アスファルトの亜種とみなす人もいます。その結果、asphaltでタグ付けされたchipsealの道路が多くあります。 Chipnseal.jpg
concrete セメントベースのコンクリートで、広く続く表面を形成し、特に現場で固められたものです。あらかじめ工場で作られた板の場合は、どのようにコンクリートが敷かれているかによってconcrete:platesまたはconcrete:lanesのうち合うものを使用してください。 Magallanes, ruta 9, 2.jpg
concrete:lanes 長く幅の狭いコンクリート板が、四輪車のタイヤ幅に合わせて敷き詰められている道路です。コンクリート板の間は、砂、土、草、砂利、アスファルトなどで覆われています。コンクリート板が1列しかない場合は、レーンに分かれていないので、concreteを使ってください。 Concrete lanes.png
concrete:plates 大きなコンクリート板が隙間なく敷き詰められている道路です。コンクリート板の間をくっつけるために、間に砂やタールを入れていることがあります。 Bypass road made of big concrete plates.jpg
paving_stones 人工の敷石(ブロックやレンガ)または自然の石(とりわけ板石)を上が平らになるよう敷き詰めた比較的滑らかな表面です。石が完全に規則的な形(長方形など、敷き詰められる形状)であるか、または注意深く選んで敷き詰められているため、個々の敷石同士のすき間がほとんどありません。 Mix of paving stones IMG 20200910 163455.jpgSquare paving stones.jpgIndian sandstone paving slabs for patio garden.jpg
sett 石畳。形は規則正しいものもそうでないものもあるが、上がだいたい平らになるよう切り出された自然の石でつくられた石畳paving_stonesと異なり、石が表面を完全には覆っていません。完全に平らではないこともあります。 Pflastersteine 1.jpgGranite Setts.jpg
unhewn_cobblestone 自然の、切り出されていない丸い石による舗装。pebblestoneとは違って、石が地面に固く埋め込まれています。 Ancient road surface.jpg
cobblestone cobblestoneは不明確な値で、かつて石畳や丸石に対して使われていました。より詳細な、settまたはunhewn_cobblestoneを使うようにしてください。
cobblestone:flattened settunhewn_cobblestoneとの混乱を避けるため、使うべきではありません。 これはよくある表現でも、正しい名称でもありません。
bricks 干しレンガで舗装された表面。これに対してsurface=paving_stonesを使い、敷石の亜型だとみなす者もいることに留意してください。 Reformierter Schulgang (7) in Leer (2023).jpg


metal 金属。金属むき出しの橋や、野原をふつうの自動車が通れるようにするための仮設道路などに使われています(なお、ごく短期間だけ存在する物をOSMでマッピングすべきではありません)。

舗装材料用に砕いた石という意味のroad metalに対しては使いません。

Tread chrome metal.jpgMetal footbridge over Sand Quarry - geograph.org.uk - 1325566.jpg
wood 木材。橋や湿地帯の歩道に使われています。 Bridge-path-straight-wooden (24029070260).jpg
stepping_stones 踏み石。上を歩けるよう1列に並べられた石や板で、それぞれの周囲は草や水に囲まれています。 Stepping stones - geograph.org.uk - 832601.jpgRiver Rothay stepping stones 120508w.jpg
rubber ゴムタイヤのリサイクルで作られた遊び場の安全表面素材。美観、子供の安全、車椅子のアクセシビリティなどのためにデザインされたゴム製の表面。 Pärnu mänguväljak.IMG 20210807 134624
user_defined よく使われている値taginfoで確認できます。

未舗装

unpaved 地物のほとんどの部分が固められていません。つまり、砂利から土まで何か緩いもので覆われています。未舗装の道路は、航空写真では、コースに沿って水が流れていたように見えることもあります。このような場合、水路のように見えてもstreamとしてタグ付けするべきではありません。この値は大まかな説明にすぎません。できればもっと詳細な値を使用してください。
compacted 砂利と砂など、大きなものと小さなものを混ぜたものを、ローラーなどで圧縮したもので、表面がゆるい砂利よりもより安定しているものです。たとえば公園の小道、整備されたtrack、またservice wayなどにも使われています。アスファルト、コンクリート、敷石等で舗装されていない道の中では、最も走りやすい道です。water-bound macadamと呼ばれることもあります。土砂混合物を圧縮すると、グリップと安定性が向上します。 Compacted forest track no1.jpg
fine_gravel 石や砂利が基盤で、表面に細かい砂が乗った複層構造になっています。ローマ帝国時代に開発されました。徒歩、ジョギング、サイクリング等に適しています。丘陵地では、排水のための溝が道を横切るように掘られていることがあります。道が整備されている状態であれば、車の通行により石がはじき出されることはありません。路面が乾燥していれば、自転車が通行しても轍跡がつくことはありません。表面がガタガタになっていたり、砂利が固まっていなかったりする場合は、gravelを使ってください。 Fine gravel path in Voltino, Zagreb


gravel 砂利。このタグは意味の幅がとても広く、線路に敷かれたバラスト(砕石)のようなものから、compactedに用いる細かいものまで利用されています。 Štěrková cesta u Pláštíku.jpg
shells Describes the surface of a feature as covered in small (parts of) seashells; commonly seen on footways and cycleways in the Netherlands.
rock 岩。山道の改善に使われる大きな岩のかけらや、natural=bare_rockを通る登山道のようなむき出しの岩。通常は山地にあります。 Cascade canyon trail teton 20190713 095423 1.jpgTrail in Tatra mountains paved with local rocks.jpg
pebblestone 礫。波や川の流れにより石が丸くなったもの。2~8cmくらいの大きさ。OSMで表面を記述する場合は、きっちりと並べられていないものを指します。gravelと同様、pebblesはcompactedの基盤部分に用いられることがあります。 Dscf1781-800.jpgDscf1829-800.jpgDscf1831-800.jpg
ground 特別な表面ではなく、地面自体は人間か、動物の足跡があります。可能ならば grass, clay, sand, earth, gravel, pebblestone などで、もっと詳細に路面状態を指定してください。 Gfp-florida-big-shaols-state-park-forest-trail.jpg
dirt 土。表面がむき出しの土であり、砂、砂利、岩でない場合に用います。砂利を間違ってdirtと呼ぶことがよくあります。また、圧密された道路をdirtと呼ぶこともありますが、compactedの定義を確認して下さい。 Rainy dirt road on the Tibetan Plateau.jpg
earth 土。表面がむき出しの土であり、砂、砂利、岩でない場合に用います。dirtと同じ意味です。 Rainy dirt road on the Tibetan Plateau.jpg
grass 草が生えた状態です。たいていは歩きやすいです。surface=dirtに変わったり、草が生い茂って道が消えることもあります。 Grass path on field 20160719.jpg
grass_paver permeable pavingの一種で、構造物が規則正しく並べられており、構造物の穴の部分から雨が地面に抜けるようになっており、構造物により路面の耐久度が向上しています。駐車場や、普段あまり使われない緊急車両用の道路などによく使用されています。 Dscf1611-800.jpgDscf1614-800.jpg
metal_grid インダストリアルスタイルの橋や階段に用いられる鉄製格子。濡れていると、特に自転車にとっては非常に滑りやすい。端部が尖っており、また下が見えてしまうことから、犬の通行には不向き。グレーチングなどとも呼ばれている。 Detern - Arnold-Goudschaal-Weg - Schöpfwerk Holte 08 ies.jpg
mud groundに似ていますが、ほぼ一年中湿っており路面が柔らかく、ものを運ぶのには適していません。沼地や潮汐地などの湿地帯によくあります。水が流れる傾斜部がこうなっていることもあります。 Muddy Path - geograph.org.uk - 3017448.jpg
sand 砂。だいたい砂粒が2mm以下のもの。 Sand Way.jpg
woodchips たとえば児童公園や遊歩道で、木片が敷かれている表面。木材実質からなるものも、樹皮だけからなるものもあります。 Tanner Moor 2 (DFdB).jpg
snow 雪。圧雪された雪道。
ice 氷。冬季に作られる氷上の道路。 Jaatee2003.jpg
salt 干上がった塩湖に通る道。 2012.10.02.155200 Bonneville Salt Flats Utah.jpg
user_defined よく使われている値taginfoで確認できます。

特殊(スポーツなど)

clay テニスコートでよく用いられる。サッカー、陸上競技、ペタンクなど他のスポーツのコートでも使われることがある。 EVD-tenis-212.jpg
tartan ポリウレタン製の全天候型路面で、スポーツのトラックなどに用いられる。Tartanは商標であるが、一般的な名詞として使用されている。 Athletics track.jpg
artificial_turf あたかも天然芝のように作られた人工芝。野球やサッカーなどのスポーツのフィールドに使われる。 Kunstgress.JPG
acrylic アクリル樹脂でコートされた人工的な表面。テニスやバスケットボールなどのコートによく使われています。有名なブランド名にDecoTurfGreenSetなどがあります。 Court Arthur Ashe.jpg
carpet 絨毯。屋内のテニスコートなどスポーツのコートや、highway=corridorで用いられている。 Korty power game.jpg
user_defined よく使われている値taginfoで確認できます。

This table is a wiki template with a default description in English. Editable here. 日本語訳の編集はこちら


自動車用の道路の路面

丸石敷きの路面に対してはsurface=pavedよりも詳細なsurface=unhewn_cobblestoneでタグ付けするのが最善です。

自動車用道路については、他のタグ指定がない場合は、通常、路面が surface=paved (舗装されている)と仮定されます。 OpenStreetMap において、「paved」は広義の舗装状態を表し、シール、タールマック、アスファルト、瀝青、さらには石畳や丸石敷きなどを含みます。 surface=unpaved はその逆です。路面状態の詳細なタグ指定は、大きく分けると舗装道、未舗装道に分けられ、経路検索で考慮されます。経路検索ソフトは、未舗装道路は通行速度が遅く(走行時間が長くなる)、悪天候時には通行不能になる可能性を考慮した計算をすべきです。

舗装された道路については、surface=pavedよりも詳しいタグ、たとえば surface=asphaltが歓迎されます。

smoothness=* もまた路面状態を記述するのに重要な要素で、路面の均等性・平面度を記述します。路面の材質は関係ありません。インラインスケートなどの用途には重要なタグかもしれません。

tracktype=* もまた路面状態を記述するのに重要な要素で、路面の固さを記述します。形状は関係ありません。

理想的には、 highway=* タグには必ず surface=* タグ(および tracktype=* タグ)を付けるのが望ましいです。小路等にはデフォルト値はありません。

路面状態が異なる道路のレンダリング方法は多岐にわたっていますが、一般的には未舗装道路は、舗装道路と違う色で同じ幅、または同じ色で破線でレンダリングされることが多いです。

路面状態の記述が他のタグでは不十分な場合、 smoothness=*maxspeed:practical=* の使用を検討してみてください。 maxspeed:practical=* は、通行速度が合理的方法で推定できる場合に便利です。 surface=unpaved 道路があり、実用速度が60km/hであるとします。別の道路は、コンクリート舗装ですが実用速度は10km/hであるとします。デフォルトでは未舗装道路より舗装道路のほうが高速で通過できると判断されるので、経路検索では後者の道路が選択されてしまうので、ユーザや経路検索ソフトに誤った道をガイドすることになってしまいます。

歩道や自転車通行帯の路面

歩道と自転車道が分離されているが組み合わされた1つのウェイとしてタグ付けされている場合、路面を特定するためにcycleway:surface=asphaltfootway:surface=paving_stones が必要です。

歩道や自転車道が、独立したウェイではなく、タグとして付けられた場合(例: highway=secondary + cycleway=track/lane)、その表面は次のようにして付けます。

sidewalk:surface=*

もしくはより詳細に

sidewalk:both:surface=*
sidewalk:left:surface=* (ウェイの向きに対して左側
sidewalk:right:surface=* (ウェイの向きに対して右側

歩道や自転車道が道の片側にある、または路面状態が両側で異なる場合、 right, left を使って指定することができます(both を使って明示することもできます)。

cycleway:right:surface=asphalt
cycleway:left:surface=paving_stones

例については cycleway:right=* / cycleway:left=* / cycleway:both=* を参照してください。

上記の記法は、 surface タグの他にも、 smoothness=*, oneway=*, bicycle=*, foot=*, width=*, segregated=* などにも用いることができます。

歩行者道と自転車道が分離されているが1つのラインとしてタグ付けされている場合には、footway:surface=* + cycleway:surface=* を使うことができます。

デフォルト値

表面のデフォルト値はありませんので、全ての道路に明示的にタグ付けすることは一般に望ましいと考えられています。surface=*がない場合、データ利用者は地物のある場所やhighway=*, lit=*, tracktype=*, tiger:reviewd=no その他のタグの値からうまく値を推測できるかもしれません[1][2][3]。限定的な場合のみ、たとえばhighway=motorwayについて、全てが舗装されていると仮定することができます。

またデータ利用者はタグ付けされていない表面について特別扱いをするかもしれません(たとえば統計一覧に"no data"と表示するなど)。

地域によっては、デフォルトで舗装されていると仮定することが危険な場所もあります。

用途

主な用途はナビゲーションです。自転車用の経路検索では surface=sand とタグ付けされた道路はそれ以外が普通でも回避することができるでしょう。自動車の場合、土/マカダム/砂利/石畳のルートよりも、より長いアスファルトのルートを選ぶかもしれません。たぶん歩行者はぬかるむ歩道よりも舗装されたものを好むでしょう。またこのタグはレンダリングの際に正しい質感を選ぶ(たとえばどの道が舗装されているのかを示すため)のに用いることができます。

OsmAndは、メニューから有効化した場合(Confgure map - Details)にはsmoothnessとsurfaceを表示します。ここにはそれぞれの値にたいする凡例があります。

有用かもしれないツール

関連項目

表面データを表示する地図

脚注

  1. https://lists.openstreetmap.org/pipermail/tagging/2019-September/048330.html
  2. https://lists.openstreetmap.org/pipermail/tagging/2019-September/048338.html
  3. https://lists.openstreetmap.org/pipermail/tagging/2019-September/048355.html "Ultimately, where information is missing, you as a data consumer will need to make a decision about whether or not a road is likely to be paved or not. Adding a default (even per-country) won't magically make all non-surface-tagged roads paved or unpaved"