JA:Relation:associatedStreet
associatedStreet |
説明 |
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住所の表示のために、通りと家を結びつける用途で使用します。 |
グループ: 住所 |
メンバー |
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状態:使用中 |
ツール |
associatedStreet リレーションは、 addr:* タグの代わりに一部のマッパーが使用してきたものです。
住所と通りを関連付けるリレーションの使用
addr:street=* タグでは、通りと所属する addr:housenumber=* を地理的な近接性に基づいてリンクします。このリンクは type=associatedStreet リレーションを使用すると明確にすることができます。
タグ
キー | 値 | コメント |
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type | associatedStreet | associatedStreet をタグ付けした場合も、 street で解釈できるようにしてください)
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name | 通り名 | 任意、ただし推奨 |
name:xx | xx語での通り名 | 任意 |
addr:suburb | suburb 名 | 同じ市区町村内に同じ名前の通りが2本以上ある場合にのみ使用します。それ以外の場合は使用しないでください |
メンバー
ウェイ/ノード | ロール | 出現回数 | コメント |
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street | 1回以上 | 関連付けられた通り(一つの通りが分割されていた場合に限り、複数を指定可) | |
house | 1回以上 | 1件以上の住居番号です。(タグ付けを "house" を使用した場合でも、 addr:houselink や address で解釈できるようにしてください)
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使用統計
2015年1月26日現在の taginfo によれば、 type=associatedStreet リレーションの "house" メンバーが3,567,496件、 addr:street の使用が44,330,243件となっています。二つのタグ付け方法は共存することもできますが、およそ住所のオブジェクトの7.4%が associatedStreet に含まれていることになります。
これは5番目に多く使われているリレーションの種類です[1]。
このリレーションの機能をめぐっては、コミュニティの中で賛否が分かれています。2015年の非公式な投票では、賛成と反対が49対50でした。
JOSM の Terracer プラグインに起因する誤ったデータ
JOSM の Terracer プラグインにおける以前のデフォルト設定の影響で、おそらく何千もの type=associatedStreet の誤ったリレーションが存在しています。元の建物の新しく切り離された部分をメンバーとして新しいリレーションを作成した場合、そのリレーションに通りが自動的にメンバーとして追加されません。この設定は2014年8月に修正されました。
addr:street と比較した場合の長所と短所
(訳注)この節は訳出しません。
Relations can be harder to grasp for new contributors, and may not be fully supported by every editor.
Reading informations from a tag instead of a relation may be more straightforward for certain consumers, leading to better performance.
/ Adding/removing houses can be harder or easier, depending whether the user is more familiar with search & replace or relation editing.
associatedStreet relations can be created before the street name is known (for example during armchair mapping before a survey)
Using associatedStreet relations may help routers direct users through the correct street segment (for example when a row of houses sits between two parallel street sections)
It allows adding information which concerns the whole street, like a name:etymology:wikidata=* tag, only once, instead of needing to repeat it on each nodes/ways, reducing chances of typos.