JA:Etiquette/Etiquette Guidelines

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有志によるLCCWGモデレーション分科会は、OSMF理事会の要請に基づき、[エチケットガイドライン]を改訂しました。2021年8月13日から9月8日まで、草案を公開し、みなさんからのご意見をいただきました。 このDiscussion pageは、使用されたコメントです。 モデレーションのプロセスの草稿はこちらに投稿されており、8月18日までコメントを受け付けていました。モデレーションチームではボランティアを募集しています。みなさんのご参加をお待ちしています!

エチケットガイドライン

序文

私たちOpenStreetMap Foundationは、すべての人が安全でポジティブなコミュニティ体験を得られることを目的として、2021年にこのエチケットガイドラインの改訂を承認しました。

このガイドラインは、 ‘年齢、文化、民族、性自認およびその表現、国籍、身体的および精神的差異、政治、人種、宗教、性別、性的指向、社会経済的地位、サブカルチャー‘ 、あるいはその他の理由にかかわらず、誰もが安全で自信を持って参加できるコミュニティを支援することを目的としています。

ガイドラインの適用範囲

このエチケットガイドラインは、OSM talk@1メーリングリストとOSMF talk@2メーリングリストに適用されます。OpenStreetMapに初めて参加する人の多くは、私たちのオンラインチャンネルを通じて、私たちのコミュニティへ初めて触れることになります。しかし、オンライン手段でコミュニケーションをとる場合、私たちは人の表情を見たり、声のトーンを聞いたり、他の合図を目にすることができません。そのため、第一印象は非常に重要となります。私たちは、コミュニティの第一印象が心地よいものであることを目指しています。そしてさらに、これらのチャネルの多くで行われたコミュニケーションは何らかの形でアーカイブされ、長期間にわたって存在し続けることを意識する必要があります。

理想的には、誰もがこれらのガイドラインを認識し、ガイドラインに従っていることを念頭に置く必要があります。私たちのうちの誰かがガイドラインに従うことを忘れたときは、友人が思い出させてくれるはずです。もし友達が思い出させてくれないなら、モデレーターが思い出させてくれるかもしれませんし、さらにそこから行動を起こす必要があるかもしれません。

1 talk@openstreetmap.org は一般的なOpenStreetMapのメーリングリストです。過去のメッセージはすべてこちらで閲覧することができます。
2 osmf-talk@openstreetmap.org はOpenStreetMap Foundation会員向け(OSMFJへの参加はこちら)のメーリングリストです。過去のメッセージはすべてこちらで閲覧することができます。

期待される行い

OpenStreetMapのコミュニティメンバーは以下を心がけてください。

  • 誠実に行動しましょう: オンラインであれ対面であれ、特にOpenStreetMapのような文化的・言語的に多様な環境では、驚くほど簡単にお互いを誤解してしまいます。特に誤解が生じやすくなるのは、トピックについて議論しているときや、急いでいるとき、気が散っているときなどです。コミュニケーションが不適切であった、あるいは誠意を持って行われなかったと判断する前に、どういう意図で話しているのか、相手あるいは他の誰かに聞いてみるようにしてください。
  • 敬意を持ちましょう: コミュニケーションする際は、対面でのコミュニケーションと同じレベルの敬意をもちましょう。プロジェクトを成功させるためには熱意ある議論が不可欠であり、そこに意見の相違がつきものです。しかし、話し合いや、異なった意見の表明は、適切かつ冷静に行うべきです。
  • 歓迎の気持ちを持ちましょう: OpenStreetMapは、あらゆる背景、文化、アイデンティティを持つ人々を歓迎し、支援するコミュニティであることを目指します。ポジティブな環境を作るのに役立つ行動の例として、歓迎や受け入れる気持ちに満ちた言葉を使うこと、異なる視点と経験を尊重すること、他のコミュニティメンバーに共感を示すこと、グローバルなオーディエンスを念頭に置いてコミュニケーションをとることなどがあります。人々はOpenStreetMapを使うのが初めてかもしれないことを忘れないでください。私たちは新しいメンバーに対し、寛容で、手を差し伸べる存在であるべきです。
  • 意見が異なるとき、その理由を理解しようとしましょう: 社会的、技術的な意見の相違は、簡単に、そして頻繁に起こります。お互いを理解し、意見の相違を建設的に解決するよう努力することが大切です。自分の意見に反論する人がいたら、相手の言い分を理解するよう努めましょう。意見の相違を悪化させるのではなく、相手が状況を説明できるような質問をしたり、プライベートメッセージを使った一対一の会話を行ったりすることも考えてみてください。

許容されない行い

許容されない行動の例としては以下が挙げられますが、これらはあくまで一例であり、許容されない行動はこれらに限ったものではありません。

  • 発言やジョークによる、性差別、人種差別、同性愛嫌悪、性転換嫌悪、外国人排斥、能力差別、その他差別的または攻撃的な行動。
  • 個人に対する無礼な対応。例えばいじめ、報復、個人的な侮辱、陰口、編集等の晒し行為(edit shaming)、または利用を拒否された名前(deadnaming)の故意の使用など。
  • 不適当な注意喚起またはコミュニケーション。これには、中止を求められた後にも1:1の対話が続けられることや、歓迎されない性的な注目の喚起、継続的なハラスメント行為などが含まれます。
  • 性的に露骨な、あるいは暴力的な素材の投稿。これには、不当あるいは不適切な性的画像が含まれます。
  • 特定の個人を特定できる情報(doxing)を投稿すること(または投稿するよう脅迫すること)。
  • 虚偽または不正確な情報を投稿すること。
  • 歓迎されなかったり、暗示的であったり、軽蔑を含意していたり、あるいは不適切であったりするニックネームや用語を使用すること。これは例えば、人の経歴、家族の状況、性別、性別の同一性または性別の表現、婚姻状況、性別、性的指向、母国語、年齢、能力、人種または民族、カースト、国籍、社会経済的状況、宗教、地理的位置または職業に関連する人を傷つける、あるいは有害な言語が含まれています。
  • 他人に対する脅迫、罵倒、暴力的な言葉。意図的な威嚇や嫌がらせも含みます。

効果的なコミュニケーションのために

  • トピックから話題をそらさず、簡潔な解説を心がけましょう。
  • 新しいトピックを紹介したい場合は、新しいスレッドを開始しましょう。
  • スレッドで自分の主張をする際は、同じことを繰り返さないようにしましょう。

参考資料