JA:Tag:access=private

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Public-images-osm logo.svg access = private
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説明
一般公衆が利用できない地物であることを示します。 Show/edit corresponding data item.
グループ: 制限
適用できる要素
ノードに使用可能ウェイに使用可能領域に使用可能リレーションに使用可能
よく併用されるタグ
関連項目
状態:事実上の標準

access=private タグは、一般公衆が利用できないオブジェクトであることを示します。利用には個別の許可が必要です。

access=private は利用が制限されていることを示しており、その対象物が私有物であるかどうかは示しません。私有である状態を示すには、ownership=privateoperator:type=private を使ってください。

たとえば私有でありながら一般公衆が利用可能な道路については、他の道路と同様に access=* を付けないか、もしくは明示的に access=permissive を付けてください。

道路

一部の者のみが通行できる道路のように、利用が制限されているオブジェクトに使うのがよくある使い方です。例として、access=privateを追加することで、私道(highway=service + service=drivewayでタグ付けする)を、たとえば門の内側にあるため制限されているとマークできます。

経路検索プログラムはこのタグを認識することができ、経路検索時にこれらの道路を除外します。

利用制限のタグ付けの概要については access=* を、イギリスにおける法的な側面については UK public rights of way も参照してください。

施設

この値は施設の利用が特定の集団(企業の従業員、協会の構成員、個人など)にのみ許されていることを示します。どの集団が施設の利用を許されているのかを明示するにはprivate=*を使ってください。

たとえば、

access=no との関係

access=noaccess=private より強い制限だと見なされる場合もあります。たとえば、深刻な損傷や長期の工事によって道路の特定区間が物理的に閉鎖されることもあります。このように現実的に誰もその道路を通過できない理由がある場合に適しています。該当する場合には進入や通過ができないようにする何らかの障害物もマッピングしてください。

長期間の工事は、道路をhighway=construction + construction=*でタグ付けし直すことでマッピングすることがよくあります。

他のアクセスタグ

論争

access=privateを明示的な許可が不要な状況に使う人々もいますが、これについていまのところはいずれの向きの合意もありません。たとえば郵便や小包の配達です。

レンダリング

Rendering-highway privat.png at osm-carto

関連項目

  • access=no - 一般公衆の利用が禁止されているオブジェクト