JA:Key:service
service |
説明 |
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サービス用道路/鉄道/水路や、店舗で提供されるサービスについての追加情報 |
グループ: プロパティ |
適用できる要素 |
依存するタグ |
関連項目 |
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状態:事実上の標準 |
ツール |
service タグは、同じオブジェクトに「トップレベル」タグ以上の文脈に依存した追加情報を提供します。(service=* は単独で現れることはありません。)自動車販売店や自動車修理店で提供されるサービス、または「サービス用」道路、鉄道、水路の種類についてより詳細な情報を提供するために使います。
shop=car / shop=car_repair
これらに対して、提供されるサービスを記述するために service タグを使用する方法について、詳しくは shop=car および shop=car_repair ページを参照してください。
道路
service タグは highway=service 道路についてより多くの情報を提供するために使うことができます。必要に応じて oneway=yes/no を追加します。
- service=parking_aisle (駐車場内道路)
- service=driveway (私道)
- service=alley (路地)
- service=emergency_access (緊急通用路)
- service=drive-through (ドライブスルー)
- service=ユーザー定義
鉄道
service=* は鉄道駅や車両基地を詳細化するために、 railway=* でタグ付けされた細かい線路に記述するために使用します。
分岐器で左右に曲がらずにまっすぐに駅を走り抜ける線路は、 service=* なしで usage=main/branch/industrial/military/test でタグ付けします。これは低い拡大レベルで細かい線路を非表示にするレンダラー(OSM Carto など)や、駅を通過する最も速いウェイを選択する鉄道の経路検索エンジンがに有用です(分岐器で左右に曲がると、運転士が速度を落とさなければなりません)。
service=* は線路を利用する列車の種別からは多少独立的です。 service=* タグは近距離鉄道、長距離鉄道、高速鉄道のいずれしか使われない場合は関係ありません。 service=* と usage=main/branch は線路の最高速度やポイントなどの信号設備にのみ依存します。
線路は usage=* と service=* のどちらか一方のみをタグ付けします。例外は港湾、工業、鉱山、軍事の目的の鉄道のみです。これらの線路でのみ、 usage=industrial/military と service=* の両方を同じ OSM オブジェクトにタグ付けします。 |
立ち入りできない鉄道の車両基地のマッピングについては、 landuse=railway も参照してください。
車両基地
このタグは(引き込み線とは異なり)、鉄道会社が運営する車両基地を構成する線路に使用します。
車両基地と側線の違いは、側線に主信号機があるのに対して、車両基地にはそれがないことです。
車両基地によっては、外から線路の番号が見える場合があります。これは railway:track_ref=* でタグ付けします。この番号は信号機の番号から派生しているだけのこともあります。
側線
このタグは、本線と接続され、それに平行して敷設されている短い線路に用いられます。この線路は、低速列車を速達列車が追い抜く際の待避線として使われたり、一時的に列車を留置するのに使われます。ただ、場合によっては本線と側線を区別するのは難しいかもしれません。
引き込み線
このタグは、工場や発電所と鉄道ネットワークを結ぶ短い線路に使われます。
渡り線
このタグは、逆方面の線路に接続する数メートルだけの線路に使います。 複線以上の鉄道にのみあります。よく駅や交差地点などに見られます。
渡り線が引き込み線との間を接続している場合、 service=spur でタグ付けしてください。2本の service=yard 間の渡り線も service=yard としてください。
線路を service=crossover でタグ付けするのは、 usage=main/branch/… の線路や、 service=* がない線路を接続している場合のみです。
議論については、 http://lists.openrailwaymap.org/archives/openrailwaymap/2015-December/000378.html および https://github.com/gravitystorm/openstreetmap-carto/issues/1971 を参照してください。