JA:OpenRailwayMap/タグ付け

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このページでは OpenRailwayMap のタグ付け体系を説明します。

以下のタグ付け体系は、国際的に適用できるように、高度に一般化されています。特定の国における特定の事項(信号や運行手順など)に関する情報は、図による例を含めて、 country-specific tagging にあります。

多くのタグは標準値を持っています。タグが設定されていない場合には、この標準値を適用できます。この場合、ソフトウェアは標準値が正しい値だと仮定することができます。値が標準値と等しい場合は、ソフトウェアが自動的に正しい値を選択するので、このタグを設定する必要はありません。どちらにしても、他のマッパーにタグを設定し忘れたと思われないようにしたり、他のアプリケーションとの競合を防いだりするために、タグを設定することができます。

タグ付け体系

インフラ

線路

ウェイ 各線路は個々の線路としてマッピングされるべきです。つまり、複線では1本のラインで表現するのではなく、2本の独立した線路としてマッピングします。時折tracks=*を用いて複線などの複数の線路が1本の線路にまとめてマッピングされていることがありますが、この方法はOpenRailwayMapの仕様には適合しません。

キー Property 説明 初期値
railway rail (使用されている) 線路 定期的に使用される線路です。
proposed 計画線 建設の計画がある路線です。(計画のみで着工に至っていないもの)
construction 建設中の線路 より詳細にマッピングするためにconstruction=* のタグを使うことができます。例えば、建設中の路線がナローゲージの場合、railway=constructionに加えてconstruction=narrow_gaugeなどというようにタグ付けします。
disused 休止線路 使用されなくなった線路です。使用はされていませんが、まだ線路は撤去されずに残っている状態です。多くの場合は草が生い茂っています。
abandoned 廃止線路 使用されなくなり、撤去された線路です。レールや信号機などは撤去されていますが、完全な更地にはなっておらず、道床(線路の砂利など)やトンネル、橋梁、築堤などによって線路のあった痕跡が残っている状態です。
razed 消滅線路 廃線となり、設備が撤去された後、整地されたり、建物が建ったりして痕跡がほとんど無くなってしまった状態です。古地図や文献でしか確認できないことがほとんどです。
narrow_gauge ナローゲージの線路 その国で最も普遍的な軌間幅よりも線路幅が狭い線路です。国によって標準的な線路幅が異なるため、同じ軌間でも国によってナローゲージかそうでないのかが異なります。国際的には1,435mmが標準です。しかし、日本では1,067mmが一般的なゲージのため、1,067mmを下回る762mmや600mmがナローゲージにあたります。軌間が判明している場合、gauge=*によってタグ付けしてください。また、3線軌条などで複数の軌間がある場合、一方がナローゲージではない場合はrailway=railを使用し、軌間はgauge=*にセミコロンで区切った複数の値をタグ付けします。(例:1435;762)
light_rail ライトレール 日本でライトレールというと次世代型路面電車という意味に捉えられがちですが、ここで言うライトレールは、軽量軌道交通のことで、多くが(都市間ではなく)都市内の路線で、そのほとんどを専用軌道(路面区間ではない線路)を走行し、車両編成は1両編成か数両の短編成で運転されるものです。イギリスのライトレール交通協会によると、日本では東急世田谷線、江ノ電、嵐電(京福電車)、阪堺電車、広電宮島線、筑豊電鉄をライトレールであるとしています
subway 地下鉄 大半が地下トンネルの中を走る鉄道です。郊外の鉄道と直通しないものは集電方式が第3軌条式であることも多いです。また、大半は地下を走りますが、時には地上を走行することもあります。しかし、地下鉄ではない普通鉄道が都市の地下に乗り入れることもあり、その場合は地下鉄ではなく普通鉄道のトンネル区間として扱うため、地下鉄としてマッピングしてはいけません!
tram 路面電車 道路上の併用軌道を走行する路面電車。軌道敷上に自動車が入れるようになっていることも少なくありません。また、路面電車に似た特殊な鉄道もこのタグで表されることがあります。地下を走ることもあります。しかし、普通鉄道が一部分だけ路面区間を走るときは、併用軌道区間のみ路面電車としてマッピングし、専用軌道区間は普通の鉄道としてマッピングしてください。
miniature ミニチュア鉄道 娯楽のために公園や観光地に敷設された小さい鉄道。軌間は広くとも600mmほどです。ただし、人が乗れないほど小さいものや、小さくても娯楽用ではなく輸送用のものは含まれません。
name <路線名> 路線名称 鉄道路線の名称など。 例:東海道本線 ここには固有名詞のみを記述してください。悪い例を挙げるなら、大垣-美濃赤坂のように路線名ではないものを記述したり、5番線などのように駅内の線路の説明を記述したりするなどが悪い例です。 JA:名称#name は名称だけも参照してください。
description <線路の説明> 線路の説明 路線名称ではない記述的な名前。路線名称の項で悪い例とした、大垣-美濃赤坂のように路線名ではないものや、5番線などのように駅内の線路の説明などをここに記述してください。
ref <路線番号> 路線番号/路線記号 その線路が所属する路線の識別番号(線路の番号ではなく、路線の番号)。例:山手線はJY、大阪環状線はO
railway:track_ref <線路番号> 線路番号 駅や操車場などで使用される、線路の番号(こちらは路線ではなく線路の番号)。ただし、ホームや乗り場の番号と線路の番号は異なる場合があるので注意。
historic railway 鉄道の史跡 このタグはrailway=disusedや、railway=abandonedrailway=razedなどと併用する必要があります。 no
railway:preserved yes/no 保存鉄道 車両・線路・信号システムなど、様々なものを後世に残すための線路。鉄道博物館の一部であることもあります。例えば、京都鉄道博物館のスチーム号の線路は蒸気機関車の保存運転用であり、廃線となった神岡鉄道や高千穂鉄道では路線を残して観光地として活用しています。 no
usage 警告: 駅構内ではusage=*キーは(側線や待避線、操車場などではない)主本線の場合のみに用いてください。これは駅以外の信号所や分岐点などでも同様です。このタグは常に主本線でのみ使用してください。ただし、例外として、側線や引き込み線、操車場の線路では、usage=industrialusage=militaryを使用することができ、鉱山や港湾などの産業分野では渡り線に対してusage=industrialのキーを使用することができます。
main 幹線 複線化・電化がされていることが大半で、最高速度が高く、通行量も多い路線。線路の分岐や交差では立体交差になっていることも多い。
branch 地方線/支線 地方線/支線は単線・非電化であることも多く、最高速度が低く、通行量も少なめである。線路の交差は平面交差であることが多い。
industrial 工業用線路 工場や鉱山において素材や機械を運び込んだり、生産物を出荷したりするのに用いる線路。たいていは工場や鉱山を保有する会社が線路も保有している。日本では〇〇工業専用線などの名前で呼ばれることが多い。例外として、鉱山や港湾などの産業分野では渡り線に対してusage=industrialのキーを使用することができます。
military 軍事用線路 軍や自衛隊などが使用する線路。駐屯地などから物資を搬入出するのに用いる。日本では海上自衛隊の呉弾薬整備補給所のものや、米軍基地への専用線等がある。
tourism 観光用鉄道 観光を目的として運行される鉄道。夏季のみ運行される路線もあり、蒸気機関車やトロッコ列車など変わった車両で運転される路線もある。
test 試験線 新車両や新技術の試験に用いられる線路。山梨リニア実験線や鉄道総研の線路など。
highspeed yes/no 高速鉄道 高速鉄道用の線路か否か(高速鉄道は最高速度が約200km/h以上の鉄道をいう)。バラスト(砂利)のないスラブ軌道であることも多く、平面交差はほぼ存在しない。普通は長距離の旅客列車(新幹線、TGV、ICEなど)の専用です。(注、秋田新幹線や山形新幹線は新幹線という名がついていますが、最高速度が低いため高速鉄道には含まれません) no
railway:tilting yes/no 車体傾斜車両対応線路 この線路が曲線を高速で(あるいは快適に)通過できるようにカーブで車体を傾ける車体傾斜装置(振り子車両を含む)付きの車両に対応しているかどうか。例えば、車体傾斜機構付きの電車を走らせるときはカーブで車体が傾くので、パンタグラフも傾き、その分架線をずらす必要があるなど。 no
lit yes/no 照明 この線路は照明によって照らされているか?(トンネル内やヤード内など) no
electrified yes 電化 外部から電車(電気機関車を含む)への電力供給設備がある(架線や第三軌条、あるいはその他の電化設備)
no 非電化 電化設備はない(電車は蓄電池車を除いて走行できない)
contact_line 架線 架線(架空電車線)によって電車に電力を供給する方式。
rail 第三軌条(サードレール) 走行用線路とは別の第三軌条から電車に電力を供給する方式。踏切のない地下鉄に多い。
ground-level_power_supply 地表集電方式 地面に埋め込まれた第三軌条から電力を供給する方式。海外の路面電車で最近使われだした方式で、架線のために景観が阻害されることも、線路で歩行者が感電することもない。 地表集電方式(Wikipedia)。
electrified:rail top/side/bottom 第三軌条の設置場所 車両から見て第三軌条が設置されている場所(車両の上/台車の横/線路の間)。日本の地下鉄ではたいてい台車の横から集電している。
abandoned:electrified yes 電化設備(撤去済み) 以前は電化されていたものの、電化設備が取り外された線路。
contact_line 架線(撤去済み) 以前は架線によって電化されていたものの、架線が撤去された線路。
rail 第三軌条(撤去済み) 以前は第三軌条によって電化されていたものの、第三軌条が取り外された線路。
deelectrified <electrified と同じ値> 電化設備(撤去済み) 「以前は電化されていたものの、電化設備が取り外された線路」という意味で使用されていたが、今は別のタグが使用される。このタグの使用は避けてください。代わりに abandoned:electrified と、任意で abandoned:frequency および abandoned:voltage を使用してください。
voltage <電圧数> 電化電圧 電化された線路の電圧。 鉄道の電化(Wikipedia)および日本の電化路線の一覧(Wikipedia)などを参照。
frequency <周波数> 電化周波数 交流電化された線路の交流周波数。直流の場合は0とタグ付けする。こちらも参照 0
gauge <軌間(mm)> 軌間(線路幅) レールとレールの幅。日本では1,067mmが一般的だが、一部の私鉄や、新幹線、欧米の鉄道では1,435mmが一般的。 軌間(Wikipedia) 1435
embedded yes 埋め込まれた線路 線路が舗装などで埋め込まれているもの。大抵は踏切や路面電車用であるが、ごくまれにスラブ軌道の一種で用いられることがある。
pavement レール間が舗装された線路 線路と線路の間が(車輪とそのフランジの通る部分を除いて)アスファルトやコンクリートなどで舗装されているもの。
metal レール間が金属で覆われた線路 線路と線路の間が(車輪とそのフランジの通る部分を除いて)金属で覆われているもの。
wood レール間が木材で覆われた線路 線路と線路の間が(車輪とそのフランジの通る部分を除いて)木材で覆われているもの。風雨のために腐ったりするので交換が必要。そのため他のものに置き換わりつつある。
plastic レール間がプラスチックで覆われた線路 線路と線路の間が(車輪とそのフランジの通る部分を除いて)プラスチックやFRPで覆われているもの。
railway:rail jointed/continuous ロングレール 従来の25mなどのレールをジョイントでつないだレール(jointed)か、溶接によって200mや数千メートルもの長さのレールを使ったロングレール(continuous)か。25mレールなどの従来のレールはガタンゴトンという継ぎ目を通る音がするが、最近増えているロングレールではモーターなどの走行音しか聞こえず、振動や騒音が小さい。(ただし、溶接不良の箇所は従来どおりの音が鳴る場合がある)
railway:track_class <線路等級> 線路等級 線路等級は最高速度やカーブのきつさなどの規格が幹線や地方線などの用途別に等級分けされたもの。会社によって区分けが異なる。日本では主に国鉄・JRのものが有名。 線路等級(Wikipedia)も参照。
loading_gauge <車両限界> 車両限界 車両限界は、車両の大きさの限界値であり、これを超えた大きさの車両を通行させようとするとホームや標識、架線柱などの構造物に接触する危険性がある。, see Loading gauge(Wikipedia). This tag replaces structure_gauge=*.
metre_load <メートルあたり最大重量(トン)> メートルあたり最大重量 1メートルあたりの最大重量。 Please mind that this tag is spelled in British English with "re" at the end.
axle_load <最大軸重(トン)> 最大軸重 軸重あたりの最大重量。これを超えると線路に負荷がかかりすぎて安全性が低下する。
railway:ballastless yes/no バラストの有無 スラブ軌道など、バラスト(砂利)を使用しない線路の場合はyes。路面軌道など、一見バラストがないように見えても舗装の下にバラストが敷いてある場合もあるので注意。 no
rack yes/no ラック式鉄道(Wikipedia) 山岳鉄道において歯車とラックレールを用いて勾配を上り下りする方式か否か。 no
abt アプト式(Wikipedia) アプト式を用いるラック式鉄道。日本では碓氷峠の旧線や大井川鐵道井川線で用いられている。
riggenbach リッゲンバッハ式(Wikipedia) リッゲンバッハ式を用いるラック式鉄道。日本ではシグナス森林鉄道と足尾銅山観光トロッコ鉄道で用いられている。
strub シュトループ式(Wikipedia) シュトループ式を用いるラック式鉄道。
locher ロヒャー式(Wikipedia) ロヒャー式を用いるラック式鉄道。
riggenbach-klose Riggenbach-Klose式 Riggenbach-Klose式を用いるラック式鉄道。
marsh マーシュ式(Wikipedia) マーシュ式を用いるラック式鉄道。
von_roll フォン・ロール(Wikipedia) フォン・ロール式(ラメラ式)を用いるラック式鉄道。日本では那須りんどう湖 LAKE VIEWスイス鉄道で用いられている。
railway:traffic_mode mixed 貨客線 旅客列車と貨物列車の両方が走る線路。 mixed
passenger 旅客線 旅客列車のみが走る線路 (臨時貨物列車などの例外がある場合がある)。
freight 貨物線 貨物列車のみが走る線路 (臨時旅客列車などの例外がある場合がある)。
maxspeed <最高速度(km/h)>} 最高速度 線路の最高速度です。スピードシグナル方式の場合は最高現示速度をタグ付けします。方向によって最高速度が異なる場合はmaxspeed:forward=*maxspeed:backward=*のキーを用いてタグ付けします。
maxspeed:tilting <最高速度(km/h)>} 車体傾斜装置付車両の最高速度 車体傾斜装置の付いた車両の最高速度です。スピードシグナル方式の場合は最高現示速度をタグ付けします。風向、時間帯などの要素で制限速度が変わる場合は可能な限り最高の速度をタグ付けします。方向によって最高速度が異なる場合はmaxspeed:tilting:forward=*maxspeed:tilting:backward=*のキーを用いてタグ付けします。
service 警告: 主本線以外のすべての線路でservice=*キーをタグ付けしてください。これは主本線ではない、すべての側線、渡り線、操車場、引き込み線などを意味します。
yard 操車場/車両基地 列車の組成や分解などが行われる車両基地または操車場です。ほとんどの場所では線路に番号が振ってありますので、railway:track_ref=*を使ってタグ付けしてください。
siding 側線 待避線など、追い越しなどに使われる線路。駅ではホームがあることも多い。ただし、本線はservice=*でタグ付けしてはいけません。
spur 引き込み線 工場などに引き込まれている線路。複雑な引込線や専用線の場合、service=*の他のタグをつけることも検討してください。
crossover 渡り線 複線などの近接して並行した2本の線路を行き来するために設けられた線路。シーサスクロッシング(両渡り線)やシングルクロッシング(片渡り線)などがある。
railway:radio analogue/gsm-r 列車無線 この路線の列車無線の規格は何か? アナログ(analogue)、gsm-r 日本における方式は列車無線(Wikipedia)および鉄道無線(Wikipedia)を参照。 gsm-r
operator <管理者> 管理者 路線(列車ではなく設備)の管理者です。
embankment yes/no 築堤 築堤(盛土)の上に線路が通っているかどうか no
cutting yes/no 掘割 掘割(切り通し)の中に線路が通っているかどうか no
railway:preferred_direction 警告: OSM-waysにおいて向きは重要です! このタグはルーティングにおいて重要であり、複数ある線路のどれを使うか(単線並列の線区ではどちらを優先的に使うか)をソフトウェアが判断するのに使用します。ただし、駅においては折返しや入替で列車の向きが変わることがあるため、そこまで重要ではありません。
forward OSMウェイと同方向 列車の進行方向は主にOSMウェイと同方向です。単線並列の線区においても、主にどちらのほうを走行するかでタグ付けします。(複線あるいはそれ以上の線路に使用するタグです。)
backward OSMウェイと逆方向 列車の進行方向は主にOSMウェイと逆方向です。単線並列の線区においても、主にどちらのほうを走行するかでタグ付けします。(複線あるいはそれ以上の線路に使用するタグです。)
both 両方向 列車はOSMウェイと同方向に走ることもあれば、逆方向に走ることもあります。単線区間に用います。複線などではforwardあるいはbackwardでタグ付けしてください。
railway:bidirectional 警告: OSM-waysにおいて向きは重要です! このタグはルーティングにおいて重要であり、適切な経路をソフトウェアが判断するのに使用します。ただし、駅においては折返しや入替で列車の向きが変わることがあるため、そこまで重要ではありません。
regular 双方向 双方向用の信号が取り付けられており、特別な手続きや操作などなく両方向に列車を運行することができます。
signals 片方向 片方向にしか信号が取り付けられておらず、通常は逆走する列車はありません。しかし、手続きなどをすることによって逆走させることも可能です。 この手続きは、線路閉鎖ほど大掛かりではありません。
possible 厳格な一方通行 片方向にしか信号が取り付けられておらず、列車は逆走することはできません。どうしても逆走する必要がある場合は線路閉鎖を行ってからでないといけません。
start_date <日付> 使用開始日 路線または線路が使用開始された日付。記法についてはstart_date=*を参照。
end_date <日付> 使用終了日 路線または線路の使用が終了した日付。記法についてはend_date=*を参照。
incline up/down/<slope> 勾配 線路の勾配。数値(単位も必要です)を入力するか、上りはup、下りはdownでタグ付けしてください。記法についてはMore informationを参照してください。
railway:interlaced yes/no 複単線(ガントレット) この線路は隣の線路と重なり合っている複単線(Wikipedia)(ガントレット・狭窄線・搾線ともいう)です。 関連するすべての線路を独立したOSMウェイとしてマップしてください。 no
railway:passing_prohibited left/right/yes/both/no 同時通行禁止 複線間隔が狭すぎる、あるいはダブルスリップスイッチやガントレットのように線路同士が重なり合っているなど、近接する線路で同時に通行することができない場所にタグ付けします。タグ付けのとき、ウェイの向きを向いて左右あるいは両側など、支障する線路がある側をタグ付けしてください。(支障する側がわからない場合はyesをタグ付け。) left(左側)/right(右側)/yes(支障があるが方向不明)/both(両側)/no(支障なし) no
workrules 取扱規則 この線路に適用される作業取扱の規則(あるいは法律)を記述します。詳しくはworkrules=*を参照。

列車保安装置

ウェイ 列車保安装置は線路の属性としてマッピングされます。以下の点に気をつけてください。

  • 列車保安装置は国によって異なる場合があります。
  • 列車保安装置は国の中でも様々な種類がある場合があります。
  • 1つの線路が複数の列車保安装置に対応している場合があります。(dual signalling)
  • 1つの列車保安装置の中でも様々なバージョンがある場合があります。
キー Property 説明 初期値
railway:als,

railway:alsn,

railway:alst,

railway:alsr,

railway:als-ars

yes/no Aвтоматическая

Локомотивная

Cигнализация

Is the track equipped with any variant of the Russian signalling system ALS?

Is the track equipped with the Russian continuous system ALSN(Wikipedia)?

Is the track equipped with it's non-continuous ALST variant?

Is the track equipped with it's radio-based ALSR variant?

Is the track equipped with it's automatic train control variant (used in subways)?

no
railway:asfa,

railway:asfa_fac,

railway:asfa_200

yes/no Anuncio de Señales y

Frenado Automático

Is the track equipped with the regular version of the Spanish system ASFA(Wikipedia) (up to 160 km/h)?

Is the track equipped with the ASFA system that is used on several unconnected lines in Catalonia?

Is the track equipped with the 200 km/h compatible version of ASFA? Note that ASFA Digital does not change track systems!

no
railway:atb,

railway:atb-eg,

railway:atb-ng,

railway:atb-vv

yes/no Automatische

Trein Beïnvloeding

Is the track equipped with any Dutch ATB(Wikipedia) system?

Is the track equipped with the 'first generation' Dutch signalling system ATB?

Is the track equipped with the 'new generation' Dutch signalling system ATB?

Is the ATB system equipped with extra beacons to ensure protection at low speeds?

no
railway:atc yes/no 自動列車制御装置(Automatic Train Control) 線路が ATC(Wikipedia)に対応しているかどうか。 no
railway:atp yes/no Automatic

Train Protection

Is the track equipped with the British system ATP(Wikipedia)?

The tags railway:gwatp and railway:gw_atp add a Great Western prefix, which is incorrect.

no
railway:ats yes/no 自動列車停止装置(Automatic Train Stop) 線路が ATS(Wikipedia)に対応しているかどうか。 no
railway:aws yes/no Automatic

Warning System

Is the track equipped with the British system AWS(Wikipedia)? no
railway:bacc yes/no Blocco Automatico a

Correnti Codificate

Is the track equipped with the Italian system BACC(Wikipedia)? no
railway:caws yes/no Continuous

Automatic

Warning System

Is the track equipped with the Irish system CAWS(Wikipedia)? no
railway:cbtc uto/sto/dto/

yes/no

Communications

Based Train

Control

Is the track equipped with the a CBTC-standard system(Wikipedia)? If so, the level of automation may also be specified. no
railway:crocodile yes/no Le Crocodile Is the track equipped with the French system Crocodile(Wikipedia)? no
railway:ctcs 0/1/2/3D/

3/4/yes/no

中国列车控制系统 Is the track equipped with the Chinese system CTCS(Wikipedia)? If so, the CTCS level may also be specified. no
railway:ebicab 700/900/

yes/no

EBICAB Is the track equipped with the Bombardier system EBICAB(Wikipedia)? If so, the EBICAB version may also be specified. no
railway:etcs 1/2/3/

yes/no

European Train

Control System

Is the track equipped with the European system, ETCS(Wikipedia)? If so, the ETCS Level may also be specified. no
railway:eevb yes/no Egyesített Éberségi

és Vonatbefolyásoló

Berendezés

Is the track equipped with the Hungarian system EÉVB(Wikipedia)? no
railway:evm yes/no Elektronikus

Vonatmegállító

Is the track equipped with the Hungarian system EVM(Wikipedia)? no
railway:hkt

railway:f-hkt

yes/no HastighedsKontol

og automatisk Togstop

Is the track equipped with the Danish system HKT(Wikipedia)?

Is the track equipped with the simplified HKT version?

no
railway:integra_signum yes/no Integra Signum Is the track equipped with the Swiss Integra Signum system? no
railway:kvb yes/no Contrôle de Vitesse

par Balises

Is the track equipped with the French system KVB(Wikipedia)? no
railway:ls 1/2/3/4/

90/yes/no

Liniový vlakový

zabezpečovač LS

Is the track equipped with the Czech system LS(Wikipedia)? If so, the EBICAB version may also be specified. no
railway:lzb yes/no Linienförmige

Zugbeeinflussung

Is the line equipped with the German system LZB(Wikipedia)? no
railway:memor,

railway:memor2,

railway:memor2+

yes/no Mémorisation

(de l'aspect

des signaux)

Is the line equipped with the Belgian system Memor(Wikipedia)?

Does the equipment comply with Memor 2 standards?

Does the equipment comply with Memor 2+ standards?

no
railway:pzb yes/no Punktförmige

Zugbeeinflussung

Is the track equipped with the German system PZB(Wikipedia)? no
railway:rs4 yes/no Ripetizione Segnali

a 4 codici

Is the track equipped with the Italian system RS4 codici(Wikipedia)? no
railway:sacem yes/no Système d'Aide

à la Conduite,

à l'Exploitation

et à la Maintenance

Is the track equipped with the French system SACEM(Wikipedia)? no
railway:scmt yes/no Sistema di

Controllo della

Marcia del Treno

Is the track equipped with the Italian system SCMT(Wikipedia)? no
railway:selcab yes/no SELCAB Is the track equipped with the Alcatel SELCAB train protection system? no
railway:shp yes/no Samoczynne

Hamowanie Pociągu

Is the track equipped with the Polish system SHP(Wikipedia)? no
railway:tasc yes/no 定位置停止装置(TASC) 線路がTASC(Wikipedia)(Train Automatic Stop-position Controller)に対応しているかどうか。 no
railway:tbl,

railway:tbl1,

railway:tbl1+,

railway:tbl2

yes/no Transmissie

Baken-Lokomotief

Is the track equipped with any of the Belgian TBL systems?

Is the track equipped with the Belgian system TBL 1(Wikipedia)?

Is the track equipped with the Belgian system TBL 1+(Wikipedia)?

Is the track equipped with the Belgian system TBL 2(Wikipedia)?

no
railway:tpws yes/no Train Protection &

Warning System

Is the track equipped with the British system TPWS(Wikipedia)? no
railway:tvm yes/no Transmission

Voie-Machine

Is the track equipped with the French system TVM(Wikipedia)? no
railway:zbs yes/no Zugbeeinflussung

S-Bahn Berlin

Is the track equipped with the Berlin light rail signalling system ZSB(Wikipedia)? no
railway:zub,

railway:zub121,

railway:zub122,

railway:zub123,

railway:zub222c

yes/no Zugbeeinflussung Is the track equipped with any Siemens ZUB signalling system?

Is the track equipped with the Siemens ZUB 121 signalling system?

Is the track equipped with the Siemens ZUB 122 signalling system?

Is the track equipped with the Siemens ZUB 123 signalling system?

Is the track equipped with the Siemens ZUB 222c signalling system?

Is the track equipped with Euro-ZUB? Please tag as ECTS.

no

橋梁

ウェイリレーション 線路に対してタグ付けすることで、線路が橋梁上にある、あるいは高架橋上にあることを表します。また、リレーションに対して使うことで橋全体を表すこともできます。

キー Property 説明 初期値
bridge yes/cantilever/covered/movable/trestle/viaduct 橋の種類 線路を渡している橋の種類。橋の種類の詳細についてはJA:Key:bridge#値を参照してください。適切な種類がない場合や種類がわからない場合は yes と入力してください。跳ね橋や旋回橋などの可動橋の場合は、その部分のみ別のウェイとし、可動部のみmovableを、非可動部はそれ以外の適したものをタグ付けしてください。また、橋を複数に分割する場合は bridge リレーションを作成し、橋全体をリレーションに追加することを忘れないでください。 no
bridge:movable bascule/lift/swing 可動橋の種類 可動橋の種類を指定します。可動橋の種類の詳細についてはKey:bridge:movableを参照してください。 bridge=movable としてタグ付けされた場合のみに使用します。可動部がない橋、あるいは可動橋でも端部など可動部ではない場所の場合は使用しません。
layer <layer> レイヤー 上下にある地物との物理的な上下関係を設定します。例えば、橋の上を更に高い橋がまたいでいる場合などに使用します。 1
bridge:name <Bridge name> 橋の名前 橋の名前を記述します。注:name=*には路線の名前を記述し、橋やトンネルの名前を記述してはいけません。
image <URL> 画像 橋の画像のURLを記述します。(可能な限り ウィキメディア・コモンズの画像を使用します)。 ただし、これは特徴的な橋や大きな橋などに用い、小さな橋(小さな排水路を渡る橋など)には使いません。 一般的にはWikipediaの記事があるかどうかが使用するかの判断基準にされます。
bridge:wikipedia <language code>:<article name> Wikipediaの記事 ウィキペディアの記事です。使用する場合は<language code>:<article name>のように使用してください。例:JA:余部橋梁

トンネル

ウェイリレーション線路がトンネルやカルバートの中を通っているときに使用します。また、落石よけやスノーシェッドなどにも使用します。また、リレーションに対して使うことでトンネル全体を表すこともできます。リレーションについて詳しくはTunnel Relationを参照してください。

キー Property 説明 初期値
tunnel yes/culvert/building_passage/avalanche_protector トンネル トンネルの種類を記述します。通常のトンネルの場合はyesを使用します。トンネルの種類の詳細についてはJA:Key:tunnelを参照してください。 no
layer <layer> レイヤー 上下にある地物との物理的な上下関係を設定します。例えば、トンネルの上や下に別のトンネルが交差している場合や、トンネルが川をくぐっている場合などに使用します。 -1
tunnel:name <Tunnel name> トンネルの名前 トンネルの名前を記述します。注:name=*には路線の名前を記述し、トンネルや橋の名前を記述してはいけません。
avalanche_protector:right open 開放された側面(右) 落石よけやスノーシェッドで、右側が外と接していることを指定します。落石よけやスノーシェッド以外の場合は使用しません。詳しくはJA:Key:tunnel#tunnel=avalanche_protectorを参照してください。
avalanche_protector:left open 開放された側面(左) 落石よけやスノーシェッドで、左側が外と接していることを指定します。落石よけやスノーシェッド以外の場合は使用しません。詳しくはJA:Key:tunnel#tunnel=avalanche_protectorを参照してください。
image <URL> 画像 トンネルの画像のURLを記述します。(可能な限り ウィキメディア・コモンズの画像を使用してください。)
tunnel:wikipedia <language code>:<article name> Wikipediaの記事 ウィキペディアの記事です。使用する場合は<language code>:<article name>のように使用してください。例:JA:青函トンネル

分岐器

ノード OpenStreetMap では、分岐器は2つの線路が接続する地点です。以下のタグで定義されます。

キー Property 説明 初期値
railway switch 分岐器(ポイント) 鉄道の分岐点。分岐器のある点に使用する。このタグがない場合、単なるクロッシング(交差、互いに行き来できない)と捉えられてしまうおそれがあります。
ref <番号/記号> 分岐器番号 分岐器の番号。ポイントの切替器やポイントモーター、転轍器標識に番号が書いてある場合があります。
railway:local_operated yes/no 現場での操作 現場で操作するか(yes)、信号所から操作するか(no no
railway:switch:electric yes/no 電動的操作 電気的なスイッチで操作されるか yes
railway:radius <曲線半径(メートル)> 分岐側曲線半径 分岐側の曲線半径
railway:maxspeed:straight <速度(km/h)> 直線側制限速度 直線側の制限速度。単位は何もつけない場合はkm/h。マイル表記にしたい場合はmph:の単位をつけることで記述可能。
railway:maxspeed:diverging <速度(km/h)> 分岐側制限速度 分岐側の制限速度。単位は何もつけない場合はkm/h。マイル表記にしたい場合はmph:の単位をつけることで記述可能。
railway:turnout_side left/right 分岐方向 直線側から見て左に分岐するか右に分岐するか。曲線上にある分岐器の場合は通常曲率のきつい側を分岐側とする。(訳注:内方分岐か外方分岐かは関係ないものと思われる。)
railway:switch default 片開き分岐器 片開き分岐器(Wikipedia)。曲線上にある内方分岐や外方分岐も含みます。何も指定しなければこの分岐器として扱われます。 default
three_way 副分岐(三方分岐) 副分岐(Wikipedia)。同じ、あるいはほぼ同じ場所から(直線にくわえて)左右に分岐する分岐器。
single_slip シングルスリップスイッチ(片渡り付き交差) シングルスリップスイッチ(片渡り付き交差)(Wikipedia)。X字の交差に加えて片側に渡り線がついたタイプ。片側のみ交差部を行き来できる。
double_slip ダブルスリップスイッチ(両渡り付き交差) ダブルスリップスイッチ(両渡り付き交差)(Wikipedia)。X字の交差に加えて両側に渡り線のついたタイプ。鋭角方向をのぞいてどの方向にも行き来できる。
wye 両開き分岐器 両開き分岐器(Y字ポイント)(Wikipedia)。Y字型に別れるポイント。
abt アブトスイッチ ケーブルカーの分岐器(Wikipedia)。車輪の形によって右に行くか左に行くか決まる。
railway:switch:resetting yes/no 発条転轍機(スプリングポイント) 発条転轍機(スプリングポイント)(Wikipedia)(自動で定位側に戻るようになっている転轍機)かどうか。
railway:switch:configuration inside/outside アウトサイドスリップスイッチか スリップスイッチのうち、トングレールがクロッシング部の内側に入っているものがインサイドスリップスイッチ、トングレールがクロッシング部に入っていないものがアウトサイドスリップスイッチ。また、スリップスイッチの左右の渡り線が交差しているものはインサイドスリップスイッチ、していないものはアウトサイドスリップスイッチという見分け方もできる。
railway:switch:movable_frog yes/no 可動クロッシング 可動クロッシング(ノーズ可動、鈍端可動、ウイング可動など)がついているか。 no
railway:switch:heated yes/no 融雪機(凍結防止) 凍結や着雪などを防ぐ融雪機が設置されているか。

交差(クロッシング)

ノード クロッシングは、線路と線路が交差する地点のことを言います。ただし、ポイント(分岐器)とは違い、線路同士は行き来できません。例えば十字の線路があったとして、上と下、右と左は行き来できますが、上から左、右から上などの別の方向には行くことができません。

Key Value Property Description Default value
railway railway_crossing クロッシング(交差) クロッシングは線路同士が交差しているノードに使用します。

安全側線・脱線転轍機・脱線器

ノード 安全側線・脱線転轍機は、単線区間の交換駅などでオーバーランした列車が他の列車とぶつかって大事故にならないようにオーバーランした列車を脱線させて衝突を回避する装置です。脱線器は、側線の出口付近に設置され、意図をしない動きをした貨車などが本線へ出て行かないように手前で脱線させる装置です。

キー Property 説明 初期値
railway derail 脱線装置 意図をしない動きをする列車を脱線させて停止させる装置。 In the case where a derailer is physically at the same location as a signal (railway=signal), they cannot be placed on the same node, as they are the signal and derailer are both values of the same key.
railway:derail wedge 脱線器 脱線器は、主に側線の線路に設置され、流転などの意図しない動きをする車両を本線へ出て行かないように脱線させる器具です。主にアメリカやドイツで使われ、日本でも貨車や保線車両の留置線などで使われます。
trap_point 安全側線/脱線転轍器 安全側線/脱線転轍器(Wikipedia)は、単線区間の交換駅や平面交差の手前、線路の合流部分の手前などに設置されており、オーバーランした列車がほかの列車と衝突するのを防ぐためにオーバーランした列車を脱線させる機構です。おもにドイツで使用されているほか、日本でも多くの場所で使用されています。
catch_point キャッチポイント キャッチポイント(catch point)は、勾配線区などで本線を逆走してきた列車を脱線させるための転轍器です。意図的に逆走させる場合はレバーなどで反位(非脱線側)に切り替えます。また、発条転轍機となっていて、逆走ではない列車はフランジによって自動的に反位に切り替わり、通過後しばらくすると定位(脱線側)に復帰します。ドイツやアメリカで主に使われ、日本では(おそらく)採用例はありません。(Catch points(英語版)(Wikipedia))
railway:local_operated yes/no 現場での操作 現場で操作するか(yes)、信号所から遠隔操作するか(no no
ref <番号/記号> 脱線装置の番号 脱線装置の番号。ポイントの切替器やポイントモーター、転轍器標識に番号が書いてある場合があります。

車止め

ノード 車止めは線路の終端に設置され、オーバーランした車両を受け止める働きをします。ほとんどの場合、線路の端に取り付けられているため、線路の終端のノードにタグ付けされます。しかし、余裕を持って終端より手前に設置してある場合や、廃線や建設中など線路が先に続いている場合は、線路の終端ではなく実際に設置されている場所にタグ付けします。

キー Property 説明 初期値
railway buffer_stop 車止め

列車検知装置

ノード 車軸カウンタや軌道回路のような信号閉塞システムを使用するための列車検知システム。これらは線路上のノードにマッピングされる必要があります。

キー Property 説明 初期値
railway vacancy_detection 列車検出器 閉塞内の列車の有無を検知するために閉塞の始端と終端に設置された一対の装置。
railway:vacancy_detection insulated_rail_joint 軌道回路(Wikipedia) 軌道回路。左右のレールが絶縁されており、車軸によって左右のレールが短絡されることで列車の在線を検知する方式。信号用電源のレールへの供給地点と、信号用リレーのレールへの接続地点の2箇所をマッピングする必要があります。(日本ではたいがいはインピーダンスボンドのある場所がそれです。)日本では一部を除いてほとんどの鉄道路線がこの方式を採用しています。
axle_counter 車軸カウンタ(Wikipedia) 閉塞の入り口と出口に設置されており、閉塞内に出入りする車軸の数をカウントすることで列車の有無を検知する。

鉄道敷地

エリア 駅、線路、操車場などの鉄道施設に使用される敷地。

キー Property 説明 初期値
landuse railway 鉄道用敷地 駅、線路、操車場などの鉄道施設に使用される敷地。

踏切

ノード 踏切は道路と鉄道が平面交差する場所です。 各踏切は、次のタグでタグ付けされます。なお、歩行者のみが渡る踏切には後述の「歩行者専用踏切」の項を参照してください。

キー Property 説明 初期値
メモ: 休止されたものはdisused:で、廃止されたものはabandoned:でタグ付けできます。(例: disused:railway=Level crossing)
railway level_crossing 踏切 踏切。 In this scheme, there is no difference between road and footway crossings since there is not only often a smooth transition in between but also since this information can be derived from the ways involved.
crossing:barrier half/double_half/full/gate/yes/no 遮断機 この踏切には遮断機が存在するか(yes/no)。遮断機が存在し、遮断機の種類がわかっている場合はyesのかわりにその種類をタグ付けしてください。halfは、遮断機が車の進入側のみを遮断し、車の退出側は遮断機のないタイプです(halfの画像)。double_halfは、遮断機が左右から閉まり、車の進入側と退出側の両方を遮断するタイプです(double halfの画像)。fullは、片側の遮断機で車の進入側と退出側の両方を遮断するタイプです。1車線道路などの小さい踏切などに多いです(fullの画像)。gateは、踏切が遮断棒ではなく門によって遮断されるタイプです。イギリスの古い踏切の、列車が通るときに線路の門を開けて道路の門を閉める方式が代表例です。日本にはほとんどありません。(gateの画像(イギリス式)gateの画像(中国))。それ以外の方式か、方式がわからない場合は(yes)をタグ付けし、遮断機のない場合はnoをタグ付けしてください。 no
crossing:light yes/no 警報灯(閃光灯) この踏切には警報灯(赤く点滅するライト)が付いているか yes
crossing:saltire yes/no 踏切警標(×印) この踏切には踏切警標(X字形の標識)が付いているか yes
crossing:on_demand yes/no オンデマンド踏切 横断者がいる時のみ開き、普段は道路側が遮断されている踏切かどうか no
crossing:bell yes/no 警報音 この踏切は鐘やベル、電子音などの音が鳴るかどうか no
crossing:chicane yes/no シケイン 安全確認をせずに走り抜けたり指定外の車両の通行することを阻止するために、踏切の入り口に柵などが互い違いに設置されているか。(Wikipedia(ドイツ語版)) no
railway:position <キロ程/マイル程> キロ程 鉄道の起点から踏切までの距離(単位km)。12.3のように細かい数値は丸める。マイル表記にしたい場合は、末尾にmi:の単位をつけることで表記が可能。
railway:position:exact <キロ程/マイル程> より正確なキロ程 鉄道の起点からの正確な距離(単位km)。12.345のように細かい数値まで表記する。マイル表記にしたい場合は、末尾にmi:の単位をつけることで表記が可能。
railway:ref <番号/記号> 番号/記号 公式な踏切の番号・記号。非公式なものはここにタグ付けしてはなりません。
ref:fra_crossing <string> FRA Crossing Reference ID 米国連邦鉄道局の参照コード。米国のみで使用する。Crossing Inventory
crossing:supervision no/camera/attendant/automatic/phone 踏切の監視 人や車などが取り残されていないかなどの監視を行う方法を記述します。cameraは、監視カメラで踏切の安全確認を行います。attendantは、踏切警手(係員)が現地で直接安全確認を行います。automaticは、赤外線やレーダーを用いて人や車がいないか検知します。 (wikipedia:ja:踏切障害物検知装置)/電話(オンデマンド踏切のみで使う)。noはそれらの機器類もなく、係員もいない踏切です。 no
crossing:activation automatic/remote/local 動作させる方法 警報機や遮断機などを動作させる方法を記述します。automaticは列車の接近に伴って自動で動作します。remoteは運転指令所から遠隔で動作させます。localは踏切警手が現地で動作させます。
railway:level_crossing:closure:average average closure time average time the crossing stays closed
railway:level_crossing:closure:min minimum closure time
railway:level_crossing:closure:max maximum closure time

歩行者専用踏切

ノード Small crossings are crossings of footways and rail inside train station for passengers. Each crossing point is to be tagged by the following crossing tags:

Key Value Property Description Default value
Note: Crossings no longer in use may be tagged by disused: and abandoned:. (Example: disused:railway=level_crossing).
railway crossing 踏切(歩道) 歩行者用踏切。 In this scheme, there is no difference between road and footway crossings since there is not only often a smooth transition in between but also since this information can be derived from the ways involved.
crossing:barrier half/double_half/full/gate/yes/no 遮断機 この踏切には遮断機が存在するか(yes/no)。遮断機が存在し、遮断機の種類がわかっている場合はyesのかわりにその種類をタグ付けしてください。halfは、遮断機が車の進入側のみを遮断し、車の退出側は遮断機のないタイプです(halfの画像)。double_halfは、遮断機が左右から閉まり、車の進入側と退出側の両方を遮断するタイプです(double halfの画像)。fullは、片側の遮断機で車の進入側と退出側の両方を遮断するタイプです。1車線道路などの小さい踏切などに多いです(fullの画像)。gateは、踏切が遮断棒ではなく門によって遮断されるタイプです。イギリスの古い踏切の、列車が通るときに線路の門を開けて道路の門を閉める方式が代表例です。日本にはほとんどありません。(gateの画像(イギリス式)gateの画像(中国))。それ以外の方式か、方式がわからない場合は(yes)をタグ付けし、遮断機のない場合はnoをタグ付けしてください。 no
crossing:light yes/no 警報灯(閃光灯) この踏切には警報灯(赤く点滅するライト)が付いているか yes
crossing:saltire yes/no 踏切警標(×印) この踏切には踏切警標(X字形の標識)が付いているか yes
crossing:on_demand yes/no オンデマンド踏切 横断者がいる時のみ開き、普段は道路側が遮断されている踏切かどうか no
crossing:bell yes/no 警報音 この踏切は鐘やベル、電子音などの音が鳴るかどうか no
crossing:chicane yes/no シケイン 安全確認をせずに走り抜けたり指定外の車両の通行することを阻止するために、踏切の入り口に柵などが互い違いに設置されているか。(Wikipedia(ドイツ語版)) no
railway:position <キロ程/マイル程> キロ程 鉄道の起点から踏切までの距離(単位km)。12.3のように細かい数値は丸める。マイル表記にしたい場合は、末尾にmi:の単位をつけることで表記が可能。
railway:position:exact <キロ程/マイル程> より正確なキロ程 鉄道の起点からの正確な距離(単位km)。12.345のように細かい数値まで表記する。マイル表記にしたい場合は、末尾にmi:の単位をつけることで表記が可能。
railway:ref <番号/記号> 番号/記号 公式な踏切の番号・記号。非公式なものはここにタグ付けしてはなりません。
ref:fra_crossing <string> FRA Crossing Reference ID 米国連邦鉄道局の参照コード。米国のみで使用する。Crossing Inventory
crossing:supervision no/camera/attendant/automatic/phone 踏切の監視 人や車などが取り残されていないかなどの監視を行う方法を記述します。cameraは、監視カメラで踏切の安全確認を行います。attendantは、踏切警手(係員)が現地で直接安全確認を行います。automaticは、赤外線やレーダーを用いて人や車がいないか検知します。 (wikipedia:ja:踏切障害物検知装置)/電話(オンデマンド踏切のみで使う)。noはそれらの機器類もなく、係員もいない踏切です。 no
crossing:activation automatic/remote/local 動作させる方法 警報機や遮断機などを動作させる方法を記述します。automaticは列車の接近に伴って自動で動作します。remoteは運転指令所から遠隔で動作させます。localは踏切警手が現地で動作させます。
railway:level_crossing:closure:average average closure time average time the crossing stays closed
railway:level_crossing:closure:min minimum closure time
railway:level_crossing:closure:max maximum closure time

セクション(電化設備)

ノード For electrified railways, in addition to the tags the tracks of each electrical system get, you can also map a node for the transition point between systems.

Key Value Property Description Default value
railway isolated_track_section Systemtrennstelle/Schutzstrecke The point where two different electrical sections meet. This can be either at a substation within the same electrical system, or between electrical systems. (e.g.: between Amtrak's 25Hz system and their 12.5kV 60Hz system.)

会社境界点

ノード 管理する鉄道会社が変わる地点(たとえばJRから私鉄への連絡線や地下鉄直通の接続点など。 注:このタグは2014年から2015年まで国境で所有者が変わる地点として用いられていました。

キー Property 説明 既定値
railway owner_change 会社境界点 この地点で線路の運営会社(保有会社)が変わることを表します。
railway:name:<operator 1> <名称> 境界の名称 一方の会社でのこの境界の呼び名。<operator 1>にはその会社名を入力します。
railway:name:<operator 2> <名称> 境界の名称 もう一方の会社でのこの境界の呼び名。<operator 2>にはその会社名を入力します。
railway:ref:<operator 1> <略語/記号/番号> 内部参照名 一方の会社でのこの境界の内部参照名/記号/番号。正式名称の略称であることもあります。<operator 1>にはその会社名を入力します。
railway:ref:<operator 2> <略語/記号/番号> 内部参照名 もう一方の会社でのこの境界の内部参照名/記号/番号。正式名称の略称であることもあります。<operator 2>にはその会社名を入力します。


欧州の一部鉄道はVehicle Keeper Marking Registerで定義されている略称で書かれる場合があります。(DB, ÖBB, CFL, NS, SNCF, FS, PKP, …)これらの略称は大文字で書かれます。

国境での会社境界

ノード 国境によって線路の所有者(運営者)が変わる地点。国をまたぐため、適用される法律などが変わるので、上記の会社境界点より重要な地点である。 日本には国境をまたぐ鉄道がないので存在しない。

国境と会社境界が同一地点にある場合、この会社境界ノードに国境線と線路の両方のウェイを接続してください。

Key Value Property Description Default value
railway border 国境での会社境界 この地点で線路の運営会社(保有会社)が変わることを表します。
railway:name:<operator 1> <名称> 境界の名称 一方の会社でのこの境界の呼び名。<operator 1>にはその会社名を入力します。
railway:name:<operator 2> <名称> 境界の名称 もう一方の会社でのこの境界の呼び名。<operator 2>にはその会社名を入力します。
railway:ref:<operator 1> <略語/記号/番号> 内部参照名 一方の会社でのこの境界の内部参照名/記号/番号。正式名称の略称であることもあります。<operator 1>にはその会社名を入力します。
railway:ref:<operator 2> <略語/記号/番号> 内部参照名 もう一方の会社でのこの境界の内部参照名/記号/番号。正式名称の略称であることもあります。<operator 2>にはその会社名を入力します。

欧州の一部鉄道はVehicle Keeper Marking Registerで定義されている略称で書かれる場合があります。(DB, ÖBB, CFL, NS, SNCF, FS, PKP, …)これらの略称は大文字で書かれます。

信号・標識

距離標

ノード 路線の起点からの距離を表す標識です。線路上のノードに対してマッピングします。複線や複々線など、複数の線路が平行している場合はすべての線路にタグ付けします。しかし、側線や待避線など主本線以外の線路にはタグ付けしません。

キー Property 説明 初期値
railway milestone 距離標 鉄道の距離を表す標識や表記。日本では、甲乙丙の3種類があり、甲は大きなもので、1キロ単位で、乙は500m単位で、丙は100m単位で設置されている。
railway:position <距離(40.6など)> 起点からの距離 路線の起点からの距離(単位km)。40.6などの小数点第二位以下が丸められた数字。負の数も表記可能。また、マイル表記にしたい場合は、末尾にmi:の単位をつけることで表記が可能。
railway:position:exact <正確な距離(40.625など)> 起点からの正確な距離 路線の起点からの正確な距離(単位km)。例えばドイツでは、40.625などのように小数点第三位まで表記される。(訳注:ただし、日本ではほとんどが小数点第二位以下が丸められて表記される。)負の数も表記可能。また、マイル表記にしたい場合は、末尾にmi:の単位をつけることで表記が可能。
railway:milestone:emergency_brake_override yes/no Emergency Brake Override Is there a mark on the sign to indicate changes to Emergency Brake usage? (e.g.: In Germany, this is an orange band.) no
railway:milestone:emergency_brake_override:direction forward/backward Direction of Emergency Brake Override The direction of the OpenStreetMap way for which the mark applies. no
railway:milestone:catenary_mast yes/no 架線柱への設置 距離標は架線柱に取り付けられているか? no

信号

この節の記事は、 railway=signal および OpenRailwayMap/Tagging/Signal に移動しました。

連動装置

信号扱い所

ノードエリア 信号扱い所は信号・分岐器を操作する連動装置が設置されている施設です。ノードまたはエリアでマッピングします。

キー Property 説明 初期値
メモ: 休止または廃止された信号扱い所にはdisused:(休止)やabandoned:(廃止)を先頭につけてタグ付けします。 (例: disused:railway=signal_box)
railway signal_box Interlocking 列車に対する信号を切り替える施設。構内を見渡せるように高さがある場合が多く、平屋はあまりありません。また、識別の記号などが建物に書かれている場合があります。CTCなどの集中制御に置き換えられて、現地での操作はあまりなくなってきています。
railway:signal_box mechanical 機械連動装置 機械連動装置を使用した信号扱い所。各信号機に対して「てこ」と呼ばれる大きなレバーが割り当てられていて、レバーの下にある機構が噛み合ったりすることで信号や転轍機の鎖錠が行われる方式。日本では自動信号化によってほとんどがなくなった。
electric 継電連動装置/電気連動装置 電気的に信号を操作する装置。てこを電気スイッチにして鎖錠機構自体は機械的な機構の電気連動装置と、鎖錠機構も継電器(リレー)によって電気制御にした継電連動装置の2つを内包する。ここでは操作方法が電気制御であることを表し、信号機自体が電気的でない場合がある。
track_diagram 連動盤/コントロールセンター 線路の配線図が描かれた盤の信号機のある場所にスイッチやボタンが配置されていて、図上のスイッチとその場所の信号が連動している。継電連動装置やCTCセンター(集中司令室)で用いられる。
electronic 電子連動装置 コンピューターによって信号が制御する方式。近年ではPRC(自動進路制御装置)によって通常は操作しなくても自動で信号や転轍機が設定される様になっていることも多い。
name <名称> 連動装置の名称 The name of the interlocking. For example, for German Interlockings, it could be "Neuss Ngf" or "Holzheim ESTW-A".
railway:ref <略語/記号/番号> 連動装置の略語/記号/番号 連動装置の略称や記号、番号を表記します。
operating_times <opening_hours=*の書式> 使用時間帯 決まった時間のみ操作される連動装置の場合(時間外は集中制御など?)、ここに操作される時間を表記します。
start_date <日付> 使用開始年月日 信号扱い所が使用開始された日付。start_date=*を参照。
end_date <日付> 使用終了年月日 信号扱い所の使用を終了した日付。end_date=*を参照。
railway:position 数値 キロ程 路線の起点からの距離(単位km)。距離標の項を参照。
railway:position:exact 数値 正確なキロ程 路線の起点からの正確な距離(単位km)。距離標の項を参照。
image <URL> 画像URL 信号扱い所の画像のURLを記述します。(可能な限り ウィキメディア・コモンズの画像を使用してください。)
railway:local_operated yes/no 現地操作 係員がこの信号扱い所にいて連動装置を操作するのか(yes)、どこか遠方からこの信号扱い所にある連動装置を遠隔で操作するのか(no)。 yes
building yes 建物 信号扱い所の建物をエリアでマッピングする場合はyes

連動範囲

リレーション 信号扱い所の連動装置がどの信号や分岐器を管理しているのかをリレーションで表記します。

キー Property 説明 初期値
type railway 鉄道リレーション 鉄道関連のリレーションであることを定義します。
railway interlocking 連動範囲 信号扱い所の連動装置が管理する信号や分岐器を指定します。 (railway=controlled_areaタグは廃止予定です。)
name <名称> 連動の名称 連動の名前を表記します。
railway:ref <略語/記号/番号> 連動の参照コード 連動の略称または参照コード。

リレーションには次のメンバーが含まれるべきです:

ロール 回数 Feature 説明
<empty> 1 信号扱い所 信号扱い所はロールは必要ありませんが、メンバーには含まれるべきです。
facility >=1 停車場・停留場・信号場 この連動装置を使う停車場・停留場・信号場停車場・停留場・信号場の定義はリンク先参照
signal_box >=0 遠隔での連動装置 別の場所にある連動装置を遠隔で操作する場合はこのロールに含める。
crossing >=0 踏切 連動装置で操作される踏切。連動装置から独立して動作する踏切や手動の踏切はここに加えないでください。
signal >=0 信号機 連動装置で操作される信号機
switch >=0 分岐器 連動装置で操作される分岐器

踏切警手詰所

ノードエリア 踏切警手の詰所(踏切小屋)は踏切を操作する係員が配置される場所です。ノードまたはエリアでマッピングします。(踏切故障などのために一時的に手動で操作するなどは含みません。また、信号や分岐器を扱う場合は信号扱い所または閉塞信号扱い所でタグ付けします。)

キー Property 説明 初期値
メモ: 休止または廃止された踏切警手詰所にはdisused:(休止)やabandoned:(廃止)を先頭につけてタグ付けします。 (例: disused:railway=crossing_box)
railway crossing_box 踏切警手詰所 踏切警手がいる建物。大抵は平屋か2階建てで、踏切に隣接して建っています。
name <名称> 踏切警手詰所の名称 踏切警手詰所の名称を記述します。
operating_times <opening_hours=*の書式> 係員が踏切を操作する時間帯 係員が踏切を操作する時間帯を記述します。第二種踏切と呼ばれる踏切では、限られた時間にしか係員がおらず、時間外は遮断機または遮断機と警報機が動作しません。
start_date <日付> 使用開始年月日 踏切警手詰所が使用開始された日付。start_date=*を参照。
end_date <日付> 使用終了年月日 踏切警手詰所が使用終了された日付。(例:踏切の自動化や廃止など)end_date=*を参照。
railway:position 数値 キロ程 路線の起点からの距離(単位km)。距離標の項を参照。
railway:position:exact 数値 正確なキロ程 路線の起点からの正確な距離(単位km)。距離標の項を参照。
image <URL> 画像URL 踏切警手詰所の画像のURLを記述します。(可能な限り ウィキメディア・コモンズの画像を使用してください。)
building yes 建物 踏切警手詰所の建物をエリアでマッピングする場合はyes

閉塞信号扱い所

ノードエリア 閉塞信号扱い所は信号扱い所の一種ですが、通常の信号扱い所が駅やヤードといった構内の出発・場内・入替などの信号機や分岐器を扱うのに対して、この閉塞信号扱い所は駅間の閉塞信号機を取り扱います。ノードまたはエリアでマッピングします。

訳注:閉塞信号扱い所は翻訳の際につけた名称で実際の鉄道での呼び方と異なるかもしれません。原文:Block posts(英)、Blockstelle(独)。

キー Property 説明 初期値
メモ: 休止または廃止された閉塞信号扱い所にはdisused:(休止)やabandoned:(廃止)を先頭につけてタグ付けします。 (例: disused:railway=blockpost)
railway blockpost 閉塞信号扱い所 閉塞信号機を扱う信号所です。たいていは駅間の線路沿いに位置しています。
name <名称> 閉塞信号扱い所の名称 閉塞信号扱い所の名称を記述します。
operating_times <opening_hours=*の書式> 営業時間 決まった時間のみ係員が操作する場合、操作される時間を表記します。
start_date <日付> 使用開始年月日 閉塞信号扱い所が使用開始された日付。start_date=*を参照。
end_date <日付> 使用終了年月日 閉塞信号扱い所が使用終了された日付。(例:閉塞信号機の自動閉塞化や信号機の撤去など)end_date=*を参照。
railway:position 数値 キロ程 路線の起点からの距離(単位km)。距離標の項を参照。
railway:position:exact 数値 正確なキロ程 路線の起点からの正確な距離(単位km)。距離標の項を参照。
image <URL> 画像URL 閉塞信号扱い所の画像のURLを記述します。(可能な限り ウィキメディア・コモンズの画像を使用してください。)
building yes 建物 閉塞信号扱い所の建物をエリアでマッピングする場合はyes

停車場・停留場・信号場

停車場・停留場・信号場などの鉄道車両が停車する場所は原文のドイツ語ではまとめてBetriebsstellenと言われており、日本語では広義の「停車場」がその語に当たる。しかし、分岐器を持たない駅という意味の停留場と対義語の分岐器を持つ駅という意味でも停車場という語が用いられるため、停車場という語はここでは後者の分岐器を持つ駅という意味で使用する。 停車場・停留場・信号場は敷地の中心にノードでマッピングするか、敷地全体をエリアでマッピングします。

  • ルート検索の経由点や検索で使用するために停車場・停留場・信号場のノードを配置する必要があります。
    • 通常は敷地の中心に配置します。
    • しかし、構内の中心が主本線から離れている場合などはその限りではありません。
  • エリアでマッピングする場合は下記のガイドラインに従ってください。
    • 線路の前後方向においては場内信号機や場内標識を駅敷地の開始点とみなします。Normalerweise sollte dieser Punkt in etwa auf der Mitte der Betriebsstelle eingetragen werden
    • 線路の左右方向は多くの場合鉄道敷地と同じとみなします。例えば、停車場・停留場・信号場に付帯する、主本線、側線、プラットホーム、駅舎、信号扱い所、荷役設備などはすべて敷地内に収まっている必要があります。ただし、駐車場や駐輪場、将来の拡幅用の空き地などを含めるかはマッパーの判断に任されます。

敷地を正確に入力することがなぜそこまで重要とされるのか? エリアは分岐器・信号機・線路等がその停車場・停留場・信号場に属することを表します。そのため、すべての信号機や分岐器、線路がきちんとエリア内に収まっているかをよく確認する必要があります。

さらに、列車の停車位置を入力します。サブ項目の停車位置を参照)。その後これらの地物はそれぞれリレーションによって関連付けられます。連動装置は停車場・停留場・信号場に含みません。

キロ程はそれぞれの停車位置に対してタグ付けされます。

停車場・停留場・信号場 の分類

停車場・停留場・電停 (駅)

ノード 線路のウェイ上ではなく、停車場敷地の中央にマッピングする必要があります。

1つの駅が2つ以上の独立した駅で構成されている場合(たとえば、2つの会社の駅が横並びに設置されており、それらが完全に分離されている場合)、それらは2つの駅としてマッピングされ、それぞれのノードを分けてマッピングする必要があります。 宝塚駅での例、JR西日本と阪急電鉄のそれぞれの宝塚駅が独立してマッピングされている。 このような駅はそれぞれにマッピングされ、親リレーションによって1つにまとめられます。たとえば、ケルンHbf(ケルン中央駅)に属するKöln Hansaringを参考にしてしてください。

キー Property 説明 初期値
メモ: 休止されたものはdisused:で、廃止されたものはabandoned:でタグ付けできます。(例: disused:railway=station).
railway station 停車場 最低でも1つの分岐器を有する旅客駅です。貨物との併用駅は許容されますが、貨物や荷物専用で旅客を扱わない駅はこのタグには当てはまりません。
halt 停留場 1つも分岐器のない旅客駅です。貨物扱いなどは上記の停車場と同様です。
tram_stop 電停(路面電車停留場) 路面電車の停留場です。名前は停留場ですが、分岐器があるかどうかは問われません。
subway yes 地下鉄駅 地下鉄の駅です。分岐器の有無は問われません。かつてはstation=subwayのタグが使われていたこともあります。 no
name <名称> 駅名 駅の名称。駅名標などの駅に掲示してある駅名を記述します。
railway:ref <記号/数字> 駅ナンバリング 駅に振られた番号/記号を表記します。
uic_ref <数字> UIC番号 UIC(国際鉄道連合)に従って設定されたUIC番号
uic_name <名称> UIC名称 UICに従って設定されたUIC名称
railway:station_category <station_category> 駅カテゴリ 駅カテゴリ。ドイツのみ?Details.
operator <事業者名> 事業者名 駅の管理者。
network <ネットワーク名称> ネットワーク 駅が属するネットワークの名称
operating_times <opening_hours=*の書式> 係員のいる時間 係員が分岐器や信号を操作する時間。出札や改札などの営業時間ではないことに注意。
start_date <日付> 使用開始年月日 駅が使用開始された日付。start_date=*を参照。
end_date <日付> 使用終了年月日 駅が使用終了された日付。end_date=*を参照。
image <URL> 画像URL 駅の画像のURLを記述します。(可能な限り ウィキメディア・コモンズの画像を使用してください。)
ele <数値> 標高 駅の標高。
wikipedia <country_abbr>:<article name> Wikipedia記事 wikipediaの記事。<country_abbreviation>:<Article name>の書式で記述する。例えば"wikipedia=ja:東京駅"など。
貨物駅・貨物ヤード・貨物操車場

ノード 基本的には貨物専用の駅あるいは貨物用の操車場です。線路のウェイ上ではなく、停車場敷地の中央にマッピングする必要があります。

キー Property 説明 初期値
メモ: 休止されたものはdisused:で、廃止されたものはabandoned:でタグ付けできます。(例: disused:railway=yard).
railway yard 貨物駅/貨物操車場 基本的に貨物専用の駅あるいは貨物用の操車場です。荷積みや荷降ろしを行う場所のほか、それらを行わない操車場も含まれます。
name <名称> 駅の名称 駅の正式名称。(京都貨物駅など)
railway:ref <記号/数字> 貨物駅番号/記号 貨物駅/ヤードの駅ナンバリングを記述します(前述の旅客駅の項も参照)。会社によって記号/番号が違う場合はrailway:ref:(company)=*でタグ付けします。
operator <事業者名> 事業者名 貨物駅/ヤードの運営者を記述します。
operating_times <opening_hours=*の書式> 営業時間 信号係員や転轍係員が常駐している時間を記述します。
start_date <日付> 供用開始日 貨物駅/ヤードが供用開始した日付。記法についてはstart_date=*を参照。
end_date <日付> 供用終了日 貨物駅/ヤードが供用終了した日付。記法についてはend_date=*を参照。
image <URL> 画像URL 貨物駅/ヤードの画像のURLを記述します。(可能な限り ウィキメディア・コモンズの画像を使用してください。)
ele <数字> 標高 貨物駅/ヤードの標高を記述します。
wikipedia <country_abbr>:<article name> wikipedia記事 wikipediaの記事。<country_abbreviation>:<Article name>の書式で記述する。例えば"wikipedia=ja:京都貨物駅"など。
職員専用乗降場

ノード 鉄道職員専用の乗降場。一般の旅客の乗降や、一般貨物/荷物の積み下ろしは行われない。保線基地や車両工場などに隣接して設置されることが多い。線路のウェイ上ではなく、停車場敷地の中央にマッピングする必要があります。

キー Property 説明 初期値
メモ: 休止されたものはdisused:で、廃止されたものはabandoned:でタグ付けできます。(例: disused:railway=service_station).
railway service_station 職員専用乗降場 鉄道職員専用の乗降場。
name <名称> 乗降場の名称 乗降場の名称を記述します。
railway:ref <station code> 駅ナンバリング 駅ナンバリングを記述します。 北米においては、例えばNew York Penn StationではNYPアムトラックの駅であるOld Saybrook StationではOSBです。。In Germany, the Ril 100 code would be something like KN for Neuss Hbf. 会社によって記号/番号が違う場合はrailway:ref:(company)=*でタグ付けします。
operator <事業者名> 事業者名 乗降場の運営者を記述します。
operating_times <opening_hours=*の書式> 営業時間 信号係員や転轍係員が常駐している時間を記述します。
start_date <日付> 供用開始日 乗降場が供用開始した日付。記法についてはstart_date=*を参照。
end_date <日付> 供用終了日 乗降場が供用終了した日付。記法についてはend_date=*を参照。
image <URL> 画像URL 乗降場の画像のURLを記述します。(可能な限り ウィキメディア・コモンズの画像を使用してください。)
ele <数字> 標高 乗降場の標高を記述します。
wikipedia <country_abbr>:<article name> wikipedia記事 wikipediaの記事。<country_abbreviation>:<Article name>の書式で記述する。例えば"wikipedia=en:London King's Cross railway station"など。
信号所(鉄道交差点)

ノード 2つの鉄道の交差点。 線路のウェイ上ではなく、信号所の中央にマッピングする必要があります。

キー Property 説明 初期値
メモ: 休止されたものはdisused:で、廃止されたものはabandoned:でタグ付けできます。(例: disused:railway=junction)
railway junction 信号所(鉄道交差点) 別の線路が分岐する地点。
name <名称> 名前 信号所の名称。
railway:ref <番号/記号> 信号所記号 信号所の管理番号/管理記号。会社によって記号/番号が違う場合はrailway:ref:(company)=*でタグ付けします。
operator <事業者名> 事業者名 信号所設備の運営事業者名。
start_date <日付> 供用開始日 信号所が供用開始した日付。記法についてはstart_date=*を参照。
end_date <日付> 供用終了日 信号所が供用終了した日付。記法についてはend_date=*を参照。
image <URL> 画像URL 信号所の画像のURLを記述します。(可能な限り ウィキメディア・コモンズの画像を使用してください。)
ele <数値> 標高 信号所の標高
wikipedia <country_abbr>:<article name> wikipedia記事 Wikipediaの記事。 <country_abbreviation>:<Article name>といったようにタグ付けする。例:"wikipedia=ja:枇杷島分岐点"
渡り線

ノード 渡り線は隣接して並行する線路を行き来できるように設置された一対のポイントです(参考画像1参考画像2)。複線の線路をつなぐものの他、ここでは単線と複線を接続するものも含みます。線路のウェイ上ではなく、分岐設備の敷地中央にマッピングする必要があります。

ウェイ 渡り線設備はその機能を示すようにservice=crossoverでマッピングされます。

キー Property 説明 初期値
Note: 休止されたものはdisused:で、廃止されたものはabandoned:でタグ付けできます。(例: disused:railway=crossover)
railway crossover 渡り線 列車を並行する線路に転線させるための一対の分岐器
name <名称> 渡り線の名称 渡り線の名称
railway:ref <番号/記号> 渡り線の記号/番号 渡り線の管理番号/管理記号。会社によって記号/番号が違う場合はrailway:ref:(company)=*でタグ付けします。
operator <事業者名> 運営者 渡り線の管理事業者名
start_date <日付> 供用開始日 渡り線が供用開始した日付。記法についてはstart_date=*を参照。
end_date <日付> 供用終了日 渡り線が供用終了した日付。記法についてはend_date=*を参照。
image <URL> 画像URL 渡り線の画像のURLを記述します。(可能な限り ウィキメディア・コモンズの画像を使用してください。)
ele <数字> 標高 渡り線の標高を記述します。
wikipedia <country_abbr>:<article name> wikipedia記事 Wikipediaの記事。 <country_abbreviation>:<Article name>といったようにタグ付けする。例:"wikipedia=ja:川池信号所".
側線/引込み線への分岐点

ノード 側線/引き込み線への分岐点とは留置線や工場内への引込線などへ本線から分岐する地点のことです。線路のウェイ上ではなく、分岐設備の敷地中央にマッピングする必要があります。

キー Property 説明 初期値
Note: 休止されたものはdisused:で、廃止されたものはabandoned:でタグ付けできます。(例: disused:railway=spur_junction)
railway spur_junction 側線/引込線への分岐点 本線から側線が分岐する地点。
name <名称> 分岐点の名称 分岐点の名称
railway:ref <番号/記号> 分岐点の記号/番号 分岐点の管理番号/管理記号。会社によって記号/番号が違う場合はrailway:ref:(company)=*でタグ付けします。
operator <事業者名> 運営者 分岐点の管理事業者名
start_date <日付> 供用開始日 分岐点が供用開始した日付。記法についてはstart_date=*を参照。
end_date <日付> 供用終了日 分岐点が供用終了した日付。記法についてはend_date=*を参照。
image <URL> 画像URL 分岐点の画像のURLを記述します。(可能な限り ウィキメディア・コモンズの画像を使用してください。)
ele <数字> 標高 分岐点の標高を記述します。
wikipedia <country_abbr>:<article name> wikipedia記事 Wikipediaの記事。 <country_abbreviation>:<Article name>といったようにタグ付けする。例:"wikipedia=ja:佐保信号場"
その他

ノード その他の駅・信号所に類する施設です。線路のウェイ上ではなく、施設の敷地中央にマッピングする必要があります。Note:信号扱い所(連動装置)はここには含まれません。#連動装置を参照してください。

キー Property 説明 初期値
Note: 休止されたものはdisused:で、廃止されたものはabandoned:でタグ付けできます。(例: disused:railway=site).
railway site 鉄道運行施設 鉄道運行に関わるその他の施設です。信号扱い所(連動装置)はここには含まれません。#連動装置を参照してください。
name <名称> 施設名 施設の名称
railway:ref <番号/記号> 施設の記号/番号 分岐点の管理番号/管理記号。会社によって記号/番号が違う場合はrailway:ref:(company)=*でタグ付けします。
operator <事業者名> 運営者 施設の管理事業者名
start_date <日付> 供用開始日 施設が供用開始した日付。記法についてはstart_date=*を参照。
end_date <日付> 供用終了日 施設が供用終了した日付。記法についてはend_date=*を参照。
image <URL> 画像URL 施設の画像のURLを記述します。(可能な限り ウィキメディア・コモンズの画像を使用してください。)
ele <数字> 標高 施設の標高を記述します。
wikipedia <country_abbr>:<article name> wikipedia記事 Wikipediaの記事。 <country_abbreviation>:<Article name>といったようにタグ付けする。例:"wikipedia=en:Fresh Pond Junction"

停車位置

ノード これは必須ではないものの、他に情報がない場合のルート検索などに役立ちます。場所がわかっている場合はマッピングします。タグ付け方法はPublic Transport Schemaに準じますが、公共交通機関でないものにも使用できるように拡張されました。これは上記のものとは異なり、線路のウェイ上にマッピングする必要があります。

停車場および停留場では、usage=*でタグ付けされる可能性のあるすべての線路(旅客列車が停車する線路かどうかに関わりなく)は、railway=stopでノードを取得する必要があります。また、プラットホームを持つすべての線路は、railway=stopでノードを取得する必要があります。public_transport=stop_positionを持つノードがすでに存在する場合は、このノードにrailway=stopを追加します。

分岐点においては、では、分岐点の前後に線路ごとに1つのノードにrailway=stopタグを付けます。 次のタグを停車位置に使用できます:

キー Property 説明 初期値
public_transport stop_position 停車位置 この点を列車(機関車)の停止位置として定義します。公共交通機関が利用できない停止位置ではこのタグは使用されません。
railway stop 停止位置 この点を機関車の停止位置として定義します。公共交通機関が利用できる場合は上記のタグを併用します。
name <名称> 名称 Locust ManorKöln-West新高円寺などの停車位置の名前。
railway:ref <番号/記号> Abbreviation 駅などのナンバリング。(番線やのりばの番号ではない)
operator <事業者名> 事業者名 停車位置を管理する事業者の名称。
network <ネットワーク名称> ネットワークの名称 停車位置が属する鉄道ネットワーク
uic_ref UIC-Code The UIC (International Union of Railways) Code for this stop position.
uic_name <name> UIC-Name The UIC (International Union of Railways) Name for this stop position.
train yes/no Railway 鉄道の停車位置かどうか no
light_rail yes/no Light Rail ライトレールの停車位置かどうか no
subway yes/no Subway 地下鉄の停車位置かどうか no
tram yes/no Tram 路面電車の停車位置かどうか no
railway:position 数値 起点からの距離 停車位置のある場所の起点からの距離。#距離標を参照。
railway:position:exact 数値 起点からの正確な距離 停車位置のある場所の起点からの正確な距離。#距離標を参照。

停車場・停留場・信号場 (リレーション)

リレーション プラットホーム・駅舎・停車位置など駅をまとめるリレーション。 Public Transport Schemaに準じますが、公共交通機関以外にも使えるように拡張されています。

信号扱い所(連動装置)はここには含まれません。#連動装置を参照してください。

キー Property 説明 初期値
railway facility Operating Site 駅/施設リレーションの全般的なタグ
type public_transport Public Transport このリレーションを公共交通関連のものとして定義します。 公共交通機関である場合にのみ必要です。
public_transport stop_area Stop Area このリレーションを公共交通の停車エリアとして定義します。 公共交通機関で、上記のタグとともに使用される場合にのみ必要です。
name <名称> 駅名/施設名 駅/施設の名称。ノードと名前を一致させる必要があります。
railway:ref <記号/数字> 駅/施設ナンバリング 駅/施設に振られた番号/記号を表記します。会社によって記号/番号が違う場合はrailway:ref:(company)=*でタグ付けします。
operator <事業者名> 事業者名 駅/施設を管理する事業者の名称。
uic_ref UIC-Code The UIC (International Union of Railways) Code for this Operating Site.
uic_name <name> UIC-Name The UIC (International Union of Railways) Name for this Operating Site.
train yes/no Railway この駅/施設に鉄道が来るかどうか no
light_rail yes/no Light Rail この駅/施設にライトレールが来るかどうか no
subway yes/no Subway この駅/施設に地下鉄が来るかどうか no
tram yes/no Tram この駅/施設に路面電車が来るかどうか no

In this relation, the following members should be included:

ロール Feature 説明
stop >1 Stop Position 少なくとも1つ以上の停車位置を含めなければなりません
platform >=0 Platform プラットホームが存在する場合は含めなければなりません
subway_entrance >=0 Subway Entrance 地下鉄の出入口が存在する場合は含めなければなりません
landuse 0-1 Operating Site Property 敷地をリレーションに加えられます。その場合敷地はlanduse=railwayでタグ付けされたものに限ります。
building >=0 Buildings 駅/施設に建物がある場合は含めることができます。#駅舎などです。
<空 ロールなし> 1 Operating Site Node 駅/施設のノードを含まなければなりません。ロールは空にします(JOSMによって警告が出たとしても)。

鉄道路線(リレーション)

Railway Lines are mapped with relations, and split between three categories that should not be mixed up: infrastructure, railway route, and train route. Infrastructure is based around the physical tracks. These are often expressed as branches for smaller lines, and in North America for larger lines, are often called Subdivisions. Another type is the railway route, which is the route of operation of trains (plural) over the infrastructure. The last relation is the train route, which is the route a specific train will take over the aforementioned railway route, showing in order the standard tracks it will take and where it will stop.

鉄道線路ルート(リレーション)

リレーション The physical railroad on which trains operate. Way direction is not required (key:oneway should not be on the ways), and ways do not have to be added as members in any specific order. Only tracks are to be included in this relation. Only the mainline should be included, with sidings and spurs being excluded.

Key Value Property Description Default value
type route Route Indicates this relation is a route.
route tracks Railway Line Indicates that this route is of a Railway Line.
name <Name> Name Name of the Railway Line. In North America, these are usually suffixed with "Subdivision" if they are a mainline, or "Branch" or "Secondary" if they aren't mainlines.
operator <operator> Operator The operator of the Railway Line.
ref <code> Code Germany] has such a system.
from <city> Beginning City The city where the Railway Line begins in. If the line is a spur and only connects to another Railway Line at one end, that city should be the "from" city.
to <city> Ending City The city where the Railway Line ends at.
wikipedia <country_abbr>:<article name> Wikipedia article Article on Wikipedia. Tag the key in the format <country_abbreviation>:<Article name>, for example "wikipedia=en:River Subdivision (Canadian Pacific Railway)".
historic railway Historic Railway Line Is this railway line historic (not currently considered this)? This does not necessarily mean the tracks are nonexistent, as it can also indicate parts of this line were used to create a new line. no
abandoned yes/no Abandoned Railway Line Were the tracks of this right-of-way removed? If so, please use the above key historic=yes as well. no

列車ルート(リレーション)

リレーション Railway Routes are the route of operation of trains over a Railway Line. Way direction is not required (key:oneway should not be on the ways), and ways do not have to be added as members in any specific order. Only tracks are to be included in this relation. Only the mainline should be included, with sidings and spurs being excluded.

Key Value Property Description Default value
type route Route Indicates this relation is a route.
route railway Railway Route Tag, das die Relation als Eisenbahnroute klassifiziert.
name <Name> Name Name of the Railway Route.
ref <code> Code A code used internally by the Railroad to refer to this Railway Route.
from <city> Beginning City The city where the Railway Route begins in.
to <city> Ending City The city where the Railway Route ends at.
wikipedia <country_abbr>:<article name> Wikipedia article Article on Wikipedia. Tag the key in the format <country_abbreviation>:<Article name>, for example "wikipedia=en:Empire Builder".
historic railway Historic Railway Route Is this railway route a former route? no

停車場/停留場

リレーション All components of a station/stop, including stop positions, are summarized by adding them to a relation. The tagging is directly based on the Public Transport Schema, but was extended to also cover Operating Sites, which is a category that contains things not used in public transport.

For further tagging guideance, see Operating Sites.

鉄道営業用施設

プラットホーム

ウェイエリア A platform for passengers to wait and enter trains from. See loading docks for freight. Mapped as either a way or area, although an area is recommended.

Key Value Property Description Default value
Note: Disused and abandoned platforms can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=platform).
railway platform Railway Platform A platform. Mapped as either a way or area, although an area is recommended.
public_transport platform Public Transport Platform If used in public transit, it should be tagged with this. This is part of the new Public Transport Schema.
name <name> proper name If the platform has a proper name, name=* is used. Use ref=* to map the track numbers.
ref <number> Track Numbers The track numbers served by this platform, separated by a Semicolon (;). For example, 1;2.
area yes/no Area Is the platform mapped an an area? yes
lit yes/no Lighting Is the platform lit? no
covered yes/no Covered Is the platform covered? no
surface asphalt/paving_stones/concrete etc. Platform Surface The material the surface of the platform is. See Key:surface for more values.
wheelchair yes/no/limited Wheelchair Accessibility Is the platform wheelchair accessible?
tactile_paving yes/no/incorrect Tactile Paving Is the platform equipped with tactile paving for a blindman's cane? The most widespread and important on the yellow line that borders the track end of the platform. Note that tactile_paving:yes cannot be used on areas, so if present should be mapped on a separate way.
height <height> Platform Height The height of the platform in meters. If using feet, prefix with ft:.
operator <管理者> 管理者 プラットホームの管理者です。

If a track along one platform edge has multiple numbers (e.g. 4a and 4b because it is used by two trains at the same time), the platform can be mapped as multipolygon. Tags which were tagged at the area should be transferred to the multipolygon relation. The platform edges parallel to the tracks are tagged with railway=platform_edge and ref=<track number>.

If the platform is divided into sections (A, B, C, …) to describe which carriage stops at which section, you can map a nodes at the section signs onto the platform edge and tag it with railway:platform:section=C.

券売機

ノード A vending machine where it is possible to buy transport tickets.

Key Value Property Description Default value
amenity vending_machine vending machine Generic tag for a vending machine. Beeing tagged as a point.
vending public_transport_tickets ticket machine Amachine where you can buy tickets.
operator <operator> operator The operator of these machines, such as Deutsche Bahn.
ref <Number> Machine number The internal number of the machine. Often written on it.
payment:coins yes/no Coins Does the machine accept coins? no
payment:notes yes/no banknotes Does the machine accept banknotes? no
payment:electronic_purses yes/no Stored value cards Does the machine accept prepaid cards? no
payment:debit_cards yes/no Maestro/debit cards Does the machine accept debit cards, e.g.: maestro? no
payment:credit_cards yes/no Credit cards Does the machine accept credit cards? no
payment:account_cards yes/no loyalty cards Does the machine accept loyalty cards, e.g.: "BahnCard" or "Railcard"? no

出札窓口(切符売り場)

ノード きっぷを購入したり、情報を尋ねたりすることができる窓口です。ノードとしてマッピングします。

キー 属性 解説 既定値
shop ticket Ticket Counter きっぷを購入したり、情報を尋ねたりすることができる窓口です。ノードとしてマッピングします。
operator <運営者> Operator きっぷ売り場の運営者。東日本旅客鉄道など。
name <名前> Name きっぷ売り場の名前。
opening_hours <営業時間> Hours of Operation きっぷ売り場の営業時間。

地下鉄の入り口

ノード Access to a metro station. Mapped as a node at the entrance.

Key Value Property Description Default value
railway subway_entrance Subway Entrance Access to a metro station. Mapped as a node at the entrance.
name <Name> Name The name of the entrance and the metro station.
wheelchair yes/no/limited Wheelchair Accessibility Is the entrance wheelchair accessible?
bicycle yes/no Bicycle Accessibility Is the entrance bicycle accessible?

緊急通報用電話

ノード Telephones are plotted as node on their actual locations next to the track.

Key Value Property Description Default value
railway phone Fernsprecher A service telephone for the railway, often at level crossings so that in emergency someone can connect to the relevant signal operator. Telephones are plotted as node on their actual locations next to the track.
ref <number> Reference Number A reference number for the telephone, not the telephone number.

給水塔

ノードエリア A water tower to supply steam locomotives with water. Can be mapped as a node or area, with area being preferrable.

Key Value Property Description Default value
Note: Disused and abandoned water towers can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=water_tower).
railway water_tower Water Tower A water tower to supply steam locomotives with water.
man_made water_tower Water Tower A tower that holds water at an elevation to build up water system pressure via gravity.
building yes Building If the water tower is a building or not.
area yes/no Area Is the water tower mapped as an area?

給油施設

ノードエリア A fuelling station for locomotives. Can be mapped as a node or area, with area being preferrable.

Key Value Property Description Default value
railway fuel Tankstelle A fuelling station for locomotives, primarily diesel-electrics.
building yes Building If the fuelling station is a building or not.
area yes/no Area Is the fuelling station mapped as an area?

給水所

ノード A water crane used to deliver water into the tank or tender of a steam locomotive. Mapped as a node.

Key Value Property Description Default value
Note: Disused and abandoned water cranes can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=water_crane).
railway water_crane Water Crane A water crane used to deliver water into the tank or tender of a steam locomotive.

給炭所

ノードエリア A fuelling station to provide steam locomotives with coal. Can be mapped as a node or area, with area being preferrable.

Key Value Property Description Default value
Note: Disused and abandoned coaling station can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=coaling_facility).
railway coaling_facility Coaling Station A fuelling station to provide steam locomotives with coal.
area yes/no Area Is the coaling station mapped as an area? yes

給砂所

ノードエリア A facility where locomotives can refill their barrels. It is tagged with railway=sand_store.

Disused and abandoned sand stores can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=sand_store).

廃棄物・汚物処理施設

ノードエリア A facility where sewage from train toilets and other types of waste are disposed.

Key Value Objekt Beschreibung Standardwert
Note: Disused and abandoned sewage disposals can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=waste_disposal).
railway waste_disposal waste disposal facility A facility where waste is disposed.
waste brown_water brown water sewage from water toilets (common in Germany)
chemical_toilet chemical toilet sewage from chemical toilets
area yes/no Area Is the facility mapped as an area? yes

圧縮空気供給施設

ノードエリア A facility to get compressed air. It is tagged with railway=compressed_air_supply.

Disused and abandoned compressed air supply stations can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=compressed_air_supply).

整備作業用電源設備

ノードエリア Power sockets next to yard tracks which are used by employees cleaning trains. It is mapped using railway=power_supply.

Disused and abandoned power supplies stations can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=power_supply).

Preheating

ノードエリア Preheating facilities are mapped using railway=preheating.

Disused and abandoned preheating facilities can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=preheating).

洗車場

ノードエリア A place where locomotives and rolling stock are cleaned. Can be mapped as a node or area, with area being preferrable.

Key Value Property Description Default value
Note: Disused and abandoned car wash can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=wash).
railway wash Car Wash A place where locomotives and rolling stock are cleaned.
building yes Building If the car wash is a building or not.
area yes/no Area Is the car wash mapped as an area?

ピット

ノード A pit between the rails to repair locomotives or rolling stock from underneath.

Key Value Property Description Default value
railway pit Pit A pit between the rails to repair locomotives or rolling stock from underneath. Mapped as a node on the track at the center of the pit.

検重装置

ノード A structure used to check compliance with the railway's loading gauge. Mapped as a node on the track.

Key Value Property Description Default value
Note: Disused or abandoned structure gauges can be tagged by adding disused: and abandoned: (Example: disused:railway=loading_gauge).
railway loading_gauge Loading Gauge Structure A structure used to check compliance with the railway's loading gauge. More recently, this is an electronic detector that uses light beams, but has been and can be an arm of gantry placed over the exit of a goods yard or the entrance of a restricted part of the railway. Mapped as a node on the track.

ハンプ

ノード A hill in a classification yard that the lead track of the yard goes over. Railroad cars then roll down the other side into the appropriate track.

Key Value Property Description Default value
railway hump_yard Hump A hill in a classification yard that the lead track of the yard goes over. Railroad cars then roll down the other side into the appropriate track. This is mapped as a point on the track at the peak of the hill.

カーリターダー

ノード A retarder is a track-based brake used in hump yards to keep the speed of cars low.

Key Value Property Description Default value
railway rail_brake Retarder A retarder is a track-based brake used in hump yards to keep the speed of cars low. It is on the outside of the tracks and grips the wheels against the tracks to slow them down. It is mapped as a node at the end closest to the hump in the hump yard.

車両庫

ノードエリア A shed to protect locomotives and rolling stock from the environment. Can be mapped as a node or area, with area being preferrable.

It is reccomended mapping the node where track intersects the building as entrance=yes. Consider potentially also adding the tags to that node as barrier=door with tags like door:overhead (if the door is an up-and-over door), or door:sliding (if the door slides to the left or the right to open).

Key Value Property Description Default value
Note: Disused and abandoned engine shed can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=engine_shed).
railway engine_shed Engine Shed A shed to protect locomotives and rolling stock from the environment. Can be mapped as a node or area, with area being preferrable.
building yes Building If the shed is mapped as an area, it should have this tag.
name <name> Name The name of the engine shed.

検車場

ノードエリア A engine shed that is built to serve as a maintenance facility for locomotives or rolling stock. Can be mapped as a node or area, with area being preferrable.

It is reccomended mapping the node where track intersects the building as entrance=yes. Consider potentially also adding the tags to that node as barrier=door with tags like door:overhead (if the door is an up-and-over door), or door:sliding (if the door slides to the left or the right to open).

Key Value Property Description Default value
Note: Disused and abandoned locomotive works can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=workshop).
railway workshop Locomotive Works A engine shed that is built to serve as a maintenance facility for locomotives or rolling stock. Can be mapped as a node or area, with area being preferrable.
building yes Building If the shed is mapped as an area, it should have this tag.
name <name> Name The name of the locomotive works.

鉄道無線送信所

ノード A radio mast that the railroad transmits its radio system from. It is mapped as a node.

Key Value Property Description Default value
railway radio Radio Mast A radio mast that the railroad transmits its radio system from. It is mapped as a node.
ref <reference> Reference A reference code used to identify the radio tower.
operator <operator> Operator The operator of the radio mast.
railway:radio analogue/gsm-r Radio Type Is the radio analogue or GSM-R? gsm-r
man_made mast/tower 柱/塔 これが柱/塔であることを示します。柱と塔の違いについては、 Tag:man_made=mast および Tag:man_made=tower を参照してください。
tower:type communication Transmission Tower Indicates this node is a transmission tower.
communication:gsm-r yes/no GSM-R Indicates that this tower transmits GSM-R.

ターンテーブル

ノードエリア A device that rotates locomotives to switch them to different tracks, or to reorient them. Can be mapped as a node or area, with area being preferrable.

Key Value Property Description Default value
Note: Disused and abandoned turntable can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=turntable).
railway turntable Turntable A device that rotates locomotives to switch them to different tracks, or to reorient them. Can be mapped as a node or area, with area being preferrable.


軸焼け検出・その他不良箇所検出器

ノード Put a node at the position where the defect detector is located. The node should be part of the track.

Key Value Property Description Default value
railway defect_detector defect detector
ref <number> number number if existing
defect_detector:hot_box yes/no hot boxes Does the gadget detect hot boxes?
defect_detector:dragging yes/no dragging parts Does the gadget detect dragging parts?

トラバーサー

ノードエリア A device that moves horizontally to transfer locomotives to different tracks. Can be mapped as a node or area, with area being preferrable. Make sure to map the entire area it can move.

Key Value Property Description Default value
Note: Disused and abandoned transfer table can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:railway=traverser).
railway traverser Transfer Table A device that moves horizontally to transfer locomotives to different tracks. Can be mapped as a node or area, with area being preferrable. Make sure to map the entire area it can move.

荷扱所

ノードウェイエリア A loading dock or loading point for moving goods on or off of railcars. For purposes of mapping, a [#Platforms|platform] for freight. Can be mapped as a node, way, or area. Ideally mapped as an area.

Key Value Property Description Default value
railway loading_ramp Loading Ramp/Loading Dock platform] for freight. Can be mapped as a node, way, or area. Ideally mapped as an area.
name <name> Name A name for the loading dock for the renderer, as well as navigational aid.
lit yes/no Lighting Is the platform lit? no
surface asphalt/paving_stones/concrete etc. Ramp Surface The material the surface of the ramp is. See Key:surface for more values.
operator <operator> Operator Operator of the loading dock.
height <height> Platform Height The height of the platform in meters. If using feet, prefix with ft:.
area yes/no Area Is the platform mapped an an area? yes

クレーン

ノードエリア A crane next to or above the track in order to load or unload goods, such as coal or shipping containers. If it is a fixed crane, it can be tagged as a node or an area, with area being preferred. If a Gantry Crane, it can be tagged as a node at the center of the track or a way to the side of the track, with the way being preferred.

Key Value Property Description Default value
man_made crane Crane A crane next to or above the track in order to load or unload goods, such as coal or shipping containers.
crane:type floor-mounted_crane/portal_crane Crane Type If a fixed crane, it is a floor-mounted_crane. If it is a Gantry Crane, it is a portal_crane.
crane:mobile no/rail Crane Mobility Enter no if it is a fixed position crane, or rail if it is a Gantry Crane.
crane:height <height> Crane Height Crane height in meters. If using feet, prefix with ft:. Not required.
crane:maxradius <length> Boom Length/Working Range In meters, how long the crane's boom is or how far it can move horizontally. If using feet, prefix with ft:. Not required.
name <name> Crane Name If the crane has a specific name. Not required.
operator <operator> Crane Operator The operator of the crane.

重量計

ノード A weighbridge is a weighing scale used to weigh locomotives or rolling stock.

Key Value Property Description Default value
railway track_scale Weighbridge A weighbridge is a weighing scale used to weigh locomotives or rolling stock. It is mapped as a node on the track at the center of the scale.

トレイン・オン・トレイン

ノード A type of railroad car designed for loading different gauge railroad equipment on it, to allow said equipment to traverse a different gauge railway. This is usually a lager gauge over a smaller gauge.

Key Value Property Description Default value
railway carrier_truck_pit Transporter Car A type of railroad car designed for loading different gauge railroad equipment on it, to allow said equipment to traverse a different gauge railway. This is usually a lager gauge over a smaller gauge. It is mapped as a node on the infrastructure that allows the railroad cars to load onto the transporter car.

台車交換所

ノード A facility where the gauge of a car can be changed by exchanging its wheels and axles.

Key Value Property Description Default value
railway gauge_conversion Bogie Exchange A facility where the gauge of a car can be changed by exchanging its wheels and axles. It is tagged as a node on the junction of the larger and narrower track.

ノード A gate that blocks the track, such as at a factory.

Key Value Property Description Default value
barrier gate Gate A gate that blocks the track, such as at a factory. This is mapped as a node on the track. For multiple tracks, map a node on each track.
access private/no Access The restrictions on access for the gate. access=private should be used for private corporations and companies, and access=no should be for government-run facilities.

鉄道博物館

ノードエリア A museum that exhibits and restores various aspects of railroad history, including locomotives, rolling stock, and signalling equipment. It can be mapped as a node or an area, with an area being preferred.

If mapped as an area, map the museum grounds. If a node, map the node at the center of the museum grounds.

Key Value Property Description Default value
railway museum Railway Museum A museum that exhibits and restores various aspects of railroad history, including locomotives, rolling stock, and signalling equipment. It can be mapped as a node or an area, with an area being preferred.
tourism museum Museum Indicates this is a museum.
name <name> Name The name of the museum
area no/yes Area Tag if this is an area.
image <URL> Image The URL of an image of the museum (If possible, images from Wikimedia Commons should be used).
wikipedia <country_abbr>:<article name> Wikipedia article Article on Wikipedia. Tag the key in the format <country_abbreviation>:<Article name>, for example "wikipedia=en:Illinois Railway Museum".

コンテナターミナル

ノードエリア A transshipment facility for shipping containers. For uses to ORM, this is between ships and rail, or rail and truck. Mapped as a node or an area, with an area being preferred.

Key Value Property Description Default value
man_made container_terminal Container Terminal General tag for a container terminal (can exist without rail transport).
railway container_terminal Container Terminal Tag for a container terminal (this one has to involve rail transport).
landuse industrial Industrial Land uses for industrial purposes
name <name> Name The name of the container terminal.
operator <operator> Operator The operator of the container terminal.
owner <owner> Owner The owner of the container terminal.
wikipedia <country_abbr>:<article name> Wikipedia article Article on Wikipedia. Tag the key in the format <country_abbreviation>:<Article name>, for example "wikipedia=en:Port Jersey".

カートレイン

ノード A loading ramp to load cars onto trains. It is mapped as a node on the ramp where the access road meets the railroad track.

Key Value Property Description Default value
railway car_shuttle Car Shuttle A loading ramp to load cars onto trains.
name <name> Name Name of the loading ramp.
uic_ref UIC-Code The UIC (International Union of Railways) Code for this station.
uic_name <name> UIC-Name The UIC (International Union of Railways) Name for this station.
operator <operator> Operator The operator of this station.
network <network> Network The rail network to which this station belongs to.
image <URL> Image The URL of an image of the loading ramp (If possible, images from Wikimedia Commons should be used).

ピギーバックトラック積載地点

ノード Loading ramp to load trucks onto trains. It is mapped as a node on the ramp where the access road meets the railroad track.

Key Value Property Description Default value
railway rolling_highway Rolling Highway A loading ramp to load trucks onto trains.
name <name> Name Name of the loading ramp.
uic_ref UIC-Code The UIC (International Union of Railways) Code for this station.
uic_name <name> UIC-Name The UIC (International Union of Railways) Name for this station.
operator <operator> Operator The operator of this station.
network <network> Network The rail network to which this station belongs to.
image <URL> Image The URL of an image of the loading ramp (If possible, images from Wikimedia Commons should be used).

鉄道連絡船

ウェイリレーション A service to transfer rail cars across water. In this case, this can be either a train ferry or car float. This can be mapped as a way or a relation.

Key Value Property Description Default value
route ferry Ferry Indicates this route is a ferry.
railway ferry Train Ferry Specifies the ferry route as one transporting railroad cars.
name <name> Name Name of the ferry route.
operator <operator> Operator Operator of the ferry route.

鉄道車両積載桟橋

ノード Loading dock to load railroad cars onto a ferry. It is mapped as a node where the track and ferry route meet.

Key Value Property Description Default value
amenity ferry_terminal Ferry Terminal Tag that says this is a ferry terminal.
name <name> Name Name of the ferry terminal.
uic_ref UIC-Code The UIC (International Union of Railways) Code for this terminal.
uic_name <name> UIC-Name The UIC (International Union of Railways) Name for this terminal.
operator <operator> Operator The operator of this terminal.
railway ferry_terminal Railway Ferry Terminal Specifies this as a railway ferry terminal.

駅舎

エリア The building of a railway station. Mapped as an area.

Key Value Property Description Default value
Note: Disused and abandoned station buildings can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:building=train_station).
building train_station Station Building A building of a railroad station.
start_date <date> Date of opening Date the building was put into service. For formatting, see start_date=*.
end_date <date> Date of closing Date the building was taken out of service. For formatting, see end_date=*.
image <URL> Image The URL of an image of the Station Building. (If possible, images from Wikimedia Commons should be used).
ele <elevation> Elevation The height of the building above sea level, in meters. If using feet, prefix with ft:.

専用線引き込み先の工場・企業

エリア Factories, industrial plants, or other companies that have railway access. Please tag all buildings at the factory as having rail connections If the building exists previously, please just add the below tags, if they aren't already present. The tracks themselves should be tagged with usage=industrial. The purpose of all of this is to specifically highlight these buildings in ORM.

The following tags are important to OpenRailwayMap rendering industrial sites specifically:

Key Value Property Description Default value
landuse industrial/commercial Landuse If the area is used for industrial purposes, or commercial purposes.
man_made works Factory An industrial production plant, also known as a factory. Only tag if it is a factory.
name <name> Factory Name The name of the factory.

The following tags are helpful in OpenStreetMap at large, and should be added if not present and are known values:

Key Value Property Description Default value
Note: Disused and abandoned buildings can be mapped by adding the prefix disused: or abandoned: (Example: disused:building=yes).
operator <operator> Operator The operator of this factory. May very well be the same as the owner.
owner <owner> Owner The owner of this factory. May very well be the same as operator.
building yes/commercial/industrial/warehouse Building Type The use of the specific building. Tag as yes if type is not known.
brand <brand_name> Brand Name The name of the brand of the product produced or sold here.
start_date <date> Date of opening Date the building was put into service. For formatting, see start_date=*.
end_date <date> Date of closing Date the building was taken out of service. For formatting, see end_date=*.
image <URL> Image The URL of an image of the Building. (If possible, images from Wikimedia Commons should be used).
ele <elevation> Elevation The height of the building above sea level, in meters. If using feet, prefix with ft:.
wikipedia <country_abbr>:<article name> Wikipedia article Article on Wikipedia. Tag the key in the format <country_abbreviation>:<Article name>, for example "wikipedia=en:Highland Park Ford Plant".
architect <名前> 建築家の名前 もし建物に個人の建築家がいるのであれば、ここに名前を入れてください。また、建築会社であれば、会社の名前を入れてください。

電化設備

For tagging of how a track is electrified and its voltage see the track section of this page.

架線柱

ノード Catenary masts can be mapped and tagged with power=catenary_mast.

電気セクション

ノード Joints are points of catenary or electric rail which disconnect two electric circuit.

Key Value Property Description Default value
railway:electricity joint Joint This point in catenary or electric rail disconnects two electric circuit.
railway:electricity:jumpering jumpered/possible/no status of jumpering Describes default status of this joint. Use jumpered if this joint does usually not disconnect two sections. Use possible if this joint usually disconnects two electric circuits but can be jumpered if one power supply fails or a electric train has a breakdown in an insulated section. Use no if this joint can never be jumpered.

デッドセクション

ウェイ Track section where the catenary is grounded (can be found at joints) and where the main switch has to be turned off, should be tagged with railway:main_switch_off=yes.


パンタグラフを下げる必要があるセクション

ウェイ Track section where the pantograph has to be lowered (e.g. moveable bridges) should be tagged with railway:lower_pantograph_section=yes.

受電点

ノード Power from a power line is supplied at this point into catenary or electric rail. Use railway=power_supply. It is tagged onto nodes of a track.

関連タグ

外部リンク