JA:Tag:traffic_calming=island
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説明 |
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交通島。双方向の交通を一時的に分離する小さい土地、もしくは交差点の中央にある通過できない領域です。 ![]() ![]() |
グループ: 道路 |
適用できる要素 |
関連項目 |
状態:事実上の標準![]() |
ツール |
交通島は短い区間だけ道路を2車線以上に分離する構造物です[1]。交通島の幅はふつう数メートル以下です。The island doesn't necessarily have to have a right-of-way indicator. 交通島は交差点の中心や信号の場所にもありますが、その場合その周囲の路面はjunction=circularかjunction=roundaboutでタグ付けされた環状のウェイとして描かれるべきです。
2023年4月中旬の時点で、待避所のある(crossing:island=yesまたは非推奨になったcrossing=island)横断歩道のうち3%のみにtraffic_calming=islandがタグ付けされています。したがってデータ利用者がすべての交通島を検索したい場合には、上述のタグがある横断歩道も合わせて検索する必要があります。
訳注: 交通島とよばれるものは非常に多様です。もともとこのタグは、直進できず側方を通過するために車両が減速することを期待する地物を対象としています。 中央分離帯(median divider islandと呼ばれることがある)は、目的が逆(交通を分離することで減速せずとも安全にすれ違えることを期待している)であり、このタグで記述するべきではありません。また歩行者が待避する目的と交通静穏化の目的を兼ねた交通島もありますが、中央分離帯の延長上で歩行者が待避するための交通島は交通静穏化を目的としておらず、やはりこのタグには似つかわしくありません。
マッピング方法
車道の車線の間にある島
traffic_calming=islandノードを島の位置に置く
- 島の両端の位置でウェイを区切り、その中間区間に
traffic_calming=islandを追加する
- 車道を並行する車線に分離し、適切にoneway=yesを付け、その間に島をエリア
として描く
のいずれか。
交差点の中心にある島は、JA:Tag:junction=roundabout#マッピング方法に書かれているとおり島の周囲に環状のウェイを描き、交通の優先権に応じてjunction=circularかjunction=roundaboutでタグ付けします。任意で、環状路の内側にさらに交通静穏化のための島をノードまたはエリアとして描きます。経路探索ソフトウェアはこのような小さな円形交差点を通常の交差点と同様に扱うべきです。
併用されるタグ
- surface=* – 交通島の表面、たとえばasphalt
- landuse=grass – 草におおわれている交通島(これ以外のlanduse=*やnatural=*、たとえばlanduse=greeneryやnatural=shrubberyのこともあります)
- barrier=kerb + kerb=* – 高さのある交通島
レンダリング
- ノードの場合は中央に小さな中空の点で、ウェイの場合は中央に小さな中空の線で描かれたりすることがあります。ソフトウェア作成時には好きに選択してください。
- osm-cartoレイヤーでは現在のところレンダリングなし。
- iD-Editor: 例示オブジェクト
関連項目
- crossing:island=* – 横断歩道に待避島があるかどうかを示す
- highway=mini_roundabout – 島状の標示または通過可能な島があり、それを回り込む交通に優先権のある道路交差点。
- traffic_calming=painted_island – 島状の路面標示
- 提案:
- area:highway=traffic_island は不活発になった2011年の提案で言及されています。
- 歩行者待避所のためのlanduse=traffic_islandの提案は放棄されました。
外部リンク
- Traffic island(Wikipedia)
脚注
- ↑ このタグが高さのある島と標示のみの島との両方に使われるのかどうかははっきりしていません。Proposed_features/Road_divider_areas (Feb 2022)やWhat’s the traffic_calming=island area? (Feb 2023)で指摘されています。