JA:Key:crossing
| 説明 |
|---|
| 横断歩道や(歩行者用)踏切のノードの詳細化 |
| グループ: crossings |
| 適用できる要素 |
| 依存するタグ |
| よく併用されるタグ |
| 状態:承認 |
| ツール |
このタグは道路を渡る特定の種類の横断歩道や、道路や鉄道を横断する横断帯・踏切をより正確に記述するために使います。歩行者や自転車等の利便性のための横断歩道(自転車横断帯)や踏切は、まず highway=crossing または railway=crossing の適切な方でタグ付けしてください。特定の種類の横断歩道は、さらに crossing=* タグや以下に示す他のプロパティを記述します。
このタグは両方のウェイ(歩道と道路、道路と線路、など)が交差しているノードに設定します。詳細をマッピングする場合は、さらに歩道から交差するノードを結ぶウェイを footway=crossing または cycleway=crossing の適切な方でタグ付けするのも有用かもしれません。
crossing タグ
承認されたタグ
crossing=traffic_signals- 信号のある横断場所(横断歩道の標示はないかもしれない)。たいていは
highway=traffic_signalsの近くにあります。

crossing=uncontrolled- どのような種類の信号機もない道路標示のみの横断路全般。例えばゼブラゾーン(白い縞模様)。路面標示の詳細は
crossing:markings=*でタグ付けできます。たいていはhighway=crossingとの組合せで使われます。 crossing=unmarked- 道路標示(縞模様)や信号がない横断場所です。
crossing=no- 横断が法的に禁止されているまたは不可能な場所です。誰かが横断したいと思っても横断できない場所に用います。
crossing=noは横断歩道の存在を否定しますので、highway=crossingなしでタグ付けしなければなりません。
その他使われているタグ
crossing=markedcrossing=uncontrolledと重複しています。つまり、道路標示があるが信号のない横断場所です。路面標示の詳細はcrossing:markings=*でタグ付けできます。crossing=zebra- 注意: 代わりにより新しい
crossing:markings=zebraタグを使うことが推奨されます。 - 縞模様の道路標示があるが信号のない横断場所です。国によっては車両の通行よりも横断する歩行者に優先権が与えられています。イタリア、スペイン、スイスなどの国では、信号のある横断場所にも縞模様の道路標示がありますが、信号機の方を優先してタグ付けすべきです。
- このタグは最初はイギリスのみと文書化されていましたが、iDエディタが採用したことで世界中で使われるようになりました。イギリス以外で使用された時の意図は必ずしも明確ではありません。
crossing=*+crossing_ref=zebraは、信号の有無とは独立に縞模様の道路標示があることを示す、より普及した代替策です。crossing=island- 注意: 代わりにより新しい
crossing:island=yesタグを使うことが推奨されます。これはcrossing=traffic_signals/uncontrolled/unmarkedに追加して使うことができます。 - 道路の途中に歩行者用の小さい交通島がある横断場所です。このタグ付けは traffic_signals/uncontrolled/unmarkedの分類に直交するため、
highway=crossingをcrossing=islandでタグ付けすると、crossing=traffic_signalsとcrossing=uncontrolledを区別できなくなります。そのため、多くのエディタはこのタグを使っておらず、タグ付けスキームを破壊するものと考える人もいます[1]。 - 交通島の上の
highway=footway+footway=crossingがタグ付けされたウェイにcrossing=islandを追加するマッパーもいます。 crossing=informal- (
highway=crossingなしで利用される)歩行者が正確にその場所で道路を横断しようとする可能性が高いものの、標示も信号機もなく、自治体は横断を想定していない場所です。 crossing=separate- (
highway=traffic_signalsノードで利用される)歩行者の横断歩道が存在するものの、同じウェイに独立したhighway=traffic_signalsノードとしてマップされている場所です。
追加タグ

アクセシビリティ
- 以下の信号機セクションも参照してください。
kerb=yes/no/raised/regular/rolled/lowered/flush/...- 縁石の高さや種類、またそうしてアクセシビリティを示すのに使います。横断歩道においては、横断歩道の
ウェイ上の
ノードに
barrier=kerb+kerb=*を使うのが良いです。そのほか、横断歩道のノードにkerb:left=*とkerb:right=*を使うこともできます。 - 経路探索の都合上、
barrier=kerb+kerb=*を横断歩道と道路が交差するノードに使わないことが大切です。また、隣接する歩道ウェイでの経路探索のために縁石ノードを歩道
ウェイに接続しないでください。
tactile_paving=yes/(no)/incorrect- 目の不自由な人を支援するためのパターンが地面にあるかどうかを示します。
kerb=*とともにノードに対して使えます。
呼び名
crossing_ref=*- 伝統的な、地域固有の表現、例えば
toucanやpelicanなど。その地域で一般的に使われている場合にのみ追加してください。以下に示す例はイギリスとカナダで使われているものです。
交通手段
bicycle=*yesは自転車に乗ったまま通行することが許可されていることを意味します。
horse=*yesは馬に乗ったまま通行することが許可されていることを意味します。
segregated=yes/no- 他の多くと同様に、このパラメータは論理型で、つまり「yes」か「no」の値を採ります。他の論理型のパラメータと異なり、既定値はありません。
yesの値は様々な種類の横断交通が種類別にお互い分離されていることを表します(交通の各モードごとに横断帯が分かれている)。多くの場合、横断する歩行者用と自転車用の信号機は分かれています。地域別の例では、イギリスのPegasus Crossingで、馬と歩行者が分かれていることもあります。
サポート
横断ノード(crossing node)は、道路と横断ウェイ(crossing way)の双方で共有されています。highway=crossingノード上のbicycle=*やhorse=*といったアクセス用タグにnoが指定されている場合、それは横断路上の通行にのみ適用されるものであり、本線(道路)上の通行には適用されません。例えば、highway=crossing + bicycle=noという設定は、自転車利用者が道路を横断する前に降車しなければならないことを意味しますが、道路上を走行中の自転車利用者が降車しなければならないことを意味するわけではありません。
しかし、多くのルーティングエンジンはこの仕様に対応していないため、自転車利用者が道路に沿って移動するルートが遮断されるなど、意図しない結果を招く可能性があります。
ルーティングエンジンの開発者に、このタグ付けへの対応を依頼することも可能です。多くの場合、より詳細なタグ付けを行い、横断ウェイを複数の区間に分割した上で、該当する区間にbicycle=noを付与するといった方法もとることができます。
信号機
crossing:signals=yes/no(提案済み)- 路面標示の有無にかかわらず、横断歩道が歩行者用信号など信号機で制御されているかどうかを示します。
button_operated=yes/no- 自転車や歩行者がボタンを押すことで信号を青にすることをリクエストできる信号です。
traffic_signals:sound=yes/no- 視覚障害者向けの音声付きの横断歩道です。
traffic_signals:vibration=yes/no- 視覚障害者向けのバイブレーション付きの横断歩道です。
その他
crossing:island=yes/no- 横断歩道に避難用の島があるかどうかを示します。
supervised=yes/noyesの値は、交通量が多い時に学童擁護員によって管理されることがあることを示します。既定ではnoです。
flashing_lights=yes/no/always/button/sensoryesの値は歩行者が横断しているとき、運転者に警告するライトが点滅することを示します。既定はnoです。もっと詳細には、button、sensor(ライトが自動的にオンになる場合)、always(ライトが常に点滅している場合)の値のいずれかを使うことを検討してください。
crossing:continuous=yes/no- 道路を横断する道が、途切れることなく続いているかどうかを示します。
crossing:markings=*- 道路上のマーキングを記述します。
crossing:signed=*- 交通標識が横断を示しているかどうか。
例
次の表は横断路がどのようにタグ付けされるかを示しています:
| 説明(と地域的呼称) | タグ | 画像 |
|---|---|---|
歩行者専用で信号のない横断歩道(ただしイギリスなどでは、柱の上にオレンジ色の点滅する球体があります)
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highway=crossing
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信号機がある歩行者専用の横断歩道です(ボタン操作の有無を問わず)。
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highway=crossing
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歩行者と自転車のための横断歩道で、信号はありません(ただし、イギリスでは柱の上に点滅する警告灯があることがあります)。
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highway=crossing
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信号機がある歩行者と自転車向けの横断歩道です(ボタン操作の有無を問わず)。
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highway=crossing
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信号機がある歩行者、自転車、乗馬者のための横断歩道で、ます(ボタン操作の有無を問わない。馬用の横断路の有無ではなく、乗馬者向けにとても高いところにボタンがあることで識別される)。
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highway=crossing
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| 歩行者横断施設(pedestrian crossover、PXOとしても知られる)は、点滅灯の有無にかかわらず、ドライバーが歩行者に対して車道全体を譲ることを義務付けるものです。ドライバーは、歩行者が横断を終えるまで停止して待機しなければなりません。カナダで一般的であり、必ず「歩行者のために停止(Stop for pedestrians)」という標識が併設されています。通常、学校周辺やラウンドアバウト(環状交差点)に設置されます(詳細はオンタリオ州の交通規則ハンドブックの定義を参照してください)。 | highway=crossing
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| 縁石に傾斜が付けられた標示のない横断歩道。 | highway=crossing
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| 交通島のある横断歩道 (プロパティによる暗黙的なマッピングまたは交通島横断歩道上に歩道または類似のものを明示的にマークする)。 | highway=crossing
以下の方法は廃止:
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監視員のいる横断歩道(付加的なプロパティ)
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highway=crossing
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歩行者用横断歩道の無い交通信号。
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highway=traffic_signals
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横断歩道のウェイとしてのタグ付け
マッパーによっては、複数の道路や鉄道を横断する横断歩道において、自転車や歩行者が制御する信号crossing=traffic_signalsが1つしかないときに、複数のノード を横断歩道としてタグ付けすることを防ぐために、
highway=footwayまたはhighway=cyclewayをウェイ の区間にタグ付けしています。
同様に、横断歩道の全幅を示すために、highway=footwayのウェイ区間をcrossing=uncontrolled + crossing_ref=zebraでタグ付けすることがあります。
欠点: このマッピング方法では、経路が評価されるときに横断歩道を示す特別なノード がないため、経路探索やナビゲーションシステムが道路に沿って歩行者やサイクリスト用の横断歩道/横断自転車道があるかどうかを認識することが困難になることに注意してください。
より良い代替方法: 信号機や、譲れ(give-way)・一時停止(stop)標識のある「制御された横断帯(controlled crossings)」については、停止が必要な場所(信号機や標識が設置されている位置)をノード として追加し、
highway=traffic_signals、highway=give_way、highway=stopのいずれかを付与することもできます。
関連項目
- Approved features/Road crossings - このタグの元の提案
- JA:サイクリングルート - 数多くの toucan 横断歩道にリンクしています
- Proposed features/Traffic island
- Proposed features/crossing=marked
- Proposed features/Unambiguous crossings
