JA:鉄道

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One example for 地物 : 鉄道
説明
本線、地下鉄や保存鉄道、路面電車など金属のレールを使って行われるすべての輸送形態
タグ
 

railway=rail
railway=subway
railway=station

OpenStreetMap には鉄道駅、待避線、貨物ターミナルなどの詳細とともに、本線のサービス、地下鉄、保存鉄道、路面電車を含む鉄道についての相当な量の情報があります。

OpenRailwayMap では、拡張された鉄道のタグ付け方法が開発中です。

鉄道路線の種類

鉄道路線は管理主体の種類に基づいてタグを付ける必要があります。軌道が複数の種類のサービスで共有されている場合は、より主要なサービス(一般的には長距離や重い路線)のタグを使います。

路線は貨物輸送のみに使われる railway:traffic_mode=freight や軍事のみに使われる usage=military 、観光のみに使われる usage=tourism を除けば、一般的に主に旅客が利用するためのものであると仮定されます。

electrified=* キーは frequency=*voltage=* とともに軌道にどのように電源が供給されるのかの詳細を指定するために使われます。電化されていない場合は electrified=no を、架線から電力が供給されている場合は electrified=contact_line を、第三軌条(または第四軌条)から電源が供給されている場合は electrified=rail を使います。列車の保管に使われる距離の短い軌道には service=siding を、列車の点検を行う場所については service=yard を、企業や軍事の施設の短い引き込み線には service=spur を使います。同じ高さで道路が鉄道線を横切るポイントには railway=level_crossing ノードを、歩行者のみが横切れるポイントには railway=crossing を追加します。転車台(ターンテーブル)には railway=turntable タグを使います。軌間は gauge=* を使ってミリメートル単位(標準軌ならば1435)で指定することができます。車止めはノードで railway=buffer_stop を使って表せます。

近接した複数の軌道が並列になっている鉄道路線は tracks=* を使って単一のウェイで表すか、軌道毎に平行にウェイを追加してをモデル化します。個々の軌道に別のタグ要件(最高速度、電化、軌間など)がある場合はそれぞれ適切にモデル化する必要があります。 tracks=* タグは既定では1になっており、軌道の数を記録するために使われるべきであり、それ以外の用途には使わないでください。

短い橋りょうには bridge=yes、長い高架橋には bridge=viaductlayer=1 やその他必要に応じて他の値をタグ付けて、路線が橋を渡っていること関連付けます。軌道がトンネルを抜けて行くところには tunnel=yeslayer=-1 のタグを付けるべきです。軌道が地上で盛り土の上を走っているところには embankment=yes を使い、切通しのときには cutting=yes を使います。橋や切通しなどの開始点や終了点には必要に応じてウェイを分割してください。軌道が盛り土や切通しを通っているところには通常 layer タグは必要ではありません。

鉄道駅の中にあるフィーチャー(鉄道路線、歩道、…)は layer=* ではなく、level=* でタグ付けすることで特定の階に結び付けることができます。


一般的な名称で路線が知られているところには name=* を含めてください。

タグ 記述
本線 railway=rail - その国の標準的な軌間で通常の大きさの列車が乗客や貨物を載せて走ります。日本では軌間が 1,067mm以上の場合、railway=rail を使います。幹線・支線・産業用などを区別する場合は Key:usage を使用してください。 (例:幹線:usage=main、支線:usage=branch、産業用:usage=industrial、観光鉄道:usage=tourism、軍事用: usage=military)
地下鉄 railway=subway - 大都市や郊外都市の旅客鉄道で、階層分けされたところを走り、路線の全部あるいは一部が地下にあります。メトロや高速鉄道と重なる部分もあります。都市高速鉄道も参照してください。
ライトレール railway=light_rail - 高度に標準化されたトラムの一形態で、通常は専用軌道を走り、密集した都市域・市街地では路面を走ることもあります。
路面電車(トラム) railway=tram - 1-2両で運行される都市の交通システムで、多くの場合は自動車と道路を共有します。
狭軌(ナローゲージ) railway=narrow_gauge - 多くの場合、観光や景観を目的とした狭軌の旅客または貨物列車。一部の地域では狭軌の鉄道はフルサイズの旅客や貨物サービスのために使われています。このようなフル規格の狭軌の鉄道の例としてはスイスの Rhatische Bahn (RhB)Matterhorn Gotthard Bahn (MGB) を参照してください。その鉄道の軌間を指定するには gauge=* を使います。
モノレール railway=monorail - 1本のレールで構成される鉄道で、多くの場合は都市にあり街路の上にあります。また、マイアミにあるMetromoverといったモノレールのような新交通システムにも使います。
保存鉄道 railway:preserved=yes - 歴史的な列車が走る鉄道で、通常は観光列車( tourism=attraction )として運行されます。
ミニチュア railway=miniature - 通常サイズの鉄道を1/4サイズとかに縮小したような小さい列車で、通常は観光列車( tourism=attraction )として運行されます。
ケーブルカー railway=funicular - 傾斜をケーブルで動く鉄道。

ルート

鉄道の路線は一般に 2種類のリレーションのメンバーがあります:

  1. 路線のルート - 多くの場合、2つの乗り換え駅の間で接続されている鉄道路線の連続のことです。ときどき、小さな支線を含みます。
  2. 列車の運行系統 - 定期列車が走る経路で、走行する鉄道のウェイやルートや停車する駅を含みます。

駅と停留所

主な記事:JA:鉄道駅

駅のタグ付けについてはこのガイドの範囲を超えているので、この記事を参照してください。

ライフサイクル

OpenStreetMap の地物は、計画中(planned)から放棄(abandoned)まで、いくつもの状態になることがあります。鉄道については、鉄道が使用されていないことと、元の鉄道の種類を示すために、 railway=disused + disused:railway=rail/light_rail/subway/tram のような組み合わせがよく使われます。 railway=station のようなその他の鉄道に関する地物には、 disused:railway=station のように、そのままライフサイクルの接頭辞を使うことが提案されています(OpenRailwayMap/Tagging#Stations / Stops)。

  • 計画中 (proposed) - 建設される可能性がとても高い地物です。計画中の鉄道路線は railway=proposed でタグ付けし、 proposed=* も * に鉄道の種類(rail, subway, light-rail など)を入れてタグ付けします。一部の政治団体や圧力団体の主張は、正式に設立や承認されていない限り追加しないでください。
  • 建設中 (construction) - 地上で実際に建設作業を行っている状態にある地物です。計画中の鉄道路線は railway=construction でタグ付けし、 construction=* も * に鉄道の種類(rail, subway, light-rail など)を入れてタグ付けします。この種の地物は、以前は「計画中 (proposed)」とされていました。
  • 運用中 (operation) - ほとんどの地物が機能する通常の状態。追加のタグ付けは必要なく、建設中のタグを削除する必要があります。start_date=* タグを追加することを考慮してください。
  • 保存 (preserved) - 以前は本線として使われていたものが、現在では観光列車として運行されている鉄道。 railway=preserved を使います。
  • 廃線 (disused) - 地物が運行当時のままだったり、簡単な作業で運行できる状態に戻せたりできる状態。 railway=disused を使います。
  • 放棄 (abandoned) - 軌道が撤去されてその跡が再利用されたり、そのまま崩壊に向かっていたりする可能性がありますが、放棄された交換可能な設備や廃線跡の切通し、盛り土の周りにある木などからその跡がはっきりわかる状態。railway=abandoned を使います。廃線跡がサイクリングコースとして再利用されている場合には、これに highway=cycleway を追加します。end_date=* タグやより具体的に railway:end_date=* タグの追加を検討してください。
  • 消滅 (obliterated)(または解体 (dismantled) / 破壊 (razed)) - 一部の人は撤去された路線のあらゆる痕跡に railway=dismantled または railway=razed を使用していますが、他の人はそのような路線を含めるべきではないと考えています。これは新しい建物や、元の位置とは異なる位置を通る道路になった場所に使われています。他に農地になっている線路跡にも使われます。

提案

このセクションではまだ承認されておらず、すべてのレンダリングやツールでサポートされていない可能性のある実験的なタグ付け方法の詳細について提供します。

ライフサイクルのタグ付け

利用者によっては「proposed:」「construction:」「disused:」「abandoned:」などのライフサイクルの接頭辞をタグに追加して、時間の経過によるタグの値の変化を示しています。

例:

  • 25kV 50Hz の架空線で電化工事されている非電化線はこのようにタグ付けされるかもしれません
  • 旅客輸送は行っていない貨物専用線:
  • 1965年に廃線になり、2003年に歩道として整備された廃線跡:
など

時間によるより複雑な変更は、 date namespace の接尾辞を使用して記録することができます。

  • railway:1835-1870=narrow_gauge
  • railway:1871-=rail
  • electrified:1954-=yes

レンダリング

OpenRailwayMap

OpenRailwayMap (ORM) は鉄道に特化した地図です。2013年半ばにリリースされ、プロジェクトはすでに非常に多くの言語で提供されています。

OpenPublicTransportMap

OpenPublicTransportMap (OPTM) は route=train のリレーションを表示します。 拡大すると、OPTM はさらに route=light_railroute=subwayroute=tramroute=monorailroute=funicularroute=busroute=trolleybusroute=aerialwayroute=ferry をORMと似た色で表示します。


Öpnvkarte

OPTM に似たレンダラーで öpnvkarte があります。 鉄道、路面電車、地下鉄、フェリー、バスのルートと空港、バス停、タクシー乗り場、レンタカー、レンタサイクルのノードも表示し、公共交通に関する地図となっています。

交通マップレイヤ

OSMの 交通マップレイヤ では廃線( railway=disusedrailway=abandoned) を除く鉄道( railway=* )を表示し、拡大すると route=bus も表示します。

Mapnik と Carto (標準)

Mapnik と Carto では、 railway=rail の線は基本的には白/グレーの線で描画し、 railway=constructionrailway=disused は点線で描画します。 railway=spurrailway=rail+service=sidingrailway=rail+service=spurrailway=rail+service=yardrailway=rail の線より薄い色で表示します。 railway=abandoned は描画しません。 [1]

国別の鉄道システム

世界の各国について 国ごとのキロ数とwikiページ にまとまっています。

References