JA:バス

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説明
公共交通機関の一形態です
タグ
バス路線を表すリレーションの例 36052青色部分)。この例では全てのバス停はウェイ上でなくウェイの横にあります。このバス路線はイギリスのLondon市の中にあって、番号は12。

バス高速バストロリーバスは、 公共交通機関の一種で、主として道路網上で運行されます。バス停、バスステーション、様々な関連地物からなるバスルートとして表現されます。

バス停とバスステーション

バス停

バス停をマッピングする一般的な方法は、道路の横の乗客がバスに乗車する直前に待機する位置(乗車位置)に ノードノード を置き、highway=bus_stopでタグ付けします。 乗車位置には、バス停の標柱やバスシェルター(訳注:屋根とベンチを備えた待合室)が設置されていることが多いでしょう。バス停の標柱やバスシェルターは、乗車位置から数メートル程度離れている場合もあります。標柱や時刻表に表示されているとおりに、バス停の名前を name=* に記入します。

多くのマッパーが公共交通機関を示すpublic_transport=platformのタグも追加しています。一部のマッパーはバス停であることを示すために、highway=bus_stopの代わりに、あるいはこれに追加してbus=yespublic_transport=platformを組み合わせて使用します。

バスターミナル

バスステーション(訳注:日本では「バスターミナル」「バスセンター」など、他の表現が使われることもある)を地図に書き込む方法としては、amenity=bus_stationタグを付けたノードかエリアを追加します。

public_transport=stationのタグを追加してもかまいません。一部のマッパーはpublic_transport=stationのみを使用する場合はbus=yesも追加しています。


バス路線

バス路線を書き込む方法としては、そのルートに含まれる全ての要素をメンバーとして持つリレーションを作成します。これにはバスが走行する全ての道(ウェイ)と、停まる全てのバス停(ノードや時にはエリア)が含まれます。

系統に属するひとつの運転方向ごとにひとつのリレーションを作ってください。経由地が異なるものにも、同様に作って下さい。このリレーションにはtype=route+route=bus/route=trolleybusとタグ付けします。

ルートマスターリレーション

運転方向や経由地の異なるリレーション同士をひとつの系統としてまとめるために、もうひとつリレーションを作り、こちらはtype=route_master+route_master=bus/route_master=trolleybusとタグ付けします。

バス路線を識別するために、operator=*タグ、network=*タグを使います。


Öpnvkarte.de (別名 openbusmap.org) ではバスルートに加え、鉄道とトラムを見られます。例えばこれはドイツのKöln市


バス用の車線や道路

主な記事:Bus lanes

バスは概してhighway=*でタグ付けされる道路を走行するものですが、時にはバス用の特別な設備が施されていることがあります。

OpenStreetMapで通常の道路でのバス車線を表すには、一般的なやり方が2つあります。busway=*を使うやり方では道路の片側や両側に1車線以上のバス用車線がある、と示すことができます。一方lanes:psvを使うやり方では(バスを含む)公共交通の車両のための車線数とそれらの行き先を示すことができます。どちらのやり方も自転車道と一緒に使えます。両方のやり方を同時に使うこともできますが、詳しくは Bus lanes を見て下さい。

これらの一般的な2つのやり方で、多くの地図では充分でしょう。その上で、車線単位での情報に関しては、高度な:lanes 接尾辞を用いることで扱うことができます。

バス用車線を含むウェイには、法的な通行可能性を示すaccess=*タグや高さ制限を示すmaxheight=*タグを適切な場面ではつけると役に立ちます。トロリーバス向けの架線はtrolley_wire=yesを使って道路に含めてください。

OpenStreetMapへバスルートの追加

ステップ 1 - ルート上のバス停をOpenStreetMapに追加する

バス停はより簡単にするために、標柱や待合室の近くの乗車位置にノードを配置します。 いくつかのバス停はウェイやエリアで追加することもできますが、ノードで追加することがわかりやすく、維持しやすいです。

一部の人は道路上のノードにpublic_transport=stop_positionのタグをつけて停止位置を示す場合もありますが、通常は必要ありません。 バス停を追加する簡単で推奨する方法は、標柱や待合室の場所のノードとしてです。

バスターミナルのように複数のバス停がある場合は、stop_areaを使用して、個々のバス停がすべて同じバス停の一部であることを示す必要があります。 バスのルートに追加する必要があるのは、個々のバス停のみで、リレーションは追加しないでください。

バス停には次のタグを追加します:

タグ 使用 説明
highway=bus_stop 必須 バス停を示す一般的なタグ highway=bus_stop
public_transport=platform 任意 公共交通機関のプラットフォームを示すタグで公共交通のルートで使用します。あまり一般的ではないですが、承認済みのタグです。 public_transport=platform
bus=yes 任意 プラットフォームがバスのものであることを示すタグです。承認されてはいませんが、この目的で広く使われています。 bus=yes
name=* 推奨 バス停の名称。特にpublic_transport=stop_areaがない場合は必要です。

バス停のエリアのリレーションがある場合は、このタグにバス停の番号を含めることができます。

name=渋谷駅
ref=* 推奨 バス停に番号がついている場合はその番号 ref=3154
local_ref=* 推奨 バスターミナルのようにバス停が多くあり、それぞれに番号がついている場合にlocal_ref=*を使用します。このタグは通常複数のバス停があるバスターミナルにのみ必要です。 local_ref=1
network=* 推奨 バス停のネットワークの名称。そのネットワークに応じて省略形や正式名称でもかまいません。近くでマッピングされている他のバス路線やバス停などを確認して、そのエリアでのネットワークのタグ付け方法を決めます。 network=都営バス, network=尼崎市内線, network=NYC Buses, network=TNSW
operator=* 推奨 バスを運行する会社や組織の名称。もし複数の会社が共同で使用している場合は、それぞれの社名をセミコロン(;)で区切って、並べて書きます。 operator=東京都交通局
shelter=* 推奨 雨をしのぐ待合室がある場合は'yes'、ない場合は'no'とします。 shelter=no
departures_board=* 推奨 バス停の出発案内の種類を示します。時刻表(timetable)、リアルタイムの出発案内(realtime)、なし(no)を選択します。 departures_board=timetable
bench=* 推奨 乗客が座って待つベンチがあれば'yes'、ない場合は'no'とします。 bench=yes
bin=* 推奨 バス停にゴミ箱があれば'yes'、ない場合は'no'とします。 bin=no
tactile_paving=* 推奨 バス停から道路に出ることがわかる点字ブロックがある場合は'yes'、ない場合は'no'とします。 tactile_paving=no
layer=* 地上にないバスターミナルでは必要

関連する道路が地上ではない場合は、必要です。

layer=-1
lit=* 推奨 バス停に夜間の照明がある場合は'yes'、ない場合は'no'とします。 lit=yes
surface=* 推奨 バス停がある場所の地面の状態を記述します。 surface=concrete

すべてのバス停をマッピングしたら、ステップ2に進みます。


ステップ 2 - バスルートのリレーションを新規作成する

PTv2では、異なるルートごとに1つのリレーションを作成します。

例えば、バスのルートに北行きと南行きのバスがある場合は、2つの別のリレーションを作成します。ルートが循環線の場合は、1つのリレーションだけです。

バスのルートのリレーションを作成する場合は、始発のバス停から停車順にバス停を並べます。


バスルートのリレーションには次のタグを追加します:

タグ 使用 説明
type=route 必須 リレーションがルートであることを示します。 type=route
route=bus 必須 ルートがバスのルートであることを示します。 route=bus
ref=* 重要 ルートのコード(番号など)を示します。ない場合はname=*が必須となります。

バス路線には使いやすい識別子が必要です。

ref=29C
public_transport:version=2 重要 ルートがPTv2の仕様に合わせて作られていることを示すために使用します。解析と検証が簡単になります。 public_transport:version=2
roundtrip=* 重要 ルートが循環線かどうかを示します。循環線で1つのリレーションしか作成しない場合は、値を'yes'にし、それ以外の一般的なルートでは'no'にします。 roundtrip=no
operator=* 推奨 バス路線を運行する会社や組織の名称。 operator=神奈川中央交通
network=* 推奨 バス停のネットワークの名称。そのネットワークに応じて省略形や正式名称でもかまいません。近くでマッピングされている他のバス路線やバス停などを確認して、そのエリアでのネットワークのタグ付け方法を決めます。 network=都営バス, network=尼崎市内線, network=NYC Buses, network=TNSW
opening_hours=* 推奨 バスルートの運行時刻。始発のバスが最初のバス停を出発する時刻から、最終のバスが最後のバス停に到着するまでの時刻。(方向が異なるとルートリレーションも別になり、そのルートに合わせた時刻にします。) opening_hours=Mo-Fr 07:23-18:44
interval=* 推奨 バスの運転間隔。フォーマットはHH:MM:SS, H:MM:SS, HH:MM, H:MM, MM, Mのいずれかです。右の例は6.5分間隔で運行することを示しています。 interval=00:06:30
duration=* 推奨 バスの所要時間。始発のバス停を出発し終着のバス停に到着するまでの時間です。フォーマットはHH:MM:SS, H:MM:SS, HH:MM, H:MM, MM, Mのいずれかです。右の例では31分かかることを示します。 duration=00:31
fee=* 推奨 有料の場合は'yes'とし、料金をcharge=*で記述します。無料の場合は'no'です。 fee=yes+charge=$2.25
bicycle=* 推奨 バスに自転車を載せられる場合は'yes'とします。自転車を載せられるバスは、前部に自転車用のラックを備えているものもあります。 bicycle=yes
wheelchair=* 推奨 車いすが利用できる場合は'yes'、そうでない場合は'no'とします。車いすが利用できるバスでは乗車用のスロープが備えられていたり、バスの中に車いすを固定するスペースがあります。 wheelchair=yes
from=* 推奨 バスの出発地の名前。バス停の名前でなくてもかまいません。 from=大阪駅
via=* 推奨 バスルート上の重要な経由地。経由地により路線が変わる場合には有用です。 via=市役所前
to=* 推奨 バスの行き先。多くのバスでは前面上部に行き先を表示しています。 to=東京駅
name=* 推奨 バス路線の'name'は特定のフォーマットで記述し、路線の正式名称ではありません。次のフォーマットで路線の説明を記述します: "name"="Bus <ref>: <from> => <to>" バス路線に"via"がある場合は、 "name"="Bus <ref>: <from> => <via> => <to>" です。 "=>" の代わりに "->", "-->", "→" のいずれかを使ってもかまいません。

ref=*, from=*, to=* のタグが記述されていれば、利用者は好きなように'name'を作成できます。

循環系統で"from"と"to"が同じ場合は、"from"と"to"を省略してもかまいません。 例えば、 Bus 池02:池袋西口 => 熊野町 => 池袋西口 ではなく、name=Bus 池02 としてもかまいません。

name=Bus 津71: 津田沼駅 => 谷津干潟
official_name=* 推奨 公式路線図などに路線名が記載されている場合はその名称を記述します。路線名が番号のみで名称を持たない場合はこのタグは使用しません。 official_name=西宮神戸線
colour=* 推奨 公式路線図に掲載されているバス路線の色。多くの路線では「公式の色」は持っていないため、そのような場合はこのタグは使用しません。

色の指定は16進形式か HTML カラーコード を使用します。

colour=#58912F

バス停をリレーションに追加

次にバス停をバスルートリレーションに正しい順序で追加します。ロールは"platform"とします。

バス停をリレーションに追加する際に重要なことは、停止する順番に並べることです。もしあるバス停に2回停車する場合は、2回追加します。

バス停のロールは"platform"にしなければなりません。多くの人がstop"を使用していますが、これは現在推奨していません。

バス停や道路の順序がおかしい場合は、正しい順序に並び替えます。

バス停が乗車のみ(entry only)または降車のみ(exit only)の場合は、ロールを"platform"の代わりに"platform_entry_only"または"platform_exit_only"とします。


道路をリレーションに追加

最後の手順として、バスルートに含まれる道路を正しい順序で 並べ、空の("") ロールとします。

OsmAndを含む多くのデータ利用者は道路をリレーションに追加せず、バス停のみ追加してもバスルートを利用できます。道路を追加することを推奨しますが、必須ではありません。

リレーションに道路を適切に追加するには、最初のバス停の出た後バスが通る道路を選択してリレーションに追加し、その後順番に道路を追加していきます。

ロールは空("")とし、"forward"、"backward"、"both"などのロールはいずれも無効です。

バス停でない場所でも乗降できる、自由乗降区間はhail_and_rideのロールをつけます。


これでリレーションは完成です。

ステップ 3 - マスターリレーションの作成

1つの循環系統のみのバス路線はマスターリレーションは不要です。roundtrip=yesのタグをつけた1つのリレーションのみとします。)

ルートマスターリレーションは、バス路線のネットワーク全体ではなく、1つのルートのすべてのバリエーションを表します。

バスルートの個々の行き先を別のリレーションとして追加したので、それらをroute master relationとして関連づけます。

ルートマスターリレーションにはルートの双方向の行き先を追加し、週末などで行き先が変わる場合はそれらも別のリレーションとして作成し、マスターリレーションに追加します。


ルートマスターリレーションへタグを追加

タグ 使用 説明
type=route_master 必須 リレーションがルートマスターであることを示します。 type=route_master
route_master=bus 必須 ルートマスターが バス のものであることを示します。 route_master=bus
ref=* 必須 番号が存在しない場合は、代わりに official_name=* が必須となります。 ref=800
name=* 推奨 個々のリレーションと同様にこの値はルートの公式名称であってはなりません。

次のフォーマットとします: "Bus <ref>".

name=Bus 800
operator=* 推奨 バスルートを運行する組織の名称。 operator=北海道中央バス
network=* 推奨 ネットワークの名称。近くでマッピングされている他のバス路線やバス停などを確認して、そのエリアでのネットワークのタグ付け方法を決めます。 network=都営バス
official_name=* 推奨(存在する場合) 公式路線図に路線名が記載されている場合に使用します。公式な路線名がない場合はこのタグは使用しません。 official_name=尼崎芦屋線
ref:<修飾子>=* 重要(複数の番号が存在する場合) 運行会社によって2つ以上の異なる系統番号を使用している場合に使用します。 ref:OPT=OCHref:TTA=420

子のバスルートリレーションをマスターリレーションに追加

マスターリレーションのタグを付加した後で、個々のルートのリレーションをメンバーとして追加し、ロールは空("")とします。


ネットワークリレーション

主な記事:Relation:network#Public transportation networks

ネットワークをリレーションとして作成することができますが、複雑になります。 network=* タグを使用してルートを関連づける方を推奨します。

バスルートの例

Chapel Hill Transit NS: route master relation

London Buses route 12: route master relation

バスルートの削除

バス路線全体が廃止されるとルートマスターとルートリレーションも削除します。バス停は物理的に撤去されない限りは削除しないで下さい。名前が変わったり路線名が変わった場合に再利用できます。

バスマップ

以下のサイトではリレーションデータに基づくバスルートを描画します。

都市毎のバス定義

下記のリンクからたどって下さい。

Category:Bus routes by country.
Category:Public transport by country.


提案